Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回中国のサイトがXperia Noteのデザインとスペックについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
正直ありえないデザイン。
最初に情報源の記事が公開されたのは2月16日と割と最近の話ですが正直この情報はどころから出ててきたのか疑問でもちろん信憑性も不明。
クリエイターがリークなど関係なくコンセプト画像を作成してそれにスペックを記載しただけなのではないかと思っちゃうくらいよく分からないです。今回の情報ではXperia Noteと言われておりまずデザインから確認していきたいと思います。
本体サイズは不明ですがレンダリング画像を見る限りかなり薄く見えますが大きいからそう感じるのかも。
本体上部は何もなくイヤホンジャックが廃止になったと思いきや本体下部のUSB-Cの隣に移動している。
また物理ボタンの配置が大きく異なり従来音量ボタンがあった場所にSIMトレイを搭載していること。そして本体左側面に音量ボタンと電源ボタンを搭載。
スマホを右手で使う人にとって指紋認証は本体右側面にあった方が親指でできるので便利だと思いますが今回のデザインを確認する限りでは左側面にあるため右手で使う人にとっては不便になると思います。
一方で今まで指紋認証がしにくかった左手で使う人にとっては使いやすくなると思います。正直この時点で疑問で今までのXperiaのデザインと大きく異なるのでフェイクに感じてしまいます。
ちなみにXperia 1Ⅴのレンダリング画像を確認すると本体右側面に従来通りに搭載しているためXperia Noteだけ逆にする意味が分からない。
そしてフロント部分を確認するとフラットディスプレイを搭載しているようにみえ今回の情報だとUnder Display Cameraの搭載でフルスクリーンデザインを実現できたとしていますが正直微妙。
Sonyはコンテンツを最大限活かすためにノッチやパンチホールデザインに対して否定的です。そのため現行モデルよりベゼルレス化を進めようとした場合Under Dsiplay Cameraの搭載が必須に。
とはいえUnder Display Cameraは生産上の歩留まり率や生産コストの問題からあまり積極的に採用しているメーカーはなくSamsungですらまだGalaxy Sシリーズに搭載出来ない状態です。
その中でSonyが一足先に搭載するとは考えにくい。
またバックパネルを確認するとフラットデザイン。ただ現行モデルのようにアスペクト比21:9を採用しているデザインには見えずXperia XZ premiumなど
以前のXperiaのデザインと同じように見えます。
さらに垂直型のトリプルレンズカメラを搭載しておりカメラバンプはほとんどないように見えますがXperia PROのようにカメラ部分が凹んでいる感じではない。
繰り返しになりますがデザインを見る限りでXperiaを知らない人が作ったコンセプト画像なのではと思っちゃうくらい現行モデルとデザインが異なり逆にこれが製品化されたらSonyどうしたと思っちゃう。
スペックを確認。
次にスペックを確認したいと思います。ディスプレイサイズは7.2インチで表示解像度は4Kに対応。このスペックだけで見るとXperia NoteはXperia 1シリーズの系譜ということになるのでしょうか。
ちなみに以前BOEが4Kに対応した7.2インチのディスプレイの生産を開始したとの噂がありその情報から着想を得て今回のレンダリング画像が作成されたのかも。また可変式120Hz表示に対応。
フルスクリーンデザインに7.2インチに4Kの表示解像度で可変式120Hz表示に対応であればコンテンツを楽しむ上ではまさに理想のディスプレイとなりそうですが正直あまり現時点的ではないように感じます。
先ほどの話とも重複しますがアスペクト比が21:9には見えず19.5:9とから18:9あたりに見えますがそれで7.2インチのディスプレイとなると本体サイズはかなり大きめになることになります。
計算が間違っていたら申し訳ないですがアスペクト比19.5:9で計算すると縦幅が166mmで横が76mm。そしてアスペクト比18:9で計算してみると縦幅が163mmで横幅が81mmですがこれはディスプレイだけなので本体サイズで見ればもっと大きいことになる。
持ちやすさが特徴の一つであるXperiaが横幅76mmオーバーとなってくると現実味があまりない印象。ただXperia XZ2 premiumやXperia Z Ultraのサイズ感が好きだったユーザーにとってはたまらない大型モデルになるかも。
