2024年1月。スマホの購入を考えているなら待った方がいい3つの理由

先日にはシンガポール版のGalaxy Z Flip 5を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Galaxy Z Flip 5 開封レビュー。世界で最も売れる折畳式機種」をご参照下さい。

さらに今年Samsungにとって主力機種であるGalaxy Z Fold 5を購入しましたが、やはり折畳式機種の中でカスタマイズ性はピカイチという感じです。詳細「Galaxy Z Fold 5 開封レビュー。現行デザイン集大成に相応しい見事な完成度」をご参照下さい。

さて今回2024年に1月にスマホの購入を考えているのであれば待った方がいい3つの理由について主観的にまとめてみたいと思います。

目ぼしい新製品があまりない。

まず1月に注目すべき機種はGalaxy S24 Ultraで事前情報通りであれば1月17日に正式発表。一部噂によるとSamsungは少しでも早くSnapdragon 8 Gen 3搭載機種を発表するために例年より約1ヶ月程度前倒しをして正式発表すると言われていますが真意は分からないところ。

何よりGalaxy S23シリーズがここ数年のSシリーズの中でもかなり好調であったことからもこの勢いを継続させたいという感じの可能性もあり逆にGalaxy S24シリーズは失敗出来ません。

デザインはすでにリークしており現行モデル対比でぱっと見のデザインはほとんど一緒です。ただスピーカーグリルの形状が変更されたり物理ボタンの形状が僅かに変更という感じ。

また分かりやすい変更点としてはGalaxy初のチタンをサイドフレームに採用していることです。そのため現行モデルと質感が異なり指紋がより目立ちにくくなるのは個人的には嬉しいところ。

ディスプレイに関しては表示解像度などに変更はありませんがディスプレイ輝度の改善。現行モデルが最大1750nitsですがGalaxy S24 Ultraは2600nits程度になるとの予測。

基礎スペックに関してRAMは一時期16GBに対応すると予測されていましたが変更がない可能性。また一部噂でストレージは最大2TBに対応とも言われていますが1TBが最大の可能性が高い。

ディスプレイ含めてリーク情報をみる限り大きな進化はなく何よりSnapdragon 8 Gen 3を搭載することで現行モデルが実現した驚異的な安定性を継続することが可能かが一番重要です。

ちなみに先行で発表されている他社の機種はバッテリー容量も増やすことで電池持ちの改善。一方でGalaxy S24 Ultraは5000mAhのバッテリーを搭載すると予測されていることからも単純にSoCの電力効率改善とソフトによるチューニングでいかに最適化できるかという感じです。

現行モデルでも十分な電池持ちを実現していることからも最低でも悪化しなければいい感じです。ただ悪化した場合は全体的な評価がかなり下がる可能性があり現行モデルでも十分な可能性。

ちなみにカメラに関して現行モデルは3倍/10倍の望遠レンズを搭載していますがGalaxy S24 Ultraは3倍/5倍の望遠レンズの組み合わせになると予測されておりメインや超広角は変更なく望遠のみ刷新されるとしていますがリーカーによると10倍撮影は最悪との評価。

ほぼ製品版に近いファームウェアでもノイズがひどく明らかに悪化していると評価しています。何よりカメラ含めてスペックの進化があまり期待できないからこそ安定性は重要になる。

またAIに力を入れてくる可能性がありリアルタイム翻訳機能などに対応する可能性がある。ちなみに一部市場では価格が据え置きになると予測されており国内での発表は2月頃の可能性。

何よりGalaxy S23の購入を考えている人は2月まで待った方がいいのかもしれません。

MWC2024が開催へ。

国内での新製品の始まりはおそらくGalaxy S24シリーズからになる可能性が高いです。一方でグローバル市場でみると2月下旬にはMWC2024が開催予定で各社出展する可能性。

なので現時点で大陸版しかない機種であってもMWCでグローバル版が発表される可能性があります。またMWCで発表されなくても2月下旬までにグローバル展開がある機種は大方揃う可能性あり。

例えばHonorは2024年第1四半期に折畳式機種であるHonor Magic V2を発売することを明言。もちろん何かトラブルがあったら延期される可能性がありますが大陸版が2023年7月に正式発表されたことを考えると第2四半期になると後継機種が出てきてもおかしくない時期に。

また同社にとってフラッグシップモデルとなるHonor Magic 6シリーズを発表する可能性。HonorはGMSの解放に力を入れており現時点ではHonor Magic 5シリーズにHonor Magic V2と対象機種は限定されていますが申請することでGMSを有効化することが可能になっています。

