Xperia 1Ⅴはアメリカで大幅値下げ?一方で国内は値上げかも

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回今年登場する可能性が高いXperia 1Ⅴの価格に関する新たな噂が出てきたので簡単にまとめたいと思います。

0安くなる?

正式名称すら定かではありませんがXperia 1Ⅴに関する噂は様々ある一方で信憑性は不明。デザインすら執筆時点では判明していないのでどのような進化をしているのか想像しにくい。

またスペックやデザインも重要ですがユーザーが購入する上で重要なのが本体価格です。

事前情報からもXperia 1Ⅴは現行モデルよりも安くなる可能性があると予測されていましたが今回の情報によるとSony USAはXperia 1Ⅴの価格がGalaxy S23 Ultraの価格と同程度になるように再調節しているとの情報。

ただ今回の情報源はweibo発となっているため繰り返しになりますが信憑性は低いです。

仮に今回の情報通りの場合Galaxy S23 Ultraのアメリカにおけるベースモデルの価格は$1199となっており前モデルから価格が据え置きです。一方でXperia 1Ⅳの価格は$1599なので$1199に合わせた場合$400も安くなることになります。

一部情報ではXperia 1Ⅴはデザイン含めて現行モデルから進化がない一方でその分コストカットすることで値下げをすると予測されていますがコストカットをしたところで$400も下げられるのか正直疑問です。

またアメリカ市場においてXperia 1Ⅲの発売当初の価格は$1299だったのに対してXperia 1Ⅳでは一気に$300の値上げになっているのも謎。ヨーロッパで見ると100ユーロだったのでアメリカでの値上がりの仕方がちょっと異常でした。

そのためまだ$1299程度になるのであれば分かりますが$1199にできるのであればコストカットというよりはXperia 1Ⅳで相当ぼったくりをしていたようにも感じてしまいます。

ただGalaxy S23 Ultraに関しても多くの市場では値上げされている中アメリカは据え置き。

Samsungはグローバル企業のためドルベースでコスト計算をしている可能性がありドル高の状況でSonyもそうですがアメリカ市場での価格は現状最も為替の影響を受けにくいのかも。

むしろ高くなる可能性も。

今回の情報を部分的に切り取れば$400も安くなるならアメリカ以外の市場でも安くなる可能性があると期待したくなりますが為替の影響を考えるとあまり変わらないかもしれません。

ちなみにGalaxy S22 Ultraがグローバル発表された2022年2月時点での為替は114円前後。そしてdocomo版の価格を確認すると税込18万3744円で税抜にすると16万7040円です。

ここからざっくりと計算すると1ドル=140円くらいです。キャリアモデルなので様々な要因から高くなりがちとはいえ執筆時点では1ドル=130円前後で推移しているため昨年の同時期と比較してもドル高が地味に進んでいます。

このことを考えると仮にXperia 1Ⅳが$1199になったとしてもキャリアモデルは為替の影響を考えると安くなるどころか高くなる可能性あり。

アメリカにおけるXperia 1Ⅳの価格が高すぎて今回はGalaxy S22 Ultraを参考にしているのでちょっとややこしいですがアメリカでの価格が下がっただけでは国内での販売価格が安くなるとは言えないです。

現時点での価格で見れば高くなる可能性の方が十分に高いです。しかもこれはドルベースで価格が据え置きになった場合の話であり前モデルよりそもそも値上げされていたら20万円を超えてくる可能性があります。

執筆時点では国内におけるGalaxy S23 Ultraの価格も不明のためGalaxy S23 Ultraの価格を見れば見えてくる部分もあるかもしれませんが現時点では判断することが難しく単純に高くなると覚悟した方がいいです。

Sonyは販売台数を公表しなくなったため実際の販売台数を確認することはできなくなりました。

ただXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳの販売台数ば例年よりイマイチだった場合2023年モデルはさらに生産台数を限定してくる可能性があり結果一台あたりの生産コストはより高くなります。

現時点でスマホ向けの半導体不足は解消しているとされており不足状況から発生していた価格の値上げは解消されているかもしれません。ただ2020年のSnapdragon865から2023年のSnapdragon 8 Gen 2でベンチマークのスコアは約2倍とかなり高性能化しています。

