PixelにXperiaと。機能制限なしでAndroidの電池持ちを改善する5つの方法

先日にはPixel 8シリーズが正式発表されたばかりですが早くも来年の5月に正式発表される可能性がPixel 8aのデザインもリークしています。詳細は「Pixel 8aのほぼ確定的デザイン判明。想定していたほど小型化せず」をご参照下さい。

一方で米Amazonでは既存のPixelの大幅値引きが行われておりPixel 7に関しても信じらないような魅力的な価格で販売されています。詳細は「米Amazon。Pixel 7を信じられないほどの魅力的な価格で販売中」をご参照下さい。

さて今回はPixelやXperiaなどAndroidの電池持ちを改善させるための5つの方法について簡単にまとめたいと思います。

燃費が悪いアプリを把握する。

メーカーにもよりますがスマホの電池持ちを少しでも長くするためにバッテリーセーブ機能がある。とはいえ機能が制限されることからも最終手段として出来るだけ使いたくないユーザーもいます。

何よりバッテリーセーブ機能は使う前にユーザー自身が見直すべきこともあり一つ目はアプリです。

調査会社が燃費の悪いアプリランキングを一定の間隔で公開しており上位は大体いつも一緒です。一位はFitbitで2位はUberに5位はFacebookと自分もインストールしているアプリがランクインしている。

Fitbitを使っているユーザーはもちろんPixel Watchを使っているユーザーにとっても必須。ちなみにPixel WatchアプリはPixel Watchの設定など管理をするためだけのアプリで計測したヘルスケアデータを管理するにはGoogle FitやFitbitなど別のアプリが必要になる。

GoogleもFitbitを推してくることからもPixel Watchユーザーは使っている人が多いと思う。ただ残念なことに燃費が悪いアプリとして有名で電池持ちに悪影響を及ぼしている可能性が高い。

逆にGoogle Fitは上位にいないことからも電池持ちが気になるならアプリを切り替えてもいい。

その他8位となっていますがInstagramも割と有名でバックグラウンドで動作していると電池持ちにかなりの影響を及ぼしていると言われており削除して大幅改善したとの報告もある。

とはいえ普段使っているアプリを電池持ち改善のために削除するのは難しいところだと思います。なのでここで重要になってくるのは使っていないアプリや使用頻度がかなり低いアプリは削除。

Google自身も不要なアプリの削除は推奨しており可能な限り削除した方がいいと思います。分かりやすいタイミングとしてはスマホの買い替えのタイミングでデータ移行をした後に新しいスマホの方で不要なアプリは一度見直しをしておくと良いリフレッシュになるかも。

またインストールした後にそこまで使わなかった場合はすぐにアンインストールしてもいいと思う。さらに不要なアプリの削除はセキュリティ対策にも有効だとされており見直した方がいいと思う。

標準搭載されているすべてのアプリが削除できるわけでもなくキャリアアプリはネックです。ただ使わないと放置するのであれば一手間かけてすべて無効化しておくだけでも違うかも。

アプリの定期的な見直しは少なくとも調査会社のレポートからもかなり有用であると思います。

Google関連の同期をオフにする。

次に2つ目としてクラウド経由の同期でAndroidの電池持ちに悪影響を与えやすいのがChromeです。

AppleのiCloudもそうですが同期をオンにしておくと同じIDでログインしている端末なら同期されているので便利である一方で同期が常にオンになっているとバックグラウンドでの処理が増えるため結果消費電力が増え電池持ちが悪化する。

そしてAndroidで電池持ちにかなり影響を及ぼしていると言われているのがChromeの同期機能だと言われています。

何より分かりやすい方法としては本体の設定からアカウントでGoogleを選択して同期をオフに多数のデバイスで使い分けをしている人であればオンにしておいた方がいいと思いますが基本スマホ一台しか使わない人や他のデバイスを使うとしても頻度が少ない人はオフにすればいい。

もちろんオフにすれば同期はされなくなりますが同期をしたい時に一時的にオンにすればいいです。なので電池持ちが気になる人はGoogleの同期機能を確認しておくのほうがおすすめという感じ。

バッテリーセーブ機能のように本体のスペックが制限されるわけでもないので便利かもです。

以前より言われていることですがGoogleのGMS関連の消費電力はかなり多いと言われています。よく言われたのが2019年頃でHuaweiがエンティティリストに追加されたことでGMS非搭載に当時はまだ抜け道があり一部GMSは使うことができましたがそれでも電池持ちが改善したとの話。

GMSが当たり前であることからも気にするユーザーも少ないと思いますが大陸版を使うと非常に分かりやすく必須であるので仕方ないとはいえGMS自体は燃費が悪い。

もちろんOSのバージョンによってもあたりはずれがあるので何ともですが自分に必要ない機能をオフにすることで電池持ちを改善することができるのであれば試してみる価値はあると思います。

