先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。またPixel 7 Proの満足度が高い理由としてPixelの周辺アクセサリーが充実してきたことでPixel自体の満足度がより高くなっている印象を受けます。
詳細は「Pixel 7 Pro 長期レビュー。これで約3万円ってめっちゃコスパいい」をご参照下さい。さて今回GizmoChinaがPixel 7aのより詳細なスペックについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
基礎スペックはほぼ隙なし
Android内部コードなど事前情報からも一部スペックは判明していましたが今回より詳細が判明。デザインに関してはすでにCADを基に作成されたレンダリング画像が公開されているため本体サイズ含めて確認することができます。
一応Pixel 7aの本体サイズは152.2×72.9×9.0mmでPixel 6aと比較すると横幅と本体の厚みが僅かに増加。本体の重さは不明ですがPixel 6aより僅かに大型化していることからも180g前後になる可能性。
事前情報でヨーロッパにおいては3色展開になると予測されていましたが今回の情報によるとクリスピーケール/タイドオレンジ/バイブラントウベ/ディヌグアンブラック/メイヨークリームの5色展開になるとの予測です。
全ての地域で全色発売されるとは思えずアメリカでもキャリア限定カラバリとかオンライン限定のカラバリとかSamsungのような販売方法が採用されるのかもしれませんが詳細は不明です。
今回の情報通りであれば個人的には色合いにもよりますがPixel 4以来のオレンジが気になります。カラバリを5色も用意している機種はあまりないので今回の情報通りであればGoogleも本気かも。
一部情報によるとPixel 7aは毎年アップデートされる最後のaシリーズになる可能性があり今後2年かけてじっくり売っていくとGoogleのPixel 7aへの強い気持ちが表現されているのかも。
そして搭載SoCはAndroid13でGoogle Tensor G2を搭載。Pixel 7シリーズが先行して搭載しているためベンチマークや発熱のしやすさなど何となくその雰囲気は分かります。
ただPixel 6aがPixel 6シリーズ対比でチューニングが強化されたことを考えるとPixel 7aでもチューニングを強化してより多くのニーズを満たせるように電池持ちや発熱抑制を優先するかも。
そしてちょっと意外だったのが容量構成でリークしたプロトタイプから確認できていましたがRAM8GBでストレージは128GBとしています。ただ256GBのストレージオプションが用意されるとの予測でより大容量のストレージが欲しかったユーザーにとってはかなりの朗報だと思います。
今回の情報では言及されていませんがおそらくSDカードスロットは非搭載なので256GBが用意されるのは嬉しいところ。一つの可能性として256GBモデル限定のカラバリなどもありそうです。
一方で搭載SoCにOSに容量構成だけで見ればPixel 7と同じで正直全く差別化出来ていないです。むしろGoogle Tensor G2のチューニング次第ではPixel 7aの方が安定性が優れている可能性。
またバッテリー容量は不明としていますが事前情報通り5Wのワイヤレス充電に対応との予測。防水/防塵はIP67を継続する可能性がありますが正直日常の用途ではIP68と大して変わらない。
そうなってくると基礎スペックで差がつくとすればバッテリー容量に充電速度という感じかも。
価格次第で最強へ。
次にディスプレイに言及しており簡単に推測できる範囲でしたがディスプレイサイズは6.1インチで表示解像度はFHD+に90HzのSmooth Displayに対応との予測。
おそらくですがPixel 7aの方がPixel 7よりコストが安いディスプレイを搭載している可能性があるので発色の良さや鮮明さはPixel 7の方が優秀の可能性がありますがPixel 7自体がすごく優秀という感じでも多くのユーザーにとってはそこまで差を感じないかも。
何より90Hz表示に対応することでGoogle Tensor G2を搭載していることと合わせてかなり快適に使える可能性があります。地味にディスプレイに差が出るとすれば最大輝度ですが残念なことに今回の情報では言及されず。
事前情報ではメインカメラに64MPの1/1.7インチのIMX787と超広角のIMX712を搭載するとの予測。今回の情報でも64MP+12MPのデュアルレンズカメラ構成になるとしており事前情報と一致かも。
また画素数やセンサーサイズが不明だったIMX712は12MPの画素数に対応している可能性。さらにインカメラはセンサーには言及していませんが10.8MPの画素数に対応との予測。
