PixelにXperiaと特徴別でまとめてみた。2023年おすすめスマホ5選

先日にはPixel 8シリーズが正式発表されたばかりですが早くも来年の5月に正式発表される可能性がPixel 8aのデザインもリークしています。詳細は「Pixel 8aのほぼ確定的デザイン判明。想定していたほど小型化せず」をご参照下さい。

一方で米Amazonでは既存のPixelの大幅値引きが行われておりPixel 7に関しても信じらないような魅力的な価格で販売されています。詳細は「米Amazon。Pixel 7を信じられないほどの魅力的な価格で販売中」をご参照下さい。

さて今回は2023年に購入した機種の中から5つのおすすめの機種について簡単にまとめたいと思います。

価格かつトータルバランスが優先の人向け

まず一つ目の機種として価格優先かつトータルバランスが優先であればPixel 7aがおすすめです。フラッグシップと比較すればGoogle Tensor G2のパフォーマンスは劣りますがそもそもターゲット層となっている一般ユーザーからすればベンチマークはどうでもいいところ。

とはいえ80万点近くでるので日常使いであれば200万点あったとしても差を実感出来ないレベル。一部情報によるとPixel 7a用のGoogle Tensor G2は廉価なパッケージング技術が採用との話。

そのため通常のGoogle Tensor G2と比較して発熱がしやすいと言われておりまさにその通り。また発熱がしやすいということは消費電力が多いということなので電池持ちにも直結します。

実際に使った感じとして使えば使った以上に電池が減るという感じですが使わないとほぼ減らない。なので使用頻度が少ない一般ユーザーからすればそこまで電池持ちが悪いと感じることはないかも。

逆にコスパという言葉につられすぎて購入したヘビーユーザーは電池持ちが悪いという感じ。Pixel 7aの分かりやすいデメリットとして発熱のしやすさと電池持ちの悪さという感じですがそれ以外はバランスがよく90Hz表示に対応したことでiPhone 15などより残像が感じにくい。

個人的には残像が感じにくい=目が疲れにくいだと思っており目に比較的優しい仕様に。カメラはフラッグシップと比較すれば劣りますがミドルレンジの中では抜群の安定性です。

やはり以前よりハードに依存せずソフトに注力してきたからこその安定性があると思います。少なくとも一般ユーザーの求める簡単に綺麗に撮れるというニーズをしっかり満たしていると思う。

またdocomoから発売されたことで大手キャリアで購入できるようになったのは大きく以前までバンドの問題もありましたがdocomoにも最適化されたので購入しやすくなった。

そして少しでも長く使いたいと思うユーザーにとってアップデートサポート期間が最大5年。日本市場における平均機種変更サイクルが4.3年と言われているのでギリギリ満たしている感じ。

直販版は先日に値上げされて6万円後半になりましたがau版に関しては6万円前半で購入できる。ターゲット層じゃないユーザーが買って不満ばっかり言われているという感じですが一般ユーザーにとっては分かりやすくトータルバランスが良く価格もそこまで高くないです。

またiPhoneには劣るとはいえアクセサリーも豊富になってきているのも魅力の一つです。

快適性を優先しつつ電池持ちも妥協したくない人向け

次に2つ目の機種として操作性を犠牲にせず電池持ちも重要視している人にXperia 5Ⅴです。デュアルレンズカメラになったとかベゼルが太いとか評判はあまり良くない機種ですが実際に使ってみると抜群の安定性でハイエンドでこの筐体サイズでこの電池持ちはすごいです。

Xperia 5Ⅴは前モデルと比較すれば本体の厚みが増した上で重くなってしまいましたが横幅が68mmで重さも180gちょいとハイエンドの中では取り回しがしやすい機種に違いはない。

また筐体サイズが小さくなればなるほど内部スペースが制限されるため大型バッテリーを搭載しにくいですがXperia 5Ⅴは5000mAhとフラッグシップモデルに遜色ないバッテリー容量。

