不安以上に期待。Pixel Fold。現時点で分かっていることの全て

先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。またPixel 7 Proの満足度が高い理由としてPixelの周辺アクセサリーが充実してきたことでPixel自体の満足度がより高くなっている印象を受けます。

詳細は「Pixel 7 Pro 長期レビュー。これで約3万円ってめっちゃコスパいい」をご参照下さい。さて今回Google初の折畳式機種であるPixel Foldの現時点で分かっていることをざっくりとまとめてみたいと思います。

デザインを確認。

先日には有名なリーカーがCADを基に作成したレンダリング画像を公開しており本体サイズは139.7×158.7×5.7mmとされており現時点で発売されている折畳式機種の多くと異なり開いた状態の筐体サイズは横長のデザインとされておりOppo Find N2に近いデザインを採用。

サブディスプレイとのバランスのためか中華メーカーを中心にメインディスプレイは正方形に近いアスペクト比を採用していますがGoogleはメインディスプレイを中心のデザインを採用。

現時点で閉じた状態の正確な本体サイズは明らかになっていませんが単純に見れば開いた状態が158.7mmなので閉じた時の横幅は80mm弱。

横幅が80mm近くある機種はiPhone 14 Pro MaxやGalaxy S23 Ultraなどトップクラスの大型モデルくらいなのでPixel Foldも閉じた状態において決して持ちやすいサイズ感ではない可能性があります。

Googleが横長のデザインを採用した理由として一部情報によるとアプリの最適化を優先。

アプリの開発者であれば正確に把握していると思いますが横幅があればあるほどアプリにタブレット用がある場合にはタブレット版が表示されるとしており少しでも多くのアプリでタブレット版を表示するためと言われています。

ただ逆にタブレット版がなく十分に最適化がされていないアプリだとアスペクト比がかなりの横長なので縦に表示される情報量が少なくコンテンツが縦に潰れた感じになります。

ここはGoogleが純正アプリ含めてどの程度最適化できている次第ですが現時点ではどんな感じになるのか不明。またGoogleはアプリ開発者にアプリの最適化を促しているみたいですが結局全てのアプリの足並みが揃うとは考えにくいです。

バックパネルはGorilla Glass Victusの可能性がありカラバリは黒系と白系の2色の可能性でおそらくですが光沢仕上げを採用。さらにPixel 7シリーズとカメラフレーム部分のデザインは異なりますが並列型のトリプルレンズカメラを搭載。

サブディスプレイはパンチホールを採用しているためベゼルが比較的スリムですがメインディスプレイはベゼルにインカメラを搭載していることもあるのか上下ベゼルが太めです。

アプリの最適化次第ですがサブディスプレイは普通のスマホと同程度のアスペクト比と採用している可能性。本体の重さが不明ということもありあとは取り回しの良さがどの程度あるのか不明です。

水滴型ヒンジの採用などで全体的にスリム化されておりデザインはしっかりと仕上がっている印象を受けます。

ディスプレイを確認。

そしてディスプレイに関して事前情報ではGalaxy Z Fold 3より古い世代のディスプレイを採用すると予測されていましたが直近の情報ではSamsung製のM13を採用する可能性。

SamsungのMシリーズはGalaxyとiPhoneのみに供給されているという感じで今年の後半に登場するGalaxy Z Fold 5やGalaxy Z Flip 5にiPhone 15 ProシリーズでさえM12を採用。

一方でPixel Foldはライバルよりさらに新しいM13を採用することでディスプレイの品質はトップクラスになる可能性があります。事前情報では採用するディスプレイの世代が古いため耐久性や電力効率が不安でしたが最新世代を採用することでそこまで不安ではないです。

メインディスプレイは7.6インチで表示解像度は1840×2208で可変式120Hz表示に対応するかも。そしてサブディスプレイは5.8インチで表示解像度は1900×1080で120Hz表示に対応。

おそらくですがメインディスプレイはUTGでサブディスプレイはGorilla Glass Victusを採用する可能性があります。

ちなみに一部情報によるとメインディスプレイの最大輝度は1200nitsになると予測されておりそこそこ明るいディスプレイを搭載する可能性があります。一方でサブディスプレイの最大輝度に関する情報は判明していませんが1200nits前後かも。

少なくともリークしているデザインからGalaxy Z Foldのようにスタイラスペンを内蔵していない。またPixel Foldがスタイラスペンに対応しているかも現時点では全く情報がありません。

ただ最新世代のディスプレイとUTGの採用でGoogleが専用のスタイラスペンを開発しているなら対応している可能性もありますが現時点で不明。折畳式機種の中でも最も重要なディスプレイは直近の情報通りであればかなり強めで思っていたよりも高品質になる可能性があります。

