Pixel Buds Proがピッタリ。スマホメーカーのイヤホンを主観的にランキング

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回手持ちにあるスマートフォンメーカーが発売しているワイヤレスイヤホンをランキングしてみたいと思います。

超主観的なランキング。

最初に自分はオーディオ系の知識は全くなく素人が感じたことをまとめた記事になります。また前提としてイヤホンとペアリングするメーカーは同じにした上での感想になるのでご了承ください。

今回比較するワイヤレスイヤホンはWF-1000XM4/vivo TWS3 Pro/Pixel Buds ProにAirPods Pro/Galaxy Buds 2 Proの合計5つです。自分がワイヤレスイヤホンに求めることはデジタルノイズキャンセリングの効き/音質/通話時のマイク性能/つけ心地という感じです。

この4つのポイントを中心に今回はこの5つのイヤホンをランキングしていきたいと思います。

第5位 Galaxy Buds 2 Pro

まず自分の中では最も満足度が低く第5位としてGalaxy Buds 2 Proです。マット仕上げのデザインを採用して指紋も目立ちにくくデザインが洗練された印象を受けますがそれ以外は前モデルの方が良かったのではと思っちゃいます。

基本自分は音楽を聴くときはYT Musicを使うことが多くその上での評価ですが前モデルと比較して音が軽くなった印象です。

初代Galaxy Budsなどがあまりにも酷すぎて音質があまりいいイメージはありませんでしたがGalaxy Buds Proではかなり安定したので満足度が高かった一方でGalaxy Buds 2 Proでは音が軽くなったというか低音が物足りないせいで低音が好きな自分にとっては正直微妙に感じます。

またデジタルノイズキャンセリングも前モデルの方がしっかり効いていた印象で正直物足りない。つけ心地は良く通話時のマイク性能も悪くないという印象ですが肝心な音質面で個人的には前モデル対比で劣化したと感じてしまっています。

少なくとも今回比較する5つの中では最も中途半端に感じておりGalaxy Buds 3 Proではしっかりと底上げして欲しいように感じます。ただSamsungが目指す方向性と自分の好みが全く合わないということもあるかもしれません。

第4位 vivo TWS3 Pro

そして第4位としてvivo TWS3 Proです。日本ではvivo製品が販売されていないため自分はeBayで個人輸入した感じでvivo X90 Pro+と合わせて使っています。

vivo TWS3 ProはHi-Fiに対応したワイヤレスイヤホンで自分はHi-Fiというものを認識していませんでしたが原音再生という意味らしいです。ちょっと調べてみるとHi-Fi自体は概念的な言葉でHi-Fiに対応している=音質がいいという感じではないみたいです。

実際にvivo X90 Pro+とペアリングするとHi-Fiという表示が出ます。使ってみると音質はちょっと軽めの印象ですが低音自体もそれなりまとまっているので少なくともGalaxy Buds Proのような軽さはない。

低音重視の人には物足りないと思いますが音自体は全体的にしっかりまとまっている印象です。一方で気になったのはデジタルノイズキャンセリングで本体の設定でノイキャン固定にしても大通りなどにいくと結構はっきりと車などの音が聞こえます。

最初はノイキャンがオフになっているのかと思ったくらいです。なのでノイキャンがしっかり効いて欲しい人にとっては物足りないという感じ。

屋外でもそれなりに静かなところに行けば問題なく人の声などもそれなりに抑えてくれる感じですが交通量が多い場所や電車の中では正直微妙かなという印象です。

デザインは光沢仕上げというか鏡面仕上げに近いような質感ですが何よりAirPods Proにそっくり。

ケースのデザインはもちろんイヤホン本体のデザインもAirPods Proにそっくりという感じです。ただつけごごちはよく長時間使っていても耳がそこまで痛くなる感じではありません。

あと地味に面倒なのがワイヤレス充電に非対応なこと。少なくともGalaxy Buds 2 Proと比較すると自分はvivo TWS3 Proの方が音質がよく感じるため今回は4位にしましたがノイキャンやワイヤレス充電などを含めるとGalaxy Buds 2 Proの方がいいと感じる方が多いかもしれません。

第3位 WF-1000XM4

そして第3位としてはWF-1000XM4です。音質に関しては自分の中で最強のワイヤレスイヤホンでXperiaとペアリングしていればYT Musicも360 Upmixで楽しみことが出来るのでめちゃくちゃ良い。

少なくともWF-1000XM4とXperiaで合わせて使うようになってから音楽を聴くことが楽しみ。ただ自分の中で音楽をゆっくり聴くというのは1日で20分程度で時間で見ればかなり限定されています。

現時点で音楽を聴くということに関してはこれ以上のイヤホンがないかなと思っています。

ただ気になる部分もあり一つ目としてはノイキャンの効きが良すぎるのか自分の耳に合わないのか長時間つけていると耳が痛くなってくること。イヤーキャップ部分自体は自分の耳の大きさに合っていないという感じではありませんがあまりつけ心地がいいという感じではありません。