自分の使い方だと寝る前の電池残量が60%から70%のことが多くガチでゲームをやるわけでもない。ただミドルレンジのもっさり感が嫌だと思う人にとって処理性能も電池持ちも相性が良い。

海外サイトのバッテリーテストを参考にするとゲーミングスマホをのぞいて今年発表された機種の中でも抜群のスコアでハイエンドもここまで電池持ちが良い機種が出たかと思うくらい良い。

またデュアルレンズカメラになったことで劣化としたといわれていますがXperia 5Ⅳの望遠はポートレート撮影専用という感じだったのがXperia 5Ⅴではメインカメラセンサーが吸収。

以前は光学2.5倍の60mmの撮影に対応していましたがXperia 5Ⅴでは光学2倍の48mm撮影に対応。そもそもズーム倍率を優先するために望遠レンズを搭載したわけではなくむしろサイズが小さい。

望遠レンズよりもクロップとはいえ大きいメインカメラセンサーの方が綺麗に撮れることが多い。なので数が減ったから退化したという声に騙されないで欲しいと思うところです。

むしろ48mmは人間の目の画角に近くポートレート撮影で最適と言われるくらいなので使いやすい。また今や珍しいイヤホンジャックやSDカードスロットを搭載した貴重な選択肢になっています。

快適性と電池持ちを求めるユーザーにとって丁度いい機種でネックなのは価格という感じです。直販版で13万9700円と頑張ってくれている方だと思いますがちょっと高いかなという印象です。

ちなみに期間限定で1万円のキャッシュバックで12万9700円で購入できますが個人的には12万円以下で購入できるのであればかなり印象が違ったのかなと思っています。

キャリアモデルはいうまでもなく高いので気になる人には直販版をおすすめしたいところです。

出来るだけ同じ機種を長く使いたい人向け。

そして3つ目の機種として可能な限り長く使いたいと思うユーザーにPixel 8がおすすめです。Google Tensor G3のベンチマークスコアを見ると100万点と2年前のフラッグシップと同等。

ゲーム向きとは言えませんがそれなりに快適かつ長く使える機種が欲しい人にピッタリです。先ほどのXperia 5ⅤはPixel 8と比較すると圧倒的に電池持ちが良いですがサポート期間は最大で3年と言われている中でPixel 8はメジャーアップデート含めて最大7年と圧倒的。

同じ機種を7年も使いたいと思う人は限定的だと思いますが飽きるまで使える感じです。もちろん大手キャリアから販売されているのでサポート体制にも不安がないという感じです。

一方でこれだけ長く使えることを考えるとサポート体制が薄い直販版は微妙かもしれないです。

先ほどのPixel 7aも一緒ですがPixelの強みとしてはキャリアモデルであってもキャリアのアップデートサポート体制の影響を受けることなくGoogleから直接配信されます。

同じAndroidで見るとGalaxyのハイエンドは最大で5年のアップデートサポートと手厚い。ただ国内においてはキャリアモデルがメインでキャリアのサポート体制に影響を受ける。

一方でiPhoneはPixelのようにキャリアの影響を受けないのが魅力で最大は5年と長めです。それでもPixelの方が魅力に感じる部分としては基本月に1回はアップデートがあることです。

なので何か不具合が発生した場合など定期的に修正してくれることに加えセキュリティも最新。アップデートの回数で見ればPixelに勝る機種はなく今後サポート期間が同じになっても回数で見ればアドバンテージがある可能性があり手厚いサポートは長く使いたいユーザーに嬉しい。

電池持ちはかなり残念な部分ですがカメラはPixel 7aより強めで他社のフラッグシップともそこまで遜色があるわけではなくAIを利用した音声消しゴムマジックや編集マジックにも対応。

Pixel 8 ProほどAI関連機能が手厚いわけではありませんが最低限は楽しめる感じです。また近年スマホが大型化する中でPixel 8のサイズ感は良くコンパクトモデルに近いです。

価格に関しては前モデル対比で3万円近く値上がりしましたがそれでも11万円ちょいで購入できる。11万円で購入できるハイエンドとなればZenfone 10くらいと競争力があることに違いないです。

