Xperia 1Ⅴ。ここまできたら絶対に待つべき4つの理由

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回ここまできたらXperia 1Ⅴの発表/発売を待つべき4つの理由について簡単にまとめたいと思います。

アップデートに消極的。

まず一つ目の理由としてSonyがサポート期間含めたアップデートに消極的だからです。Xperiaはずっと言われていることで自分の記事でも何回かお伝えしていますが大きなデメリットとしてアップデートサポート期間が短いことです。

Sonyは新製品を発表する際にアップデートサポート期間に特段言及することはなくいつもまで対応するのか不明瞭です。一応ミドルレンジで見ればメジャーは2回にセキュリティが2年でハイエンドモデルはメジャーに2回にセキュリティが3年とされています。

Galaxyなど一部メーカーは全ての機種ではないにしろメジャーが4回にセキュリティが5年に対応してきている中Xperiaは本体価格を考えるとアップデートサポート期間が短すぎるように感じます。

今までもアップデートサポート期間が伸びるのではないかとの噂があり大きな転換期になるかもと噂されていたのがXperia 1Ⅲなど2021年モデルです。GoogleとQualcommの発表からもSnapdragon888搭載機種はメジャーが標準搭載含めて4回にセキュリティが4年に対応するとの話。

 

今まではハードの問題もありAndroidのアップデートサポート期間を伸ばせないという事情がありましたがSnapdragon888以降は伸ばせるようになったのにXperiaは現時点で伸びる気配がない。

とはいえXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲがいつまで対応する正式に発表されていないのでまだ可能性が完全になくなったわけではありませんが期待は出来ない。

またXperia 1Ⅴなど今年の新型ではアップデートサポート期間が伸びることがないのではないですかと質問を頂きますが個人的にはあまり可能性がないのではないかなと思います。

ミドルレンジで見るとXperia 10IIでようやくメジャーアップデートが2回に対応したばかりで信ぴょう性は定かではありませんが海外で見るとハイエンドがメジャー2回にセキュリティが3年にしっかり対応したのは2022年モデルからの話。

なので極端な言い方をすればアップデートサポート期間がここ近年で延長されたばかりでそんな急に一気に伸びるかなと思います。もちろんXperia 1Ⅴなど2023年モデルでは延長されることに期待したいですがユーザーとして出来ることは最新機種を発売日に購入することだと思います。

流石に発売日に購入するのは怖いなと思う人も多いと思うのでせめて発売から半年以内には購入したい。型落ちの方が安く購入しやすくなりますがその分アップデートサポートの残り期間も短いです。

少しでも長く使いたいと思うユーザーは型落ちを狙うのではなく最新機種にフォーカスした方がいい。

既存機種への対応。

そして2つ目の理由としてサポート期間にちょっと類似する部分でもありますがアップデートで基本既存機種は置いてけぼりになることが多い。

もちろん今後Android14などメジャーアップデートで対象機種は共通の新機能に対応する可能性がありますが他のメーカーのようにメジャー関係なく最新機種から既存機種まで幅広く新機能に対応しない。

例えばSamsungでみると最新機種で対応したカメラの新機能が全てではないにしろアップデートで既存機種も対応することが多いです。

Googleで見ても3ヶ月周期で配信されているFeature Dropで最新機種しか対応出来ない機能もありますが既存機種も出来るだけ対応させておりメジャーアップデート以外でも進化します。

一方でXperiaの場合直近で見ればXperia PROシリーズやXperia 1Ⅳなどの整合性をつけるためのアップデートはメジャーアップデートに関係なくありましたがカメラ機能やその他の部分で新機能が既存機種で対応するということはあまりありません。

Android8.0の頃はSonyもめちゃくちゃアップデートに積極的でしたが今や見る影ももなくむしりかなり消極的に感じてしまいます。

もちろん最新機種の方が魅力的に見えるように開発するのは当たり前ですがAppleはじめとした他のメーカーは既存機種のユーザーも出来るだけ満足して長く使ってもらうことに力を入れている。

一方でXperiaの場合はアップデートサポート期間含めて既存機種のユーザーをあまり大切にしている印象ではなくファンですらちょっと置いてけぼりになっている感じがして残念です。

結局のところ既存機種がメジャー以外であまり新機能が追加されないのであれば出来るだけ最新機種を買った方が満足度が高くなりXperia 1Ⅴも当たり前ですが最も新機能が搭載された機種になります。

