先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回Google Pixel 7aが今年の夏モデルの中で無双しそうなので簡単にまとめたいと思います。
今年のラインナップ。
グローバル市場で見れば2022年の11月下旬頃から実質2023年モデルの発表を開始しており先日にはSamsungがGalaxy S23シリーズを正式発表。
そしてMWC2023においてXiaomiやHonorなどが新製品や中国ですでに発売済みの製品のグローバルモデルを発表するなど上半期の新製品に関しては一通り揃った感じ。
その中でマイペースな感じなのがSonyやGoogleという感じです。
もちろんサプライズもあるかもしれませんが2021年から2022年の夏モデルを見るとほぼ変化がなく前年の後継機種が順当に発表されている感じ。
ここでdocomoの夏モデルを確認するとGalaxy S22にGalaxy S22 UltraにXperia 1ⅣにAQUOS R7とハイエンドモデルは合計4機種でミドルレンジはXperia 10ⅣとGalaxy A53 5Gの2機種でその他エントリーモデルが2機種の全部で8機種でした。
2022年に登場したPixel 6a以降かなり注目度が高いPixelですが今年も順当に行けば5月に開催されるGoogle I/OにおいてPixel 7aが正式発表される可能性があり早ければ5月下旬には発売かも。
Google Tensorをどう評価するべきなのか難しいところでベンチマークで評価するとミドルレンジ以上ハイエンド以下という感じですが個人的にはハイエンドモデルと同等のパフォーマンスだと思っています。
そうなってくるとPixelの中でPixel 7aは廉価モデルの立ち位置ですがパフォーマンスで見るとハイエンド相当で価格で見るとミドルレンジとちょっとどう区分していいか分からない存在です。
一方で今年の夏モデルを推測していくとハイエンドではGalaxy S23/Galaxy S23 UltraにXperia 1Ⅴ/AQUOS R8の4機種が妥当な範囲。
Galaxy S23はフラッグシップモデルの中では無印ですが他の3機種に関しては最上位モデルになりPixel 7aとはスペック的にも価格的にも比較するような機種にはなりません。
仮にPixel 7aが為替の影響で高くなったとして6万円だとしてもGalaxy S23以外の3機種の価格は18万円を超える可能性があるので価格差3倍と離れすぎです。
一方でGalaxy S23に関してリークしているPixel 7aのスペックで見ると張り合えないこともない。とはいえおそらく価格が13万円前後になることからも価格差が約2倍とPixel 7aと比較にならない。
本当PixelはGoogle Tensorを搭載したことでパフォーマンスが中途半端になったと言うべきなのか。それともコスパが良すぎるというべきなのか捉え方が非常に難しい存在で比較なかせという感じです。
Galaxy A54 5G
そしてPixel 7aを価格で見た場合にライバル機種となってくるのがXperia 10ⅤとGalaxy A54です。両機種とも正式発表されていないため現時点でのリーク情報を元に確認していきたいと思います。
まずGalaxy A54に関しては6.4インチの有機ELディスプレイを搭載する可能性があり120Hz表示に対応。またSoCに関してはExynos1380を搭載するとの予測。
リークしているベンチマークをみるとシングルコアが776でマルチコアが2599であることを確認。Pixel 7aはGoogle Tensor G2を搭載している可能性が高いのでPixel 7のスコアを参考にするとシングルコアが1415でマルチコアが3379と地味に差がある。
ちなみにGoogle Tensorを搭載しているPixel 6aのシングルコアが1392でマルチコアが3110を獲得しています。Exynos1280対比でExynos1380はしっかり底上げされているとはいえそもそもミドルレンジ向け。
やはりパフォーマンスの部分ではPixel 7aには及ばない。また容量構成は発売地域によりますがRAM8GB/ROM256GBで5000mAhのバッテリーを搭載して25Wの急速充電に対応している可能性。
そしてカメラに関しては50MPのメインカメラセンサーに12MPの超広角に5MPのマクロ用センサーのトリプルレンズカメラとの予測。パフォーマンスの部分ではPixel 7aの方が圧倒的な可能性が高くさらにOneUIは重すぎるのかハイエンドのGalaxyでは問題なくてもミドルレンジではもっさりです。
なので120Hz表示に対応していてもちょっともっさり感がある可能性が高いです。またカメラに関してはPixel 7aの方が安定している可能性が高い。
逆にGalaxy A54の方が優秀な可能性があるのがまずスピーカーです。
Pixel 7aも前モデルを踏襲しているのであればステレオスピーカーを搭載している可能性がありますがそれでもGalaxy A54がDolby Atmosを継承しているのであれば音量に音質は劣る可能性がある。