詳細は不明ですが画素数だけで見ればPixel 7シリーズと同じカメラセンサーを採用している可能性。事前情報では超広角と同じIMX712を搭載すると予測されていましたが今回の情報通りであればSamsung製のカメラセンサーを採用かも。
さらにPixel 7シリーズと同じカメラセンサーであればDPAFに対応しているのでGoogle Tensorを利用した顔認証にも対応する可能性が出てきました。リークしたレンダリング画像を見る限りでは背面などに指紋認証を搭載している感じでもない。
このことからもPixel 7シリーズと全く同じか不明ですが画面内指紋センサーを搭載しているかも。
カメラセンサーもしっかりと刷新されている可能性が高くミドルレンジを購入するユーザーはそこまでカメラの優先度が高くないことからも多くのユーザーのニーズは十分に満たせると思う。
あとはPixel 6aの時のようにハード的制約からモーションモードなどに非対応なのか気になる。今回の情報ではここまでのスペックにしか言及しておらず分からない部分もありますがだいぶ全体をイメージしやすくなったと思います。
事前情報において価格はアメリカ現地において$450から$500になると予測されており最大で現行モデルよりも$50程度の値上げになるかも。ただスペックの進化幅が半端ないため$50値上げされたとしても十分に納得できる範囲だと思います。
ちなみにアメリカでPixel 7は$599なので個人的には$500を超えるとは考えにくいと思っており$449から$499程度だと勝手に推測しています。ちなみに国内でPixel 6aは約5万4000円ですが為替の影響で6万円近くになると思いますがそれでもこれだけのスペックがあれば十分に安いです。
ちなみに地域によると思いますが発売は6月から7月にかけてと予測されています。
あまりにも強すぎるかも。
ディスプレイやバックパネルはおそらくGorilla Glass 3を採用するなど部分的にコストカットをしてくると思いますがユーザーが気にする部分はしっかり強化してきた印象を受けます。
これで6万円程度で購入することが出来るなら今年のミドルレンジの王者になる可能性があります。昨年でもかなり勢いがあったPixelですが今年はPixel 7aでさらに勢いがます可能性があります。
またPixel 6aからPixel 7aと僅か1年でここまで進化してしまうとPixel 8aではあまり進化の余地がない。先ほどの話とも重複しますが今後aシリーズは2年周期でのアップデートになると予測されていますが進化幅を考えるとちょうどいいかも。
ただAppleみたくデザインもスペックも大して変えないとなるiPhone SE/2022のように派手に失敗する可能性もあります。何よりPixel 7aがここまでのスペックを搭載していることを考えるとPixel 7がもっとも影響。
従来aシリーズは無印の廉価モデルという立ち位置でしたがPixel 7aはPixel 7の廉価版と言うにはちょっと強過ぎな印象を受けます。まだ分からない部分があるため何ともですが現時点でのリークを基にすれば分かりやすい大きな違いとしてはカメラくらいで逆に判断しやすい。
ただ言うならPixel 7aのカメラ強化版がPixel 7という感じでほとんどの人はPixel 7aで十分。この5万円から6万円程度の価格帯だとちょうど日本市場においては有力なライバルがいない。
XiaomiやOppoの機種はコスパがいいと言われていましたが最新機種で見ればさらに価格帯を落として2万円から3万円程度という感じで価格が何よりも優先な人向けの製品で競合しない。
さらにあまり動きが良くなかったiPhone SEですが為替の影響による価格改定から大幅値上げ。iPhoneの中では安いことに違いはありませんが立ち位置を考えるとちょっと高いです。
その中でPixel 7aは6万円前後にすることが出来ればコスパがいいとさらに注目されると思います。またPixel 7もそうですが他社のフラッグシップの無印も十分に食い散らかす可能性があります。
同じPixelでもPixel 7aと競合出来るのはPixel 7シリーズというよりは今年の後半に登場するPixel 8シリーズで特に悩む人が多そうなPixel 8で明確に差別化して分かりやすくするのかも。
まとめ。
今回は海外サイトがPixel 7aのより詳細なスペックに言及しているので簡単にまとめてみました。Pixelの勢いが継続すれば今後日本市場でも市場の中心的な存在に大躍進する可能性があります。
為替の影響などもあると思いますがAppleが数年前と比較して日本市場にあまり力を入れている印象を受けないのでGoogleにとっては逆にiPhoneの牙城を崩すにはチャンスなのかも。
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