先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回新年度に向けて機種変更を考えている方におすすめしたい機種についてまとめたいと思います。
iPhone 14
少なくとも国内で見ればiPhoneを使っておけば間違いなくよほど拘りがなければ一つ目の機種としてiPhone 14をお勧めします。
為替の影響からもiPhone 14は直販版でも12万円からと決して安くはありませんがAppleのエコシステムを使う上での主軸として十分なパフォーマンスで片手操作がしやすいサイズ感。
また周辺機器に加えアクセサリーも豊富で全体的に楽しめるのでおすすめしやすい機種に感じます。iPhoneの国内シェアにおけるピークと比較すれば下がりましたがそれでもまだ半数近くのシェアを維持。
つまりスマホを購入した人の2人の内1人はiPhoneを購入しており電車とかでみるとほとんどの人がiPhoneを使っているという印象もあり同じメーカーの機種を使っているからこそ情報をシェアしやすく使い方など含めて相談しやすいのも大きなメリットです。
個人的にはまずスマホを購入するならiPhoneを大前提に考えた方がいいと思っており自分のニーズを満たせないならAndroidを選ぶべき。それくらいiPhoneはお勧めしやすく自分の親にも中途半端にお金を出して中途半端に使いにくいと思われるのが嫌だと思ってiPhoneを買ってます。
すごく極端な言い方をすれば学生と高齢者はiPhoneでいいと思うくらいです。一方で大学生や新社会人になる人は盲目的にiPhoneを選ばない方がいいと思っています。
たまにコメントで頂きますが高校生くらいまではiPhoneを使っていることが前提でAndroidを使っているとハブられるとか肩身の狭いを思いをするとか。
ただ大学に進学するともちろん学部などによりますが高校の時ほど学内における人との繋がりはないです。そのため他人が使っているスマホに興味を持つ人も減りAirDropなどの使用頻度も下がる可能性。
なのでiPhoneだからどうこうとかAndroidどうこうというのは高校と比較するとかなり減り社会人になればもっと減ります。
どこが発端になっているのか不明ですがiPhoneはAndroidと比較して電池持ちがいいとかカメラが綺麗に撮れるとかのイメージが強く先行している。
最新のiPhoneを持っているだけで学校生活におけるステータスみたいな部分があるみたいですが大学や社会人になってくるとステータスでもなんでもなく単純に勉強や仕事をする上でのツール的側面が強くなりスマホに求められることも変わってきます。
学生時代からiPhoneを使ってくれば環境が変わっても使い慣れたiPhoneを使い続けたいと思うユーザーも多いと思うので最新世代でみればiPhone 14がおすすめという感じです。
アップデートサポート期間も5年以上の可能性が高く5年近く使うことが前提なら本体価格が例え15万円だったとしても1年で3万円で1ヶ月2500円程度。毎日マルチツールとして使えることを考えると1日100円未満なのでかなり安いかなと思います。
Pixel 7
最もおすすめしやすい機種なのがiPhoneに違いはありませんがiPhoneで全てのユーザーのニーズを満たせるわけではありません。そうなるとAndroidが選択肢に入ってきますが2つ目の機種でPixel 7です。
iPhoneと同じく使いやすさを意識したバランス型のスマホで6.3インチのディスプレイを採用。アスペクト比20:9を採用したことでディスプレイサイズの割には持ちやすく片手操作もしやすい。
またiPhone 14にない魅力の一つとして90HzのSmooth Displayに対応していることからもより滑らかにコンテンツが表示されること。
特にTwitterやChromeなどスクロールする際に60Hz表示とは残像の感じ方が明らかに違い90Hz表示に慣れた後に60Hz表示の機種を使うと目が疲れる。
そしてiPhoneと大きく違う2つ目としてカメラです。iPhoneはポートレートモードに対応していますが何方かと言えば人を撮ることを前提にチューニングしているのか物撮りがあまり得意じゃない。
特に被写体が小さくなればなるほど最短撮影距離がかなり長くなりフォーカス精度も悪いです。
一方でPixel 7の場合レーザーオートフォーカスを搭載していることもあるのかメインカメラセンサーのサイズはiPhoneとPixel 7ではほぼ一緒ながらもPixel 7の方が最短撮影距離が圧倒的に短い。
またフォーカス精度も優秀なため被写体が小さくても大きくてもオールマイティに撮影できます。
またiPhoneはシャッターボタンを押してからのラグがひどく狙ったタイミングでシャッターボタンを押しても撮り逃すことやタイミングがあっててもブレブレでしか撮れていないことが多いです。
そのため動体の撮影にあまり強い感じではありませんがPixel 7は狙ったタイミングで撮れることが多く100%ではありませんが少なくともiPhoneよりは失敗することが低いので使いやすいです。
