今年のフラッグシップモデルとなるGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 8 & 8 Pro 開封レビュー。この機種の魅力はまだまだ語りきれない」をご参照下さい。
一方で先日にはAndroid14にアップデートした一部Pixelに深刻なストレージ問題が発生していましたが、Googleはテスト用とはいえ改善用のアップデートの配信を開始しています。
詳細は「Pixelの超深刻な不具合。改善用テストアップデート配信開始」をご参照下さい。さて今回先日故障したGoogle Pixel FoldについてGoogleのサポートの問い合わせ結果を簡単にまとめたいと思います。
Googleに問い合わせをしてみた。
先日の記事にまとめさせて頂きましたが発売日から約3ヶ月使ってきた妻のPixel Foldが不調。一つ目の症状としてヒンジ部分が開閉することに異音が発生していることを確認できること。
そして2つ目としてはフレックスモードが正常に動作していないことで90度以下の角度調節が不可。
90度以下の角度でとめようとすると90度まで勝手に開いてしまう現象が発生しています。さらにヒンジに不具合が発生していることも影響しているのかアプリの表示が不安定になり壁紙は表示されているけどアプリは一切表示されないという現象も見られました。
おそらくこのまま使い続けると完全に壊れると思うのでGoogleのサポートに連絡してみました。ちなみに自分はGoogleのサポートに連絡したのが今回初めてなので備忘録的にまとめています。
まず本体の設定項目の中にヒントとサポートという項目がありここから連絡してみました。その理由として不具合が発生している個体から連絡した方がIMEI番号の認証など余計な手間を省けるかと思ったから。
そして2つ目の理由としてサポートに問い合わせする場合にサポートが必要なデバイスを選択するようになっていますが自分のGoogleアカウントが紐付けされているわけではなく一覧になく使用者本人からの連絡もありかなと思ったから。
なので妻からサポートでチャット対応してみましたが結果としては購入者本人ではないため最低限の対応のみで保証などについては個人情報に該当するため案内されることもなく終了に。
次に妻のPixel Foldは使わず自分の手持ちのPixel 8 Proでサポートに問い合わせを開始。サポートするデバイスはアカウントに紐付けされていませんが手動でPixel Foldを選択。
また問い合わせ内容としてはヒンジの故障で保証に関する情報を選択して問い合わせを開始。さらにチャットだと入力するのが面倒なので電話での折り返しを受けるを選択しました。
最初に購入者本人の確認と不具合が発生している個体のIMEI番号の確認はされました。表記通り1分以内に折り返しの着信がありサポートの方に一通り事情を説明してみました。
説明した内容としては先ほどの話と重複しますがヒンジの異音とフレックスモードの機能不全。そしてアプリの表示がバグることで合わせて購入してから1ヶ月以内に一度落としたことです。
ただトラブルシューティングに事例がないので電話でもかなり待たされるという流れに。ようは同様の症状が発生したことが事例としてなくサポートとしても判断出来ない状況に。
なのでメールを送信しておくのでそのメールに不具合がわかるような動画や写真を添付するとの話。写真や動画となると圧縮なしではGmailでの添付容量の上限を余裕で超えてしまいます。
ただセキュリティの観点からGoogle Drive経由での添付はNGであくまでもメールに添付。そのため動画は圧縮サイトを使って圧縮した上で自分は3回に分けて送信した感じになります。
ざっくりの流れとして電話で1時間で動画や写真の撮影に添付などでプラス30分くらい。なので問い合わせをするだけで1時間半以上は使った感じで午前中に問い合わせをして結局その日のやりとりが終了したのは夜の10時頃と地味に時間がかかった感じです。
問い合わせをした結果。
そしてあまり問い合わせをしたことがなかったので意外だったのは担当がつく感じではなくサポート内容は共有化されているみたいですがメールの返信は毎回違う人という感じでした。
ちなみに最初に電話をしたのが土曜日でサポートの対応が終了したのは木曜日と1週間弱です。最初に動画と写真を提供した上で専門部署に情報を回した上で結果がサポートチームに戻る。
専門部署が国内なのかアメリカなのか不明ですが時間がかかる可能性があることは覚悟が必要。ちなみにGoogle Storeで購入した製品は購入から1年以内の無料保証がついています。
本体の設定からデバイス情報に限定保証で日本が含まれていれば日本で保証を受けられます。日本のGoogle Storeで購入した製品であれば日本で受けることが出来ますがアメリカ版のPixel Foldを購入した時は日本が含まれていなかったので日本では受けられない可能性・
わざわざ海外のPixelを購入する人はかなり限定的だと思うので気にしなくていいと思う。そして今回問い合わせをした結果としては過去に落としたことがあることからも保証対象外。
そのため提供パートナー企業のもとで有償による修理を案内されたという形になります。ちなみに落とした時の状況などは詳しく伝えておらず落としたこと自体が今回の不具合に関係あるのかどうかも不明です。
なみに落としたの2ヶ月以上前の話で落とした後も特段問題がなくここ2週間くらいで急にヒンジの調子が悪くなってきたという感じです。少なくとも落としたことが原因とされているのであれば1年の無料保証は開封直後に初期不良があった場合に対応してくれるもので一般的な保証としてイメージしない方がいいと思います。
ケースありの状態で落としてそれで対象外になるのであれば日常使いを想定していないと同然。スマホを使っていて場所やシーンに高さはあれど落としたことがある人は結構いると思う。