そしてもう一つは電池持ちと発熱です。これは実質ハイエンド向けSoCとミドルレンジ向けのSoCとの比較になるので当たり前といえば当たり前。
Galaxy A53の海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると113を獲得しておりPixel 6aやPixel 7で見ても96前後なのでPixel 7aの方が大きく劣る可能性があり発熱に関してもGoogle Tensorの方がパフォーマンスが高いことからも発熱しやすいです。
よりミドルレンジらしいのがGalaxy A54という感じでミドルレンジを求めるユーザーのニーズにしっかり応えつつディスプレイとスピーカーは欲を出した感じでゲームやカメラなど幅広く使いたいならPixel 7aという感じになりそう。
Xperia 10Ⅴ
そして次にXperia 10Ⅴについてリーク情報を元に確認したいと思います。先日にはデザインがリークしており筐体サイズが大型化したとはいえ6.1インチにFHD+に対応と予測されており現行モデルから違いはなし。
リフレッシュレートが強化されるのか不明ですが現時点では全く情報がないため60Hzを覚悟した方がいい。一方でPixel 7aは90Hz表示になる可能性が高い。
またXperia 10ⅤはSnapdragon 6 Gen 1を搭載すると予測 Qualcommの発表によるとCPUは最大40%でGPUも最大で35%改善するとの話。
Snapdragon695のベンチマークが40万点弱なので仮に40%性能が向上したとすれば50万点を超えるかも。とはいえGoogle Tensor G2のベンチマークは80万点前後であることを考えると大きな差があります。
50万点を超えてくるとSnapdragon855に近いスコアになってくるのである程度は動きます。もちろん重いゲームなどは厳しいと思いますがここで気になるのはXperia 10Ⅴが60Hz表示だった場合SoCのパフォーマンス以上にリフレッシュレートの差の方が気になるかも。
容量構成はRAM6GBにROM128GBとPixel 7aがRAM8GBに対応と予測されていることからもマルチタスクは劣るかも。
またミドルレンジモデルを買うユーザーこそできるだけ長く使いたいというニーズが強いと思いますがXperia 10Ⅴは現行モデルと同じであればメジャーアップデート2回にセキュリティが2年だと思います。
一方でPixel 7aは最低でもメジャーアップデートが3回にセキュリティが5年なので大きな差がある。またカメラに関してXperia 10Ⅴが大幅刷新でもされない限りPixel 7aとは雲泥の差かもしれません。
特にXperia 10Ⅳでは前モデルから改善したとはいえシャッターボタンを押してから保存までのタイムラグが気になり手ブレが発生しやすいのが微妙。またXperiaの中でもXperia 10シリーズはオート寄りのカメラのチューニングですがちょっと中途半端でPixel 7aの方がわかりやすい。
そして気になるのはスピーカーでPixel 7aはステレオスピーカーを搭載したとしても音量も音質もあまり期待できませんがXperia 10Ⅴは前モデルと一緒であればモノラルスピーカーなので論外です。
仮にステレオスピーカーに対応したとしても正直両機種とも大したことがないスピーカーだと思います。
そして圧倒的にXperia 10Ⅴの方が優れている可能性があるのが電池持ちでXperia 10Ⅳの海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると163でPixel 7などが96前後であることを考えると雲泥の差。
現時点でXperia 10Ⅴの見えない部分が多いため何ともですが順当な進化の範囲内であればそこまで期待できずスマホ自体をあまり使わない人や何より電池持ちが優先の人におすすめの感じ。
価格を考えると難しいとは思いますがXperia 10シリーズはデザイン以外Xperiaらしさがないのが難点。ちなみにドコモで見るとXperia 10Ⅳは6万4152円でGalaxy A53 5Gは5万9400円です。
為替の影響などからさらに高くなる可能性がありPixel 7aが7万円でもアドバンテージがあると思います。
まとめ
iPhone SEがめっちゃ売れたようにPixel 6a以降のaシリーズは多くのユーザーのニーズを低価格で満たすことができる。さらにPixel 7aはPixel 6aのデメリット部分をしっかり潰している。
そのため多少の値上げになったとしても進化幅を考えると納得できるユーザーが多いと思います。またPixel 7aがGoogle Tensor G2を搭載している限りハイエンドを食い潰す可能性があります。
正直事前情報通りのスペックで出てくるならPixel 7aをとめられるのはPixel 8という感じです。ここまで勢いが出てきたからこそdocomoにはそろそろPixelを再び扱ってほしいところです。
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