海外のトップYouTuberはiPhone 14 Proのカメラに対して厳し目の評価を下しており世代を重ねて進化してきたスマートHDRが全てを台無しにしていると指摘。
被写体の影の部分を無理に明るくする傾向があるため特に低照度の環境だと後で貼り付けたような写真になると指摘。
また日中においても逆光の環境で撮影すると影になっている部分が明るく補正されるため全体的に白飛びしたかのような真っ白な写真に仕上がると評価されている一方でPixelのカメラは高く評価しており少なくともHDR処理に関してPixelの方が間違いなく優秀だとしています。
どちらもオートを主軸にした機種ですが実際に撮り比べてみると撮れる写真は全然違います。何よりカメラに関してバランスということを考えるとPixel 7の方がよく多くの人にとって使いやすい。
端末の完成度としてはiPhoneの方が高くPixel 7の方がまだまだ不安定ですが価格も約8万円と安い。価格差4万円をどう捉えるかはユーザー次第ですが安くお勧めしやすい機種がPixel 7です。
Galaxy S23
最近iPhoneが高いことからもAndroidを候補に考えるユーザーが増えてきた印象ですが基本今使っているiPhoneの定価よりも安いAndroidを購入すると失敗すると思った方がいいです。
iPhone SEは値上げ前は5万円ちょいでしたがAndroidで5万円以下を選ぶとなかなか厳しい感じに。
スマホにあまり興味がないユーザーからすれば価格が分かりやすい判断基準になりますがそれができるのは同じOS間での機種変更でiPhoneからAndroidの場合は知識がないと失敗する。
またコスパという言葉がかなり使われますが結局購入時の価格とスペックしか見ていない人がかなり多い印象です。
極端な例ですが3万円の機種を1年使うのと6万円の機種を2年使うのと9万円の機種を3年使うのと1ヶ月あたりのコストは一緒で当たり前ですが長く使うほど1ヶ月あたりのコストは下がり長く使うことを想定しているなら高い機種を購入することも選択肢に入ってきます。
なのでコスパという言葉にあまり踊らされないようにするのがお勧めです。ちょっと話はそれましたが3つ目の機種として新年度のタイミングに間に合わない可能性がありますがGalaxy S23です。
執筆時点では国内でいつ正式発表されるのか不明でもちろんいつ発売されるのかも不明です。ただ国内においてGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraは国内で発売される可能性が高いです。
GoogleはPixelのラインナップを2022年で大幅に強化しましたがそれでもまだまだ完成していない。エコシステムという部分でPixelはiPhoneに劣る一方でAndroidメーカーの中で完成度が高いのがGalaxyで標準モデルに期待しています。
前モデル対比でほとんどスペック的に進化していませんがSnapdragon 8 Gen 2を搭載したことに加え前モデルと異なりベイパーチャンバーを搭載した上でソフトで最適化をしているため前モデル対比で発熱含め電池持ちもしっかり改善している可能性。
またSnapdragon 8 Gen 2を搭載したことも大きく影響していますが画像処理もしっかり底上げ。
なのでハード面ではほとんどカメラの進化がないように感じますがしっかり改善されている可能性。
AndroidをベースとしたOneUIの作り込みはAndroidメーカーの中でもかなり優秀な方でGalaxyのカスタマイズ性を知ってしまうと他のメーカーの機種は使いにくいと言われるくらい評価が高い。
現状Pixelとの大きな違いとしてはソフト含めた完成度の違いでGalaxyの方が安心できる感じ。少なくともAndroidで使いやすさを求めるのであればGalaxyで最新機種のGalaxy S23がおすすめです。
ただデメリットとして今回紹介した3機種の中では唯一直販モデルがなく結果割高になる可能性。
執筆時点でキャリアモデルの価格は不明ですが為替を考えると13万円を超える可能性があり今回の3機種の中では高いのがデメリットと何より発売されていないので未知数な部分もまだ多いです。
ただ個人的にはPixelやiPhoneで何か決め手に欠ける場合は十分に待つ価値があると思います。
まとめ
今回は新年度にスマホの買い替えを検討している方におすすめめの機種についてまとめてみました。
とりあえず良くも悪くも国内ではiPhoneを選んでおけば間違いない状況でカメラにより拘りたいならPixelでちょっと出費してでもいいかから完成度や使いやすさに拘りたいならGalaxyという感じです。
今年の春夏モデルは昨年と比較して価格がどうなるのか個人的には一番気になるところです。
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