基礎スペックを確認。

次に基礎スペックを確認すると直近の情報ではヨーロッパにおいて6月上旬発売との予測もあれば2023年第3四半期との話もあり判然としませんが時期を考えればAndroid13の可能性。

Pixel Foldはコードネームからも2022年モデル扱いなのでおそらくTitan M2チップを採用。そのためメジャーアップデートは3回でセキュリティアップデートは5年と変更はないと思います。

またリークしているデザインをみる限りミリ波用と思われるスリットを確認することができ国内モデルが対応するか不明ですがミリ波対応モデルが存在していてもおかしくないと思います。

ちなみに事前情報ではPixel 7aとPixel FoldはQualcommの5Gモデムを採用すると予測されていましたが直近の情報からもPixel 7aにPixel 8シリーズはPixel 7シリーズと同じくSamsungのExynos5300を採用すると予測されておりPixel Foldだけ違うと考えにくい。

そのためPixel FoldもExynos5300の可能性が高く通信関連はちょっと不安に感じます。容量構成は直近の情報ではRAM12GB/ROM256GBでSDカードスロットは非搭載の可能性大。

少なくともヨーロッパにおいて256GBモデルが発売されると予測されていますが他の市場で512GBなど上位モデルが存在しているのか不明。アメリカでは何となくですが512GBモデルが存在していてもおかしくないように感じます。

搭載SoCはGoogle Tensor G2の可能性が高く正式発表に発売が第4四半期でない限り最新となるGoogle Tensor G3の可能性は低いと思います。逆に最新のGoogle Tensorを採用しないことでコストカットしている可能性もあります。

Google Tensor G2は発熱抑制を中心としたチューニングが採用されておりPixel Foldではさらにチューニングが強化されるのか不明です。バッテリー容量はGalaxy Z Fold 4より大きく5000mAhには及ばないと予測されていることから4500mAh前後のバッテリーかも。

搭載しているバッテリー容量にメインディスプレイを考えると電池持ちはちょっと不安です。

SamsungのGalaxy S23シリーズくらいのチューニングがあれば電池持ちも安心できますが現状だとGoogle Tensor G2ということもあり電池持ちはあまり期待できない感じです。

充電速度は不明でワイヤレス充電に対応しているかどうかも不明。ただPixel 7aでもワイヤレス充電に対応している予測されていることからPixel Foldも対応してもおかしくない。

少なくともPixel 7シリーズで充電速度が速くないことからPixel Foldも控えめかも。そしてイヤホンジャックはなしで防水防塵は非対応の可能性。

生体認証はPixel 7シリーズと異なり画面内指紋センサーではなく側面に物理式の光学指紋センサーが搭載されている可能性があります。筐体サイズが大きいため排熱はしやすい可能性がありますが電池持ちが一番気になるところ。

カメラを確認。

そしてカメラに関してリアカメラは64MPの1/1.7インチのIMX787に12MPのIMX712を搭載。現時点でIMX712の詳細は不明で望遠レンズは10MPの1/3.24インチのSamsung製を採用との予測。

望遠はGalaxy S21 Ultraのものと同じと予測されており光学3倍程度には対応する可能性。そしてインカメラはかなり情報が錯綜しておりメインディスプレイはPixel 6aなどと同じく8MPのIMX355の可能性がありサブディスプレイはSamsung製を採用する可能性。

リークした内部コードからもサブディスプレイのインカメラのみDPAFに対応している可能性があり顔認証に対応していると予測されています。カメラはざっくり言えばPixel 7aとほぼ一緒で望遠のみGalaxy S21 Ultraと同じであとはGoogle Tensor G2の画像処理次第です。

カメラスペックで見れば特出したものはありませんが折畳式機種であることに加えGoogleの高いカメラソフト技術があればそこまで問題はないかなと思います。

そして直近の情報では5月10日のGoogle I/Oで正式発表で予約開始はGoogle Storeでは5月10日である一方でキャリアやパートナー企業では5月30日になると予測されています。

また6月27日の発売とされており日本では同日に発売されるか現時点で不明です。あとは予約特典がどんな感じになるのか楽しみで価格が直近の情報と異なり$1799とちょっと高いからこそストアクレジットや下取り強化などに期待したいところです。

まとめ

今回は現時点で判明しているPixel Foldのスペックやデザインについてまとめてみました。細かい部分は分からないこともありますが全体像はある程度イメージできるという感じです。

個人的にはめちゃくちゃ欲しいので早く発売してほしいところで今から非常に楽しみです。

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