そして容量構成やSDカードスロットには言及していませんがSoCはSnapdragon 8 Gen 2を搭載。
今回の情報ではSnapdragon 8 Gen 2を搭載していることからも今年発表されることが前提に。フラッグシップモデルであればSnapdragon 8 Gen 2を搭載していてもおかしくはありません。
またバッテリー容量は6000mAhと大型化。筐体サイズが現行モデルより大きくなることを考えればより大型のバッテリーを搭載することは難しくないです。そして80Wの急速充電に対応するとの予測。
バッテリーケアに注力しているSonyが80Wなどの超急速充電に対応するとは正直考えにくいです。
またデザインの部分とも重複しますがSonyがおそらくフルスクリーンデザインを採用してベゼルレス化をしない理由の一つとしてデュアルフロントスピーカーを搭載するスペースがなくなる可能性があるから。
今回の画像を見る限り本体下部にスピーカーグリルもなければディスプレイ部分にスピーカーがあるようにも見えないのでスピーカーをどこに搭載しているのか。そもそも搭載していないのかも不明です。
そしてカメラに関してはメインカメラは5000万画素で超広角は2000万画素で1200万画素の望遠レンズでトリプルレンズカメラ構成を採用。今回の画像をみる限りでは望遠レンズの下に何か搭載しているかも。
LEDフラッシュの可能性がありますがTOFセンサーを搭載しているのかまでは不明です。
何より筐体サイズとのバランスを見るとトリプルレンズカメラを搭載しているとはいえかなり小型のセンサーを搭載しているようにも見え今回の情報通りなら高画素化した分マイナスかもしれません。
あくまでも今回の画像はコンセプト画像と捉えるのがよくネタとしてこんなのがあったら面白い程度。ただネタとしてもかなり中途半端で個人的にXperia Noteは理想のXperiaにはならないです。
Noteという名称を採用していることからもスタイラスペンには対応していて欲しいところです。
面白い機種が欲しい。
今回の画像の信憑性はともかく個人的にはもっと面白い端末が追加されて欲しいように感じます。シェアを誇るメーカーこそ利益や売上優先になるため無難にまとまりがちで面白みが欠けやすいです。
一方で変な言い方ですが中途半端にシェアを持っているメーカーの方が冒険はしやすい印象です。その中Sonyは販売台数を捨てて利益を中心にしているからこそ台数限定で冒険がしやすいように思えます。
個人的には今の時代の技術でXperia Z Ultraを復活させて欲しいと思っています。
アスペクト比が違うため比較は出来ませんがインチ表示で見ればXperia Z UltraよりXperia 1Ⅳの方が大型ディスプレイを搭載していることになりますがXperia 1Ⅳが大きいかと言えば大きくないです。
今回の情報じゃないですが7.2インチでアスペクト比21:9を採用しても面白いように感じてしまいます。Xperia Zシリーズで見れば個人的に特にワクワクしたのはXperia Z Ultraでそのサイズ感が面白い。
またスペックにデザインで興奮したいのがXperia Z5 premiumでそれ以降スペックでワクワクする機種は登場してもXperia Z Ultraのようにデザインでワクワクされた機種は登場していないです。
Sonyがタブレットを今後復活させるのか不明ですが仮に復活予定がないのであればファブレットとして何か遊んで欲しい感じで今で見ればディスプレイの特化型としてXperia PRO-Cとかでもいいかも。
ちなみにCはCinemaでと勝手に想像したくなります。Xperia Zが登場してから今年は丁度10周年でXperiaで見ればもっと歴史が長いですがエリクソンからの独立で見れば今年はちょうどキリがいいです。
なので10周年を祝う端末として既存のラインナップとは違うことをしてほしいように感じてしまいます。とはいっても昨年は音沙汰がなかったXperia PROシリーズが今年はどうなるのかの方が重要です。
Xperia PRO-Iの後継機種が出るのか。それとも新たな派生モデルが出るのか非常に気になる。少なくともXperia PROシリーズが僅か1世代ずつで終了することだけは避けてほしいように感じます。
まとめ
今回はXperia Noteのレンダリング画像が公開されていたので簡単にまとめてみました。正直信憑性はかなり低いと思いますがこんな機種がXperiaにあっても面白いように感じます。
今年は昨年と同じラインナップになるのか。それとも何かサプライズがあるのか非常に楽しみです。
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