アクセサリーがめっちゃ豊富に?Pixel 9の現時点で分かっていること

国内においては前モデルが安すぎたのか高価格化して批判されているGoogle Pixel 8 Proですが以前よりターゲット層が分かりやすく、さらにGoogleの拘りも明確になっています。

詳細は「使ってみて分かった。Pixel 8とPixel 8 Pro。どちらを買うべきか」をご参照下さい。また先日には12月のFeature Dropが配信を開始しており、これでようやくPixel 8 Proがスタートラインに立てたという感じです。

詳細は「まさに神アプデ。Pixel 8 Proが12月のアプデでゲームにカメラを強化」をご参照下さい。さて今回は今年の10月に正式発表が予測されているGoogle Pixel 9シリーズの現時点で判明していることについて簡単にまとめたいと思います。

ラインナップは変更なし?

例年通りであればGoogleは10月にフラッグシップモデルを発表する流れでPixel 9も同じ可能性。となるとデザインなどは最終段階に入っている可能性があり開発する方として大詰めの可能性。

まず機種名に関しては現時点で確定的な情報はありませんがおそらくPixel 9になると思う。一方で現時点で判明しているコードネームは2種類で両機種とも爬虫類から採用しています。

ちなみにGoogleは年度代わりのタイミングで採用するコードネームのカテゴリーを変更します。2023年に登場したPixel 8とPixel 8 Proはシバとハスキーで今年の5月に正式発表が予測されているPixel 8aはアキタで開発中の折畳式機種と合わせて犬科から採用されています。

つまり爬虫類のコードネームを採用した機種は2023年モデル扱いではなく2024年モデル扱いに。合わせてGoogleの2025年までのタイムラインによるとPixel 9シリーズは3モデル構成との噂。

ただ現時点では2種類しか判明しておらず従来通り無印とProの2モデルになる可能性があります。

仮に最初から準備しているのであれば3機種分見つかっても良さそうですが現時点では見つからず。また現時点で見つかっていないからといって3モデルにならないと完全に否定出来ない状況です。

とはいえ現状を見ると3モデル構成を期待するべきではなく2モデル構成になると思った方がいい。ちなみにGoogleはティックトック戦略を採用していると予測されており偶数のナンバリングを採用したモデルのタイミングがメジャーアップデートで奇数のタイミングはマイナーという流れ。

このことを考えるとPixel 9シリーズではラインナップの大きな変更は考えにくいのかもしれません。

大型化する可能性。

そして現時点でデザインに関する情報はありませんがマイナーのターンであることを考えるとデザインの刷新は期待できずブラッシュアップはあれど大きく変化することはない可能性がある。

ただPixel 8が光沢仕上げだったのでPixel 9ではシリーズで揃えてマット仕上げになるかも。また例年通りであれば正式発表の約半年前に有名なリーカーがデザインをリークすることが多い。

ちなみにPixel 8aのデザインは例年よりちょい早めで2023年の10月にリークしておりPixel 9シリーズに関しては例年通りであれば3月頃で今年はちょい早く2月頃になる可能性も。

ディスプレイ関連の情報に精通しているRoss Young氏はPixel 9シリーズのディスプレイサイズは現行モデルよりも大きくなることに言及しているので本体サイズも大型化する可能性があります。

ただどの程度大きくなるのか不明で3月頃にレンダリング画像がリークすれば分かりやすくなります。ちなみに現時点でPixel Fold 2や噂されているPixel Flipのデザインがリークしていません。

このことを考えると折畳式機種は5月開催予定のGoogle I/Oで発表される可能性は低い可能性も。今後新たに爬虫類のコードネームを採用した機種が判明すれば折畳式機種の可能性もあります。

一部スペック。

次にスペック部分ではディスプレイサイズが大きくなる可能性があること程度しか分かってないです。なので容量構成などがどうなるか不明ですがGoogle Tensor G3の時点でUFS4.0に対応との話。

そのため今後大容量モデルを強化していくのであればストレージ規格を強化してほしいところ。そしてコードネームと紐づいてくる部分でもありますがGoogle Tensor G4を搭載する可能性。

処理性能の大幅な向上は期待できず。

現時点でアーキテクチャは判明していませんがGoogle Tensor G3のコードネームがZumaに対してGoogle Tensor G4はZuma ProとされておりGoogle TensorとGoogle Tensor G2に似ている。

そのためGoogle Tensor G3と同じくSamsungの4nmプロセスルールを採用することやメインコアにCortex-X3を採用するなどマイナーアップデートに留まる可能性があります。

Google Tensor自体ベンチマークを意識したチューニングをしていないとしていますが仮にマイナーアップデートであればベンチマークは他社のSoCと大きく離される可能性があります。