発熱が改善する可能性。

そして3つ目の理由として現状ハイエンドXperiaの最大の問題とも言える発熱が改善する可能性。

QualcommがSnapdragon 8 Gen 2を正式発表した際にパートナーシップ企業としてSonyが含まれていたことを考えるとXperia 1Ⅴはほぼ間違いなくSnapdragon 8 Gen 2を搭載する可能性。

現状手持ちでみるとvivo X90 Pro+/Galaxy S23/Galaxy S23 Ultra/Xiaomi 13 ProとSnapdragon 8 Gen 2搭載機種が増えてきて実感するのは発熱は多少なりとも改善していること。

本体が熱くなるという意味での発熱は機種の発熱対策次第の面もあり一概に熱くならないとは言えませんがパフォーマンスの持続性という意味ではSnapdragon 8 Gen 1よりかなり改善した印象。

このことからもXperia 1ⅤがSnapdragon 8 Gen 2を搭載すれば現行モデルよりは多少なりともパフォーマンスの持続性が改善する可能性があります。

現行モデルで発熱してくると発熱の原因となる消費電力を抑えるためにリフレッシュレート含めパフォーマンスに制御をかけますが結果不安定に。ただそれ以上に問題なのが発熱が原因でカメラがすぐに強制終了になってしまう現象です。

特に真夏など使っていなくても熱を持ちやすい状況なのにそこからカメラを使うとさらに発熱するので余計に強制終了がしやすくなります。Sonyとしては発熱による警告表示を出してカメラを強制終了させるのは本体の発熱によるユーザーの怪我防止のため。

他の機種は逆に言えばアプリが限界を迎えない限りは本体がどんなに発熱が熱くなろうと撮影を続けることが出来ますがこれはユーザーの捉え方次第。

一部機種では撮影持続モードに対応しているとはいえ純正のシューティンググリップなどBluetooth接続ができるジンバルなどが必要なのでハードルは高いです。

何より発熱自体を抑えてくれれば撮影持続モードを使う頻度も下がるので発熱対策は必須。

Sonyはここ数年でグラファイトシートの強化を中心に昨年はソフトでの制御は最大限化した感じ。ただそれでも不十分なのは明白なのでそろそろハードでの発熱対策を強化してくると思います。

Snapdragon 8 Gen 2で発熱自体が抑制されハード面での発熱対策も強化されれば他のメーカーの機種ほどの安定性まではいかなくても今よりはだいぶ安定して使えるようになると思います。

実際にXperia 1Ⅴではどのように強化されるか不明ですが改善に期待するべきだと思います。

カメラの強化。

最後に4つ目としてカメラの強化です。リークしているデザインを見る限りではセンサーサイズがかなり大きくなっている感じはしません。また現時点でカメラに関するまともなリークがないため何ともですが流石にメインカメラセンサーを4年連続で使うことは考えにくく同じだったらやばいです。

もちろんセンサーサイズが全てではありませんが1/1.7インチだと一部のミドルレンジ以下です。

Xperiaの今のカメラのコンセプトから見てもこれ以上がっつりソフトで補正するのではなく現状で問題になっている部分をハードの底上げでしっかりカバーすることで印象が変わる可能性。

個人的にはコンセプトをいじる必要はないと思っているので多少高くついてもカメラセンサーをしっかり強化してSonyが表現したことをもっとカメラセンサーの力を使って表現してほしい。

少なくとも広角/超広角/ペリスコープのトリプルレンズカメラ構成である可能性は高いです。

細かい部分で気になる部分もありますが現状を見るとスペック不足にどうしても見えてしまう。それがXperia 1Ⅴである程度底上げされるのであればもっと扱いやすいカメラになる可能性があります。

Googleは開発チームのトップが代わったことも影響しているかもしれませんが同じカメラセンサーを継続採用してカメラソフトで最適化を繰り返すというやり方もPixel 5aの時点でほぼ限界な感じ。

Pixel 6シリーズからはハードがしっかり底上げされてカメラソフトの強化としっかり進化しましたがXperiaの場合Googleのような強力なカメラソフトがあるわけではないのでPixelみたく同じセンサーを何年も使うのは厳しくXperia 1Ⅳの時点でもう限界に近い感じだった。

またXperia 1Ⅳでは全画角で共通の撮影体験などSonyがやりたかったことが実現したので次の段階に進むという面でもXeria 1Ⅴのカメラは十分に刷新される可能性があります。

まとめ

今回はここまできたらXperia 1Ⅴを待つべきだと思う理由について簡単にまとめてみました。

予算的にミドルレンジを考えていたユーザーが安くなったハイエンドを狙うのはありだと思いますがもともとハイエンドを愛用しているユーザーはここまできたら待つのがおすすめに感じます。

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