また設定で変えられるのかいまだに分かっていないですが通話時における片耳のみの使用が難しい。

自分は通話する時に両耳を塞いだ状態で通話するのが苦手なのでいつも片耳で通話するのですがWF-1000XM4に関しては片耳を外してしまうと通話相手に自分の声がしっかり届かないことが多い。

両耳をつけるとちゃんと相手に声が届くという感じで自分の通話の仕方には一致していない感じ。

基本Xperiaで通話する時はイヤホンジャックがあるので自宅ならWF-1000XM4ではなく有線イヤホンで通話することがかなり多いという感じです。これがLE Audioに対応すれば変わるのか。

それとも普段自分が通話する時に着けているのが左耳なので右耳にすれば変わるのかまでは不明ですが音楽を聴くことに関してはめっちゃいいけどそれ以外に関しては自分の用途に合わない感じです。

なので自分の中ではWF-1000XM4でオールマイティに使う感じではなくピンポイントで使う感じ。

第2位 AirPods Pro(2022年モデル)

そして第2位としてAirPods Proの2022年モデルです。正直初代の時はiPhoneとの親和性が高いくらいでイヤホンとしてみた場合はそこまで好きではありませんでしたが2世代目でめちゃくちゃ進化しています。

音のバランスが良いことに加え低音もしっかり強化されたので音質がめちゃくちゃ良くなっています。今までは音楽聴くには最低限のレベルという感じだったのがしっかり楽しめるレベルまでに昇格。

またつけ心地も良く長時間つけていても負担にならず片耳での通話も可能とまさに文句なしです。

本来であれば1位にするべきかなと思っていましたが今回2位にした理由として自分がiPhoneをメイン機種として使っているのが長くても1ヶ月程度で基本はAndroidを使っているからです。

iPhoneを使っているユーザーからすれば約4万円と高価ですが他のイヤホンに中途半端に投資するのであればAirPods Proに思い切って投資して後継機種が出てくるまで3年程度しっかり使い切った方がいいと思います。

ただ逆にAndroidユーザーからすれば相性は良くない。

もちろんApple製品と一緒に使うことが前提の上で開発されているためAndroidとペアリングは出来るけどiPhoneとペアリングしている時ののように細かいジェスチャーの設定などは出来ず。

電池残量を確認するにも少なくともPixelに追加された接続している機器の電池残量を確認できるウィジェットでも確認することが出来ないなどAirPods Proの良さが潰れてしまいます。

またYT StudioでiPhoneとペアリングした場合とAndroidとペアリングした場合で聴き比べをすると再生する曲にもよるのかもしれませんがAndroidとペアリングしている時の方がちょっと音が篭っているというか音の輪郭がぼやけている印象で音質に差がないとは言い切れない感じです。

イヤホンとしての完成度はかなり高いですがApple製品以外で使うとその良さが失われる感じです。逆に言えばこれだけトータルバランスが高いイヤホンをAndroidメーカーにも作って欲しいです。

第1位 Pixel Buds Pro

最後に第1位としてPixel Buds Proです。Pixelだからえこ贔屓をしたいとかはなく自分の使い方だと今回選んだ5つのイヤホンの中では無難中の無難という感じで特段不満がありません。

Pixel Budsの時はひどかったですがPixel Buds Proになって音質自体が底上げされたことに加えノイキャンに対応したことで低音も楽しめるようになった。

ノイキャンの効きもWF-1000XM4やAirPods Pro 2には劣る印象ですが大通りなど雑音が多い場所でもほとんど気になることはない。またつけ心地もよく片耳でも通話することができ分かりやすい特徴があるという感じではないですがトータルバランスに優れた感じです。

一応スペックで見れば電池持ちがワイヤレスイヤホンの中では優秀な方でジェスチャー操作も細かく設定することができユーザーからの評判もいいです。ただ自分はジェスチャー操作に拘りがあるわけではなく長時間使用もないため気にならないです。

単純にノイキャンがしっかり効いていて音質がそれなりに良くて通話しやすいイヤホンとして丁度いい。普段使う上で外出用のイヤホンとしてオールマイティに使うことが多いです。

自分は基本Xperia以外のAndroidはPixel Buds Proにペアリングすることが多くXperiaだけはWF-1000XM4で使う感じでまさに自分にとってPixel Buds Proはこれがあればいいという一台です。

オーディオに拘る人ほどPixel Buds Proは選択肢からハズレると思いますが自分は音楽を聴くことの優先度が最優先ではないからこそ丁度良く価格も2万4000円程度なのでそこまで高くない。

後継機種が出たら間違いなく欲しいイヤホンで後継モデルはカラバリに合わせてケースの色も揃えて欲しい感じ。また今後Pixelであれば空間オーディオに対応するためより楽しみな存在です。

まとめ

今回は自分の手持ちのイヤホンの中から超主観的ですがランキングをしてみました。

メーカーを問わなければめちゃくちゃ種類がありますが基本自分はスマホメーカー以外の製品は興味がなくスマホメーカーが出しているイヤホンの中からお気に入りを見つけている感じです。

ただユーザーによって求めることの優先度が違うのでラインナップが豊富なのは嬉しいですよね。

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