12月にFeature DropにおいてGPUドライバーが更新されゲーム性能が底上げされたことが判明。

ベンチマークスコアも108万点前後から118万点前後に底上げされましたがSnapdragon 8 Gen 3は200万点を超えておりSnapdragon 8 Gen 4ではTSMCの3nmプロセスルールを採用した上でCPUはオリオンコアに刷新すると予測されておりベンチマークはさらに伸びる可能性があります。

そうなるとGoogle Tensor G4ではクロック数などを変更したとしても2倍以上の差がある可能性。おそらくメインコアとミドルコアのクロック数強化に加えGPUの刷新程度に留まる可能性あります。

Google Tensor G3を見ているとスロットルダウンがさらにきつくなった印象をうけるのでパフォーマンスをあげたくても発熱と電池持ちとのバランスを考えると厳しいという流れなのかも。

AIをより強化。

何より大幅な処理性能の改善には期待出来ないですがAI関連の機能をどう底上げしてくるのか。今後Googleがどうするか不明ですが動画ブーストはオンライン処理でオフライン処理にできるのか。

また現時点だとPixel 8 Proのみが対応していますがGemini Nanoの統合をどんどん進めるのか。ちなみに事前情報によるとPixel 9シリーズではAIアシスタントをより強化する可能性があること。

例えばGoogleレンズで商品検索をすることが可能ですが今後最寄の販売店でその検索した製品が現在地を起点に販売されている最寄の店舗までのルート案内ができるようになると言われています。

現状だとGoogle AssistantがAIアシスタントに近い立ち位置ですが今後はPixelに合わせてよりパーソナライズされる可能性があるとしておりAIが強化されることに違いはないと思います。

ただAIが強化されたとしてもオフラインで処理出来なければ本領が発揮出来ないという感じです。GoogleがAIに力を入れているからこそGoogle Tensor G4ではしっかり処理してほしいところ。

ちなみに例年通りであれば6月頃からSamsungが大量生産を開始すると言われています。Samsungに製造を委託する最後のSoCになる可能性があるので有終の美として終われるように。

アクセサリーがより豊富に?

また2023年の後半に登場した中華系の機種は大型バッテリーを搭載することで電池持ちを改善。Pixelは現状電池持ちが大きな課題となっているからこそしっかり改善してほしいところ。

とはいえPixel 8はPixel 7よりバッテリー容量が増えたのに電池持ちはかなり悪化している。なのでバッテリー容量が全てではありませんがバッテリー容量の増加に期待したいところです。

現時点でバッテリー関連のスペックで可能性があることとしてはQi 2に対応するかもしれない。Googleの幹部が示唆しているので早ければPixel 9シリーズで対応する可能性があります。

現行モデルで見るとPixel Stand 2を使うことでPixel 8は21WでPixel 8 Proは23Wで充電。一方でQi対応の充電器だと最大で12Wでの充電ですがQi 2に対応することで最大15Wに対応。

充電速度で見れば面白みがありませんがiPhoneのように本体にマグネットを内蔵する流れ。

なのでMagSafeのようにマグネット式のワイヤレス充電に対応する可能性があります。Googleが純正品を出す可能性がある一方でQi 2対応のアクセサリーがより豊富になることでマグネットを使ったアクセサリーが増えるのでiPhoneのように充実してくる可能性があります。

本来の目的である充電で見ると大して変わらない感じですがアクセサリーで遊べるようになります。今年はAndroidでもqi 2対応機種が出てくるといわれているので今から非常に楽しみです。

カメラの刷新に期待できず。

最後にカメラですが現時点ではカメラセンサーに関する情報が全くない状態です。マイナーアップデートのターンなので単純に考えればPixel 8シリーズと同じになる可能性がある。

ユーザーから見ればカメラセンサーの刷新がないと面白みがないですがメーカーからすると同じセンサーを採用することで一貫した画像処理がしやすくセンサーの生産も安定させやすい。

つまりコストカットをできる可能性があり他のコンポーネントにコストを回せるようになる。一方で以前より散々言われていたSamsungのGN2を採用するとの話はどうなったのか現時点で不明。

GoogleはスタッガードHDRに対応するために刷新すると言われていましたが実際には別のセンサーを採用しておりコストの問題などから見送られたのか完全にフェイクだったのか現時点では不明です。

少なくともAIとカメラを売りにしている機種だからこそハード含めてしっかり底上げしてほしい。PixelがSonyのLYTセンサーを搭載しても非常に面白いと思いますが当面はSamsungなのか不明です。

まとめ

今回は現時点で判明しているPixel 9シリーズの噂についてざっくりとまとめてみました。個人的には楽しみですが一方でPixel Buds Pro 2やPixel Fold 2が登場するのかも気になる。

価格が強みであるPixelですが今年はどのような価格設定をしてくれるのか非常に気になるところ。

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