約3年ぶりの神機種?Xperia 5Ⅴは待つのに十分価値がある機種へ

使っていて不安な部分もあるとはいえXperia 5Ⅳは今までのXperiaの中でも割り切った存在で分かりやすくより選びやすくなった存在に感じます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 1週間レビュー。満足度激高だけど不満がないわけではない」をご参照下さい。

そして先日にSonyは新製品発表会を開催してXperia 1ⅤとXperia 10Ⅴを正式発表しており順当なブラッシュアップという仕上がりになっています。詳細は「超絶欲しい。Xperia 1ⅤとXperia 10Ⅴがついに正式発表」をご参照下さい。

さて今回今年の後半に登場が期待されているXperia 5Ⅴはかなり期待できる可能性が出てきたので簡単にまとめたいと思います。

リークがはずれまくった。。

こうなってくるとフェイクだった可能性が高いですが認証情報からもXperia 5Ⅴは上半期に正式発表される可能性があると予測されていましたが実際には何の音沙汰もない状態に。

今まであったリークにどの程度信憑性があるのかこうなってくると正直よくわからないです。まず有名なリーカーが公開したXperia 1ⅤとXperia 10Ⅴのレンダリング画像を公開。

デザイン関連に関して同氏の情報はかなり信憑性が高いですが今回は筐体サイズが大きく異なる。

レンダリング画像からもXperia 1Ⅴは161x69x8.5mmになるのと予測でしたが実際には165x71x8.3mmとサイズはXperia 1Ⅳと一緒で同様にXperia 10Ⅴを確認してみるとレンダリング画像では153x68x8.5mmでしたが実際には155x68x8.3mmとXperia 10Ⅴも前モデル対比でほぼ同じサイズで少なくともレンダリング画像におけるサイズが間違っている。

同氏の信憑性を考慮すると片方だけ間違っているなら分かりますが両方とも間違っているのでこのレンダリング画像における筐体サイズを採用した他のXperiaが存在するのではないかと考えたくなりますが現時点で詳細は不明。

また執筆時点でXperia Aceの後継機種もなくDimensityを搭載した新型Xperiaも発表されておらず正直よく分からないです。ただXperia 1ⅤとXperia 10Ⅴが正式発表されたことでXperia 5Ⅴに期待できることが明白に。

ディスプレイの改善。

まず一つ目としてディスプレイ輝度の改善です Xperia 1Ⅴは4Kのディスプレイを搭載で他の機種と比較すると低めですが前モデル対比で200nits程度改善して最大で900nits弱くらい。

そしてXperia 10Ⅴに関してSonyが明らかにしているように前モデルが700nits弱だったのがXperia 10Ⅴでは1000nits弱までと1.5倍改善しており視認性がここ2年で大幅に改善。

Xperia 5Ⅳも前モデル対比でしっかりと改善しており海外サイトのディスプレイテストを参考にすると最大で950nits程度と現時点でXperiaの中ではトップクラスの輝度に対応。

ただこれが他の新型Xperiaと同じ流れであれば1000nitsを超える輝度に対応する可能性。Xperia 1Ⅴをみる限りディスプレイ関連のスペックはほとんど進化しておらず分かりやすいのはGorilla Glass Victus 2を採用したことで耐久性が一気に改善されたことくらいです。

Xperia 5Ⅴもおそらくディスプレイのスペックの進化は期待出来ずあるとしても可変式くらい。ただディスプレイ輝度が改善するだけで見やすさが変わるのでユーザビリティの底上げになる。

電池持ちの改善。

次に2つ目に期待できることとして電池持ちの改善です。バッテリー容量で見ればXperia 1ⅤもXperia 10Ⅴも前モデルと同じく5000mAhに対応していますが電池持ちはしっかり改善。

Xperia 1Ⅴは評判が悪かったSnapdragon 8 Gen 1からSnapdragon 8 Gen 2へ変更だけで電池持ちが改善すると思っていましたが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると115を獲得しており前モデルが100だったので10%近く電池持ちが改善したことになります。

Snapdragon 8 Gen 2を搭載したことはもちろんCPUの消費電力は最大で40%改善しておりカメラ動作時の消費電力を20%改善したことで全体的に消費電力が抑制され電池持ちが改善に。

このスコアは電池持ちがいいと評判のZenfone 9の108を上回っておりXperia 5Ⅳの116に迫るスコアと電池持ちが悪いXperia 1シリーズのイメージを変えるには十分なスコア。

一方でXperia 10Ⅴは175のスコアを獲得で歴代Xperiaの中で圧倒的なスコアを獲得してます。ちなみに電池持ちが異常だったXperia 10Ⅳが163だったので10%弱改善していることに。