それで保証対象外になるのであれば実使用を想定した保証内容ではないと考えた方がいいです。ただGoogle Storeではキャリアのような有料な補償プラグラムは用意されていません。
1年の無料保証でも正直微妙と思っていましたが今回の事例からもないのと同然と実感しました。
修理に出してみた。
無料保証ならラッキーで保証対象外なら修理するならどの程度の費用がかかるのか気になるところ。一応iCrackedのホームページを確認すると今回の不具合に該当する項目は素人目では不明です。
一方でメインディスプレイの交換は14万8500円とここまで投資するなら新品でもいいかも。とりあえず考えても分からないので最寄りの店舗で修理依頼を出すために予約してみました。
公式ホームページから予約をする際に故障情報を選択するページがあり今回の症状に該当なし。なのでその他を選択した上で予約を完了させあとは予約日当日になったら店舗にいくだけ。
ただ予約日当日の朝に予約店舗から電話がかかってきており故障情報を確認されました。ざっくりと症状を説明した上でヒンジが故障している可能性を伝えたところ店舗に在庫なし。
Pixel Fold用のパーツの在庫が全くないということなのかまでは不明でしたが一度お店側が本部に修理に必要なパーツと在庫がある確認をした上で折り返しの電話という流れに。
ちなみに本部にパーツの在庫がないとGoogleからの取り寄せになるため時間がかかるとの話。在庫確認でき次第折り返しの電話という話だったので翌日になるかと思いきや10分後くらいに着信。
ヒンジ部分を交換しようとなるとメインディスプレイごと交換が必要になるため14万8500円。その他基盤が故障していたら基盤の交換でも8万近くかかるので修理代金で20万円以上の出費に。
とりあえず自分だけでは判断出来ないので予約をキャンセルしてもらって妻と相談しました。妻に提案したのは大きく3つで一つ目は修理代が総額いくらになるか不明ですが修理に出すこと。
2つ目としては修理を諦めて他の折畳式機種を新品で購入することでこの場合はGalaxy Z Fold 5になります。そして3つ目としては修理に出さず新品のPixel Foldをもう一台購入するという感じです。
妻にとってデータ移行やアプリの再ログインなどはかなりストレスみたいで悩んでいる感じ。ただ日に日にヒンジの症状は悪化しているので近いうちに答えをもらう予定という感じ。
個人的には新品で買い直すもしくはGalaxy Z Fold 5ですがあくまでも妻の判断次第です。ただ折畳式機種から離れたくないという気持ちはかなり強みみたいなのが個人的には嬉しい
キャリアモデルの方がおすすめしやすい結果に。
多くのユーザーにとって不具合が故障が発生することは出来るだけ避けてほしいところ。ただレビューする立場の人間からすれば今回の不具合発生はすごくいい勉強になりました。
とはいえ妻の手持ちの個体だったのが残念で自分の手持ちであればある意味歓喜だったかも。少なくとも今回の勉強を通してGoogle Storeでの購入はあまりおすすめ出来ないこと。
現状でGoogle Storeにおいて有料の保証プランもなければ実店舗でのサポートもない。本体価格がキャリアモデルと比較して安いことはメリットですがリスクヘッジが出来ない。
バグや不具合なだまだしも故障に関しては正直なところほぼ遭遇したことがありません。年間で30台以上は購入していますが故障に遭遇したのは自分の手持ちで見れば1回のみ。
そして今回の妻の手持ちの故障を含めて2台目という感じでそうそう起きることではないです。そのため自分自身は今後とも故障に対して敏感になることはないですがリスクヘッジが出来ない以上はちょっとGoogle Storeでのおすすめはしにくくなった印象です。
やはり実店舗でサポートを受けることができ有料の保証プランにも加入できるキャリアの方が本体価格が直販版より多少高くても安心感を変えると考えれば安いのかもしれません。
もちろん何もを起きなければ逆に高くつきますがこればかりはある意味運なので不明です。直近でみるとGoogle StoreにおいてPixel 7aがサイレントで6万9300円に値上げされています。
DocomoやSoftBankと比較して1万円以上安いのが魅力でしたが今回7000円近く値上げされキャリアモデルとの価格差もなくなってきておりターゲット層を考えるとキャリアモデルがいい。
正直Pixel 7aの今までの価格が為替をシカトしすぎだと思うくらいで安すぎたのかもしれません。なぜこのタイミングで値上げを行ったのか不明ですが今後為替の状況などで値上げされる可能性。
これはPixel 8シリーズも為替次第では値上げされる可能性が出てきたことになります。さらに後継機種であるPixel 8aは少なくとも7万円以下の価格設定になることはほぼないこと。
なんだかんだGoogle Storeの方が安いことに違いはありませんが保証などを考慮するとキャリアモデルを買っておいた方が間違いないという流れが今後加速する可能性があります。
Pixelに関してはキャリアモデルでもアップデートはメーカーから直接配信されキャリアロゴやキャリアアプリなどXperiaやGalaxyなどと比較するだいぶマシという感じになっています。
なので少しでも故障したリスクを回避した場合はキャリアモデルを選んだ方がいいと思います。
まとめ。
少なくとも折畳式機種だから故障しやすいとか言うつもりはなくどの機種だって故障する時は故障するのであとはリスクヘッジをどうするかの問題だと思っています。
結局何が原因で壊れたのか不明ですが妻はそれだけしっかりPixel Foldを使ってくれたことに。そして今後とも折畳式機種を使いたいとの話なのでファンを増やせたのは嬉しいところです。
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