放電の重要性。

そして3つ目としてはバッテリーの管理方法で購入後に複数回放電してみるのがおすすめです。スマホの初期設定直後はクラウドとの同期など含めてバックグラウンドでの処理が非常に多い。

そのため消費電力が多く発熱もしやすく電池持ちも悪い上にバッテリーの最適化も終わらない。バッテリーの最適化は機種によりますが一般的には1週間から10日くらい見てほしいところ。

なので長い目で見れば初期設定してから2週間してようやく落ち着いてくる感じになります。ただPixel 7aのように電池持ちが悪い機種は落ち着いたとしても電池持ちが悪いままです。

これはXのフォロワーさんに教えて頂いたのですがPixel 7aを購入後に2回ほど放電。つまり電池残量を完全に0%の状態に2回したらPixel 6a並まで電池持ちが改善したとの話。

絶対改善するとはいえず全ての機種でも同様の効果があるかは不明ですが試してみる価値はある。

バッテリーを劣化されないようにするためフル充電にしないことはどんどん意識されており充電完了を90%や80%でとめる機能も追加されてきていますが放電はあまり意識されず単純に電池持ちが悪い機種であれば1日もたないことで電池がなくなって必然的に。

放電されていることもあると思いますが購入から一度も電池残量が0%になったことがないならあえて電池残量をなくして放電してあげるのもありで改善したらラッキーくらいのイメージがいい。

Android14へアップデート。

次に4つ目としては対象機種が限定されてきてしまいますがAndroid14にアップデートすること。

メジャーアップデートは不具合やバグの修正に加え新機能の追加がメインという感じですがOSの世代によって燃費が悪い世代もいれば燃費がいい世代もいると言われておりAndroid 14はGoogleがかなりテコ入れしたことで燃費がいい。

Android14では省電力の最適化が強化されており一つ目としてはアプリがバックグラウンドで無期限にアクティブを維持できる抜け穴を修正したとしています。この抜け道を逆に利用していたアプリもあるくらいで何よりバックグラウンドで無駄にアクティブになっているのでは燃費にもRAMにも良くないです。

次に2つ目としてAndroidがアプリへの接続やバッテリー寿命など特定の状態の変化を伝える方法を変更したことで3つ目としてキャッシュされたアプリをフリーズさせるための時間は従来10分だったのが10秒に短縮したこと。

一方でキャッシュされたアプリの最大数が32から1024と大幅に増加していることも判明しておりバックグラウンド処理の最適化に加えアプリのキャッシュを見直したことでAndroid14にアップデートした機種の電池持ちが改善。

また消費電力が減ることで発熱の抑制にも繋がりPixelやXperiaのユーザーからも改善したと報告がかなり出ておりAndroid14へアップデートするだけでも期待できる状況にあります。

ただアップデートによってバグや不具合が新たに発生した場合は逆に悪化する可能性も。個人的には偶数のナンバリングを採用したバージョンはあまり燃費がいいという印象がない。

ただAndroid14に関してはあたりっぽいのでアップデート対象機種のユーザーは楽しみに。

サイドローディングをしない。

最後に5つ目としてセキュリティ対策にもなりますがapkなどのサイドローディングをしない。ほとんどのユーザーはGoogle Play Storeで配信されているアプリを使用していると思います。

ただXperiaで見れば廃止となった純正のアルバムアプリやキーボードアプリを使いたくてサイドローディングをしていることがあると思いますがGoogleは基本推奨していません。

iOSと比較してAndroidのセキュリティが上がらない一つの理由がサイドローディングの有無。APKにマルウェアなどが仕込まれていることもあり結果自分のスマホに感染してしまう可能性。

仮に盗聴されているとすれば消費電力が増えるので結果電池持ちが悪化する可能性が高いです。

GoogleにしろAppleにしろ自社のアプリストアのセキュリティチェックを強化していますが完全とはいえずマルウェア自体がどんどん巧妙になっている。

最近知ってびっくりしたのがGoogle Play Storeで配信されている時は大丈夫だけど後にアップデートをすることでマルウェアを仕込んでGoogle Play Storeのセキュリティチェックを抜けているとの話。

なので最初の話とも重複しますが不要なアプリはアンインストールするべきでapkに関してはよほどのことがない限りはインストールしない方がよくインストールするのも自己責任という感じ。

トロイの木馬などに感染してしまったら電池持ちがどうこうという話ではなくなりますが何か感染することで盗聴やデータの引き抜きや遠隔操作などで電池持ちが悪化する可能性も。

なのでセキュリティアップデートは重要であることに加えサイドローディングはしない方がいい。

まとめ。

今回はAndroidを中心として電池持ちを改善させる方法について簡単にまとめてみました。これらの方法は機種自体が元々持っている電池持ち以上に改善することはありません。

ただ出来るだけマイナスになるものを防ぐことで本来の電池持ちに近づく可能性はあります。機能制限をすれば電池持ちが改善するのは当たり前なので制限する前に試してほしいところです。

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