Xperia 10Ⅴは電池持ちの良し悪しに大きく影響を及ぼすSoCとバッテリー容量は前モデルと一緒。それで電池持ちを改善させたということはソフトでより最適化させたとも思われます。

Xperia 5Ⅴはおそらくコストカットのためにも同じく5000mAhのバッテリーを搭載するかも。ただSnapdragon 8 Gen 2の搭載や消費電力の抑制とXperia 1Ⅴと同様の最適化を行うことで電池持ちが改善する可能性。

仮に10%改善したとした場合Xperia 5Ⅴのスコアは130を超えることになりハイエンドモデルの中では文句なしのトップということになります。

ちなみに電池持ちがかなり良いiPhone 13 Pro Maxは121でGalaxy S23 Ultraは126なので推測通りに改善すれば今年登場するハイエンドの中で最も電池持ちがいい機種になるかも。

Galaxy S23 Ultraはハイエンドの中では電池持ちが良すぎでこれを超えたら驚愕です。また電池持ちがいいハイエンドは大型化モデルですがXperia 5Ⅴはコンパクトモデルです。

Xperia 5Ⅴでディスプレイ輝度を強化すれば電池持ちに悪影響を及ぼす可能性がありますがここをSonyがどのようにバランスをとってくるのか もしくはXperia初となる可変式120Hzに対応させることで上手くバランスをとるのか不明ですが電池持ちの改善にかなり期待できる。

メインカメラセンサーの刷新。

そして3つ目としてはメインカメラセンサーの進化でXperia 1ⅤとIMX888を採用する可能性。Xperia 1ⅤはXperia 1II以来となるメインカメラセンサーの刷新が行われており前モデル対比で1.7倍と1/1.35インチのセンサーを搭載。

ちなみにXperia 1Ⅴは4.3:3のアスペクト比を採用しているため一般的な4:3のセンサーで見ると実質1/1.4インチ程度。ライバル機種と比較すると決して大型センサーを搭載しているとは言えませんが十分な進化。

またセンサーの大型化に加え世界初の技術を採用することでより多くの光量を取り込めフルサイズセンサーを搭載したデジカメ並みの撮影が可能になると表現力がより強化。

また今までXperiaが苦手だった夕焼けや夜景なども改善される再現が難しい夕焼けなどのグラデーションなどもノイズを少なく豊かに表現ができるとメインカメラセンサーが面白い。

その他動画撮影ではαシリーズで採用されているS-Cinetoneがモバイル用に最適化。Sonyのデジカメのような色味で撮影できるプリセットが用意されているので汎用性の改善。

もちろん使ってみないと分かりませんがスペックというよりはカメラソフトが想定以上に進化しておりXperia 5Ⅴでも同様の進化を遂げる可能性がありかなり魅力的に。

Xperia 1ⅣとXperia 5Ⅳのカメラにおける大きな違いとして望遠センサーで言ってしまえばXperia 1Ⅴは前モデル対比で望遠は進化していないのでXperia 5Ⅴでメインカメラセンサーが刷新されない理由にはならないです。

懸念とすれば本体の内部スペースの問題でXperia 1Ⅴは筐体がでかいため内部スペースにまだ余裕があったかもしれませんがXperia 5Ⅳの時点でギリ。Xperia 5Ⅴの筐体サイズは発表された2機種と同じ流れであればXperia 5Ⅴとほぼ同じかも。

その上でカメラセンサーを大型化する余裕があるのかちょっと心配という感じです。ただ歴代と同じくメインカメラセンサーが共通の進化を遂げれば激アツな展開という感じです。

結局今年のXperiaのカメラにおいての進化はメインカメラセンサーなので必然的にメインカメラセンサーの利用が中心になり個人的には進化していない望遠にあまり興味ないです。

となればXperia 5Ⅴでペリスコープがなくても問題なくメインだけしっかり進化すれば魅力。Xperia 1Ⅴの魅力を継承しつつ電池持ちがいいとなれば神機種の予感しかないです。

まとめ

近年のXperiaで見るとXperia 5IIが神機種でしたがXperia 5Ⅴは素人でもより扱いやすい。カメラの搭載に電池持ちや発熱と安定性の部分が強化されスマホとしても底上げされるかも。

Xperia 5Ⅳで発生していたRAM問題もXperia 5ⅤではRAM12GBの搭載で改善されるかも。こうなってくるとXperia 5Ⅴは久しぶりの神機種になる可能性があり今から超楽しみです。

あとは実際にXperia 1Ⅴを使ってみてからになりますがXperia 1Ⅴが良ければ期待できる。おそらく現行モデルより値上げされて直販版で13万円前後でキャリア版が15万円前後かも。

ただそれでも期待通りであればXperia 5Ⅴは待つ価値が十分にある機種にも感じます。

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