つまり世代を重ねるごとに半導体自体の価格は高くなっており不足状況が改善して価格が正常に戻ったとしても数年前のSoCと比較すればそもそもがかなり高くなっている可能性。

TSMCは半導体不足に合わせて3割近くの値上げを要求したとされていますがそもそも2020年頃と比較してSnapdragon 8 Gen 2の価格が3割以上高くなっているのであれば半導体不足が解消しても安くなるとは言えない状況で半導体不足が解消された分まだマシの程度。

マイナーアップデートモデルになるとは予測されていますがどの程度コストカットができるのか。個人的には正直価格の据え置きすら厳しいのではないかなとも思っちゃいます。

ちなみにXperia 1IIの直販モデルの発売当初の価格は約13万5000円でXperia 1Ⅲは約15万9000円でXperia 1Ⅳは約17万5000円ときているので最低でも1万5000円は値上がり。

となるとXperia 1Ⅴは最悪直販モデルさえも19万円前後でキャリアは21万円前後かも。

この価格帯は単純に嗜好品。

個人的には20万円は覚悟をしており出来れば海外版と国内版の重複は避けたいので国内版の早期発売に期待しています。最近直販版をあまり買わないのは単純にそこまでの予算がないです。

ただ一方でこの価格帯になってくると必ずパソコンが買えるというコメントですが個人的には比較にならないと思っておりそもそも用途が別に感じます。

仮に20万円でみた場合スマホで事足りる使い方しかしないのであればパソコンに20万円を投資するべきじゃないしそもそもパソコンじゃなくてタブレットでもいいかもしれません。

また自分のように動画作成などをする人からすればパソコンは仕事道具の一つになってくるのでパソコンに投資した方がいい。

また普段の生活でパソコンとスマホであればどちらを触っている時間が長いのかも重要で自分はパソコンに触っている時間の方が圧倒的に長いのでパソコンにしっかり投資しています。

少なくとも個人的にはスマホはパソコンの代わりにならないしパソコンはスマホの代わりにならないので価格だけで同軸に扱うものではない。

国内市場はなんだかんだスマホの選択肢は地味にある方だと思っており自分がほしい機種があるかどうかは別として恵まれている方。例えば韓国で見れば実質iPhoneかGalaxyの選択肢しかないのでなんだかんだマシです。

価格帯も幅広く2万円から25万円近くする機種がある中で15万円以上のハイエンドに投資するユーザーは言ってしまえばもの好きです。スマホ市場が成熟期に入ったこともありエントリーでもどんどん底上げされており低価格帯のモデルでも以前よりはだいぶ安定して使えます。

その中でハイエンドはよく言えばロマンを搭載した機種で悪く言えば無駄が多い機種です。なのでこの価格帯の機種になってくると最優先事項に価格が入ってくる人は向かないです。

毎日使うものだからしっかりしたものがほしいと思ったとしても15万円以下の機種で十分。

Sonyに関してはある意味スマホを嗜好品として捉えている人向けのコンセプトを採用しています。なので価格がどんなに高くなったとしてもほしいと思ってくれる人がいれば十分という考え。

これを言うといずれ尻窄みになると言われますがすでにそうなっており今はむしろ上昇傾向。Xperia 1シリーズとXperia PROシリーズがどんどんごっちゃになって分かりにくくなっている。

この辺は今後改善してほしいところですがSonyの拘りに単純に共感できるかどうかです。

Xperia 1Ⅴの国内における価格がどうなるか現時点で不明ですが絶対欲しいけど少しでも安い方がいいと思う人はXperia 1Ⅴの直販モデルの登場を待つのが一番いいかもしれません。

まとめ

今回はXperia 1Ⅴの価格に関する情報が出てきたので簡単にまとめてみました。

少なくともアメリカ市場で安くなったとしても日本市場で安くなるとは限らず現状で判断すればむしろ高くなる可能性があるので購入できるユーザーはさらに限定されるかもしれません。

ただXperia 1Ⅳのデメリットである発熱やアップデートサポートをしっかり改善すれば多少高くなったとしても欲しいと思うユーザーは必ずいると思うのでSonyの頑張りに期待しています。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG