先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
また先日にはXperia 5ⅤのPVと思われる動画がリークしており、この動画が事実であればデザインもスペックも今後Xperia 1シリーズと大きく差別化される可能性があります。詳細は「Xperia 1Ⅴと大きく異なる道へ。Xperia 5Ⅴの公式PVリークでデザイン判明」をご参照下さい。
さて今回発熱対策を中心にXperia 1Ⅴに絶対おすすめのアクセサリーについて簡単にまとめたいと思います。
直販版を開封。
正直直販版の初期在庫が売り切れると思っていなかったので香港版のレビューが終了したら直販版を予約しようと思っていたらグリーンが完売しており自分は今回Amazonで購入。
Sony Storeにおける初期在庫は7月14日より配送予定でしたがAmazonでは最短でも7月17日。ただAmazonでも入荷が遅れたのか配送が遅れたのか手元に届いたのが7月19日と地味に遅れた。
それだけXperia 1Ⅴの反響が高いとも言えるのでXperiaが好きな人間としては嬉しいです。
香港版と何も変わらないですが直販版を一応確認していくと付属品は何もなく寂しい限りです。化粧箱も環境に優しい素材を採用したとはいえ個人的には他社のような高級感を感じません。
オタクからすれば開封という行為は楽しみの一つになりますが今のXperiaにはないのが寂しい。
そして開封と合わせてお馴染みですがSpigenのガラスフィルムを装着してみました。やはりガイド枠があるのは不器用な自分にとって絶対的な正義で圧倒的に貼りやすいと思います。
フィルムも開封と合わせて貼ってしまえば余計な掃除も基本必要ないので自分は楽に感じます。
詳細は以前の記事を見てほしいですが数年ぶりにスマホを新調する人で電源アダプターなどをあまり持っていない人は本体の買い替えに合わせて周辺アクセサリーの見直しがおすすめです。
発熱対策用おすすめアクセサリー。
Xperia 1Ⅴの香港版を5月下旬に入手してから2ヶ月程度経過しましたが非常に快適です。自分は原神など高負荷なゲームをやらないこともありますが不快に感じるような発熱は遭遇せず。
猛暑日のような環境では持っているだけでも熱くなりますがこれは機種関係なく仕方ないです。近年のハイエンドXperiaは搭載SoCと発熱対策の不十分さからも発熱にかなり苦しめられた。
ただXperia 1Ⅴでようやく落ち着いてきた印象を受け電池持ち含めた安定性はかなり改善した。
一方で他のSnapdragon 8 Gen 2搭載機種と比較して不快に感じるような熱さにはならないですが割とライトな負荷でもすぐに暖かくなりやすいという印象を受けユーザーにとっては不快かも。
ちょっと使うとすぐに暖かくなり使っている間はずっと暖かいままで使用をやめるとすぐに冷える。以前のように発熱が原因でリフレッシュレートが制限されて動作性がガタガタになったりはしない。
ただ海外サイトによるとパフォーマンスの持続性は前モデルからそこまで進化していないことを指摘。となるとゲームをやりたい人にとって不安な要素になると思うので今回Xperia Streamを購入。
Xperia Stream
Xperia専用のゲーミングギアで対象機種は現時点でXperia 1ⅤとXperia 1Ⅳのみと限定的。
構造を理解していなかったので焦りましたが本体左端部分がスライド式になっており拡張できる。
拡張状態で取り外しが可能になりXperia本体をUSB-C部分で合わせてスライドさせれば完了。
本体をXperia Streamに設置すると初期設定項目が表示されファンを常にオンの状態にするとかカメラキーでスクリーンショットを撮影できるようにするとかのオプションを選択することが可能。
ユーザー好みに設定すればよくもちろん後からオプションの変更をすることも可能です。
Xperia Streamは本体背面に大きなファンが装着されています。
本体下部にLANケーブルにHDMO端子/USB-Cケーブル/イヤホンジャックがあるため拡張性に非常に優れておりゲーマーには嬉しい仕様です。
ちなみにXperia Stream自体はXperia本体からバッテリーが供給される感じですがXperia本体のHSパワーコントロールを使うことで本体には給電でXperia Streamは充電しながらプレイすることが可能になるので電池切れの心配もなしですが出先ではちょっと気をつけた方がいい。
その他ファンの回転数などはゲームエンハンサーから調節することができることになります。自分は高負荷なゲームをやらないため今回は代わりにベンチマークを3回連続で回してみました。
まず最初にバランスモードで試してみましたがスコアが145万点前後と非常に安定しています。内部温度を確認しても37度を超えるとファンを強めているのか計測終了のタイミングでは34度前後に。
そしてバランスモードが終了した後にパフォーマンスモードで連続3回回してみました。
最初にファンが一段階強くなる感じで個人的にはちょっとうるさいかなという印象を受けます。ただ冷却効果は抜群で内部温度は37度を起点に下がっておりやはり終了時点では35度前後の感じ。
スコアに関しては最初が150万点を超えましたが3回目は145万点とちょっと下がっています。最近ベンチマークがアップデートされたことで1回あたりの計測に15分前後の時間を要します。
今回は実質6回連続で回しているので1時間半近く負荷を与え続けてこの結果はすごいと思います。
ちなみに以前ファンなしで回した時は1回目が145万点で3回目が100万点近くまで落ちました。そう考えるとパフォーマンスの持続性が大幅に改善されていると判断することができます。
あくまでもXperia Streamはゲームエンハンサーに追加できるアプリのみで細かい調節が可能。
ただファンを常にオンするというオプションをオンにすることで調節は出来ませんが常に冷却してくれるのは便利かも。YouTubeなど動画を見る時も発熱を抑制することができリアカメラは完全に覆われてしまうため使えませんがインカメラを利用したビデオ通話などに使える。
また本来の用途とは違うと思いますがケーブルを一切使わなければ絶妙な角度のスタンドにも。
常にファンを回しっぱなしになるため本体の電池が減るのは早くなりますがスタンド兼ファンであり2万円オーバーと高いですが意外とゲーム以外でも使えるのがありがたいところに感じます。
そしてファンが回っている状態だと手が冷たくなるくらい強力に冷却してくれるので原神など高負荷なゲームを快適にプレイしたいなら一台持っていてもいいかもと思うくらいです。
Sony シューティンググリップ。
次に2つ目としてSony純正のシューティンググリップでXperia PRO-Iで使えるようになってから対象機種が増えており現状ではXperia 1ⅢからXperia 1Ⅴに加えXperia 5ⅢとXperia 5Ⅳと合計6機種で使うことが出来ます。
同じ機種でもキャリアか直販版で対応が変わってきますがシューティンググリップを使えるメリットの一つとして撮影持続モードを有効化できることです。
Xperia 1Ⅴで見るとdocomo版au版は非対応ですがSoftBank版と直販版は対応しています。Xperia 1Ⅴは前モデル対比でSnapdragon 8 Gen 2を搭載したことでCPUの消費電力が最大40%。
そしてカメラ撮影時における消費電力を最大20%抑制した結果以前のような発熱による強制終了なしとはいえ真夏日など外気温が異常なほど高い時は限界がある。
本来であればこのような気温の時は使うべきではありませんがどうしても長尺撮影したい時に重宝するのが撮影持続モードです。
発熱が原因でXperiaのカメラが強制終了するのは本体温度上昇によりユーザーの怪我防止のため。
逆に言えば本体を直接持っていないのであればカメラを強制終了させいないというのが撮影持続モードという感じで特に4K/120fps撮影で長尺撮影したい人にとってはおすすめです。
ざっくりですが温度が24度と冷房がついた室内において4K/120fps撮影をスタンドに立てて定点撮影をしてみましたが撮影開始約10分で強制終了で外部温度は41.8度くらい。
ちなみに5月下旬に計測した時は撮影持続モードなしでも18分は撮影することが出来ました。いくらエアコンがついている環境とはいえ湿度などからもやはり安定した撮影がしにくい状況に。
一方で撮影持続モードをオンにした状態で同様に計測してみましたが開始10分で外部温度が42.4度。撮影持続モードなしより外部温度が上昇しているとはいえ撮影が強制終了にはなっていない。
ちなみに20分経過時点で43.5度で30分で45.2度という感じで今回は30分で計測を終わらせました。少なくとも撮影持続モードがあるかないかで3倍以上の差があるので長尺撮影したいならおすすめ。
また設定は必要ですがPhoto ProとVideo Proの両方で使えるので写真撮影時にも適用と汎用性は地味に高いと思います。
最高のオーディオ環境に。
そして3つ目としてはXperia 1Ⅴと合わせて使いたいのがWF-1000XM5ですが発売が地味に先。5月頃からリークが増え6月頃までには正式発表されると思っていましたが7月下旬に正式発表。
また北米では8月初旬の発売としていますが国内では9月1日の発売と発表から発売まで地味にある。ただSonyのワイヤレスイヤホンとしては最高峰でオーディオに拘るなら絶対欲しいところです。
まず大きな特徴としてはデジタルノイズキャンセリング機能で世界最高とアピールされています。
WF-1000XM4は統合プロセッサーV1とデュアルノイズセンサーを組み合わせた1チップ片耳2マイクの構成だったのに対してWF-1000XM5は統合プロセッサーV2に加え高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eとチップ2枚構成になり片耳3マイク構成に進化。
統合プロセッサーV2で騒音に応じてノイズキャンセリング処理の最適化を高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eが複数のマイクで正確に制御することで最大20%のノイズ低減に成功しており結果ノイズキャンセリングが周囲の環境に合わせてより最適化されている。
さらにWF-1000XM4では6mmのドライバーを採用していましたがWF-1000XM5では8.4mmに大型化。またドーム部分とエッジ部分で異なる素材を組み合わせた振動板構造を採用したことで高音質を担保しつつもドライバーユニット自体を薄型化することができたとしています。
その結果イヤホン本体のデザインが刷新されておりWF-1000XM4対比で体積が25%小型して重さは約20%ダウンしていることからも音質が改善した上で小型化しているのは単純にすごい。
また電池持ち自体はWF-1000XM4対比で同じですが充電速度は3分の充電で1時間使えると改善。イヤホン本体が小型化されたことでケース自体も前モデル対比で15%小型化されています。
持ち運びやすくなるのはもちろんですがイヤホン自体が小型化したことで装着感の改善に装着時の耳の疲れなども改善する可能性が高いので長時間の使用でも疲れにくくなる可能性。
さらに自分が重視する機能として通話品質ですがSony曰くワイヤレス史上最高とアピール。また音質の改善に加えLE Audioに対応したことでユーザーの利便性がさらに改善しています。
個人的にWF-1000XM4は音質が良いけど通話品質がイマイチで長時間の使用は合わない感じ。ただ自分がデメリットに感じていた部分がWF-1000XM5では改善されているなら買うしかない。
価格が約4万円と高いですがAirPods Proも同価格帯なので特別高い印象は受けないです。Xperia 1Ⅴで360 Reality Audioや360 Upmixなどと合わせて使いたいところです。
まとめ
今回はXperia 1Ⅴと合わせて使いたいアクセサリーについてまとめてみましたが高いけど純正アクセサリーを上手く使うことでオーディオにカメラにゲームと体験が一段強化される。
やはりXperiaをバンバン使いたいと思うユーザーにはチェックしてほしい製品に感じます。
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