何よりある程度快適かつ出来るだけ長く使いたい人にとっておすすめの機種という感じです。

とにかく良いiPhoneが欲しい人向け。

次に4つ目の機種としてiPhone 15 Pro Maxで今年のiPhoneの進化は分かりやすかった。もちろん毎年世代を重ねるごとに進化はしていませんが無印に関しては最新に固執する必要ない。

現状iPhone 14が一番売れていることを考えるとスペックよりも価格優先の人が多いです。その中でiPhone 15 Pro Maxは長年の弱点の一つだった望遠レンズがしっかり強化されたこと。

光学5倍にデジタル25倍とペリスコープではなくテトラプリズムを採用して強化している。

またサイドフレームにチタンを採用したことも大きな要因なのか20g近く一気に軽量化。さらに横幅も76mm近くになってきたこともあり大型モデルの中でもだいぶ取り回しがしやすい。

結局日本市場ではiPhoneが圧倒的に売れていることからもiPhoneを使うのが分かりやすい。さらに今年の新型で見るとiPhone 15 Pro Maxの進化が一番分かりやすく投資がしやすい。

ディスプレイの発色の良さは相変わらずよくディスプレイ輝度もピーク輝度と実測値がほとんど一緒であることからも平均的に明るく屋外でもかなり見やすいディスプレイを採用。

またiPhone 13 Pro Maxには及びませんが電池持ちはハイエンドの中では安定している方で発熱に関してはアップデート後は気持ち悪いくらい改善しており安定性は抜群だと思います。

iPhoneはリセールバリューも高いので短期でも長期でも価値がしっかりと残りやすい。なので購入時に価格が高くてもその分高く売れるので実質負担金はそこまで高くないです。

アプリもiPhoneに最適化されていることが多く使いやすいのも大きな特徴の一つです。数年ぶりの買い替えでしっかりと進化を感じたいならiPhone 15 Pro Maxだと思います。

何よりハズレ要素が少なめで満足度が高い状態で長く使えるのがおすすめという感じです。

抜群の安定性がほしい人向け。

最後に5つ目として折角高いお金を出すなら抜群の安定性が欲しいに人にGalaxy S23 Ultraです。しっかり投資をして安定性を求めるのか楽しさを求めるのかはユーザー次第という感じでGalaxy S23 Ultraは使いやすさや安定性を求めるユーザーにとっておすすめです。

カスタマイズ性が優れていることは言うまではないですが今年のハイエンドAndroidの中でも特に電池持ちを中心に安定しており1世代でよくここまで改善したなと思うレベルです。

今年は昨年と異なりExynos搭載モデルがなかったから最適化をしやすかったのか不明ですがハイエンドモデルということを考えると多くのユーザーが満足できるレベルだと思います。

またトータルバランスに優れておりディスプレイ輝度は1200nitsと平均的に明るく発色も良し。さらにカメラはポートレート撮影でもしっかり寄って撮影することはもちろんマクロ撮影に最大100倍ズームの撮影にポートレート動画に対応とマルチに使えるカメラを搭載している。

カメラの色味は好みが完全に出やすいですが分かりやすく派手な写真が好きな人に向いている。価格も今年のフラッグシップの中では20万円以下に抑えるならちょい安めという感じでした。

またストレージオプションも用意されており512GBや1TBは販路が限定されているとはいえ一時期はSamsungの想定を大きく超えたのか品切れで入荷がだいぶ先になるなど人気でした。

またニッチかもしれませんがスタイラスペンが内蔵されている唯一のスマホという感じです。まさにAndroid版のiPhoneという感じで際立った特徴は安定性という感じですが使いやすさにフォーカスしている人に分かりやすくサポート期間も最大5年と長く使えるのが良い。

まとめ

今回は今年購入した機種の中からおすすめの機種を5つ選んでみましたが全体的に安定している。すでにSnapdragon 8 Gen 3搭載機種が発表されていますが来年はどうなるのか楽しみです。

今年が良かったからこそ来年は期待したくなる一方で逆に悪化しないか不安な部分もあります。

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