Honorにどのような狙いがあるのか不明ですが素人目で見ればグローバル展開もしやすいようにソフト環境の構築に力を入れていると考えることができ折畳式機種ですらグローバル展開をしていることを考えるとフラッグシップの最上位モデルも展開される可能性があります。

またXiaomiは昨年と同じ流れであればMWCでXiaomi 14のグローバルモデルを発表する可能性。HyperOSに切り替わったことでROM焼きのハードルも上がったことから今まで以上にグローバルモデルが注目を集める可能性がありますが直近の情報だとXiaomi 14のみの可能性。

Xiaomi 14 Proは内部コードからもグローバル向けの開発が中止になった可能性があります。またXiaomi 14 Ultraの噂はありますが2月に正式発表される可能性はかなり低いです。

例年通りであれば4月から5月頃に正式発表される可能性がある一方でXiaomi 14 Proのグローバル展開がないのであればXiaomi 14 Ultraもあまり期待出来ないという感じかも。

さらに独自の画像処理エンジンの開発をやめたことも影響しているのかカメラが大幅に強化されたOppo Find X7シリーズも正式発表される可能性があり期待が高くなります。

一部情報では無印/Pro/Ultraの3モデル構成になると予測されておりOppo Find X7 UltraはSonyのLYT-900を初めて搭載した機種になる可能性があり期待値は高くなります。

一部情報によると1月に中国で正式発表されると予測されていますがMWCのタイミングで最上位含めてグローバルモデルが発表される可能性があると予測されているので非常に楽しみです。

国内で導入される可能性は低いですが中華メーカーからより多くグローバルモデルが発表かも。

国内はまもなく商戦時期に。

そして国内でみると新製品はあまり期待できませんが2月から3月にかけて年度末の商戦期です。2023年12月27日の法改正で今までのような割引が出来なくなりましたがキャリアや小売店は売れないと嘆いても仕方ないので商戦期に合わせて仕掛けてくる可能性があります。

特にSoftBankは法律の抜け道を探すのが上手いので最初に仕掛けてくる可能性がありえます。結局法改正とはいえ小売店からすれば前年の数字にどこまで迫ることができるかが重要です。

なおさら新製品があまりないとなれば売り方で勝負していかないとかなり厳しいことになる。

なのでよほどのことがない限り1月はスマホの購入を見送って新製品が欲しい場合は最低でもGalaxy S24シリーズの正式発表を待った方が良く自分のような海外スマホが好きなオタクはMWC2024で大きな動きがある可能性があるので3月頃までじっくり待つのがありだと思います。

また一般ユーザーからすれば少しでも安く買い替えができた方がいいと思うので商戦期に入るまで待った方がよく多くのユーザーにとって1月は待機状態の方が幸せになれる可能性が高いです。

国内市場で新製品ラッシュになるのはおそらく第2四半期に入ってからの話で2023年で見ればAQUOS R8シリーズにPixel 7aにXperia 1ⅤやXperia 10Ⅴは5月に正式発表されています。

そのため2024年も夏モデルが出揃うのは5月から6月頃になる可能性が高くミドルレンジはまばらに追加される感じで国内の新製品ラッシュが始まるのはまだまだ先の話になると思います。

なので2024年の新製品が欲しい人は5月頃まで待つ感じで新製品にあまり拘りがない人は2月から3月にかけて購入する感じで動きとしてはある意味非常に分かりやすいと思います。

あとはGoogleが3月から4月頃にかけて新生活応援セールで5月頃にGWセールを開催するかも。なので隙間に行われるセールをどう捉えるかはユーザー次第で欲しい機種をある程度最初から定めておいた方が買い時を逃す可能性は低くなるのではないかなと個人的に思っています。

ちなみに4月頃になると中国ではXiaomi 14 UltraやVivo X100 Pro+など最上位モデルが発表される可能性がありvivoに関してはvivo X Fold 3など折畳式機種を発表する可能性も。

とりあえず1月はスマホ市場にとって隙間であり注目度も下がりやすい時期になると思います。

まとめ

今回は2024年1月にスマホを購入するのは待った方がいい理由についてまとめてみました。有名なリーカーですら1月や2月は閑散期になるから目ぼしい機種は出てきにくいとしているくらい。

2024年も楽しみな機種がある一方でキャリアのラインナップはそろそろリフレッシュして欲しい。前の年に発売した機種たちの後継機種を扱ってもマンネリ化するだけなので面白みがなくなる。

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