先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回はPixel 7aよりGoogle Pixel 8シリーズの方が楽しみ理由についてまとめたいと思います。
生体認証の刷新。
現時点での情報を基にすると5月に正式発表が予測されているPixel 7aはかなり強いかも。Google Tensor G2の搭載に加え廉価モデルでありながら90Hz表示にRAM8GBにワイヤレス充電。
さらにカメラセンサーの刷新と価格が据え置きであればまさに圧倒的な進化とも言えます。今年のPixelで最も注目を集め最も売れると思うのがPixel 7aだと思いますが個人的にはPixel 8シリーズがめちゃくちゃ楽しみ。
その一つ目の理由として生体認証が刷新されるかも。
事前情報通りであればPixel 7シリーズはGoogleにとって2世代目の光学式センサーを搭載。Pixel 6シリーズの時にあまりにもユーザーからの評判が悪く異例にも感じますが廉価モデルのPixel 6aのタイミングで刷新。
このタイミングで刷新したことを考えるとチューニングだけでカバーすることが不可能と判断した可能性。またGoogleはアップデートを重ねることで
どんどん安定させておりGoogleの努力の結果ユーザーからの不満の声は少しずつ減っています。
個人的にはPixel 6はガラスフィルムだと認証が厳し目でPixel 6 Proはゆっくり丁寧に認証してあげれば問題なしという感じ。そしてPixel 7はガラスフィルムでも特段問題なくPixel 7 Proはテキトーにやっても認証できるなど今まであまりストレスに感じたことはない。
ただ一部情報によるとPixel 8シリーズは光学式ではなく超音波式を採用する可能性があります。
Qualcommの超音波式指紋センサーを搭載するかなど詳細は不明ですが仮に搭載すれば文句なし。
Galaxy S22 UltraやAQUOS R7を使ったことがある人なら共感してもらえると思いますがめちゃくちゃ認証速度も速く認証自体の失敗もほとんどしないとストレス値が全く違います。
逆にこの快適さを知ってしまうと光学式指紋センサーはどんなにGoogleが頑張っても物足りない。もちろんコストが高くなる可能性に加えハードが進化してもGoogleのチューニング次第です。
ちなみに超音波式指紋センサーを仮に搭載したとしてこれでも認証が上手くいかない人はメーカーとか関係なく指紋認証そのものと相性が悪いと思ってもらった方がいいくらいです。
ただPixel 8シリーズは顔認証にも対応すると思うので生体認証は問題ないかもしれません。
カメラセンサーの刷新。
次に2つ目としてカメラセンサーが刷新される可能性。以前Googleは同じカメラセンサーを採用しつつも最適化することで撮れる写真や動画のクオリティを進化させるソフトが主軸でした。
ただPixel 4シリーズ以降カメラ部門のトップが辞めたことも影響しているのかより自由に開発できる環境になりPixel 6シリーズでは約4年ぶりの刷新となっています。
またPixel 6シリーズで採用されているカメラセンサーは今後しばらく刷新がないかと思いきや直近の情報ではスタッガードHDRに対応するために刷新される可能性があるとの予測。
スタッガードHDRに対応することで従来のHDRより画像処理が速くなり動体の撮影がより強化。またPixelが苦手とされているフレアやゴースト対策にもなり写真や動画の底上げに。
さらにスタッガードHDRに対応しつつコストカットするためにSamsung製のカメラセンサーを採用するとなる50MPのGN2が有力候補。
Pixel 7aやPixel FoldではメインカメラセンサーがIMX787とSony製が採用されると予測されている中Googleが結局Sony製を採用するのかSamsung製を採用するのか不明です。
ただSony製を採用するとさらにコストが上がりそうなので個人的にはSamsung製を採用する可能性が高いと思っておりGN2を採用すればセンサーが大型化。
今年のトレンドである1.0型には及ばないですが1/1.1型と現行の1/1.3インチより大型化。
個人的にはPixelのポートレートモードが最も好きなので大型センサーを採用すればより自然なボケ感のある撮影ができる可能性があるのでかなり楽しみにしています。
流石にSonyのIMX989のコストは高いと思うので搭載するのは厳しいと思いますがGN2ならセンサー的に最新という訳でもなく搭載している機種も限定的なので地味にコストが安いかも。
センサーサイズが大きくなればより明るくノイズが少なく撮影できるようになりPixelのカメラはたまにかなり不自然に撮れることもあるのでここが改善されてくるのかもしれません。
もちろんセンサーが大きくなれば最短撮影距離が長くなりボケ感も強くなるので癖が強くなる。
一部情報でPixel 8は1.0型センサーに近い大型化センサーを搭載している可能性があるとの予測もあるのでSamsungのGN2を採用してセンサーが大型化することに期待。
動体の撮影の強化により自然なボケ感で撮影できるとまさに自分の理想のカメラに近いです。
電池持ちの改善。
そして3つ目としては電池持ちが改善する可能性。一部情報によるとPixel 8が現行モデル対比で小型化する可能性があるとの予測。Pixel 7aが6.1インチになると予測されていることからもPixel 8も同じく6.1インチにする可能性は低い。
となるとディスプレイサイズを変えずベゼルのスリム化などによって小型化する。もしくは6.2インチのディスプレイを搭載するかも。GoogleはPixel 4シリーズ以降特に拘って開発していることの一つとしてバッテリー関連です。
一部情報では電池持ちの悪さからも幹部が二人は辞めたとされていることからも意地でも電池持ちの改善に尽力している可能性があり直近のPixelは歴代Pixelと比較するとマシです。
電池持ちがある意味優先事項である可能性がある中本体サイズの小型化と考えると小型化しても電池持ちは維持できると考えることもできる。
実際のところは現時点でデザインすら判明していないため何ともですがディスプレイなのかSoCなのか何かで電力を改善する可能性。Google Tensor G3はExynos2300のカスタマイズSoCになると予測されておりSamsungの4nmを採用している可能性。
Google Tensor G2は5nmプロセスルールを採用しており単純に半導体は小型化するほどパフォーマンスに電力効率が改善することが多いです。
もちろん採用されるアーキテクチャの影響も受けますがGoogleが初代と2世代目で同じ5nmを採用しつつもパフォーマンスに電力効率を改善したことを考えればプロセスルールが変わるGoogle Tensor G3ではさらなる飛躍があるかも。
単純に本体サイズが小型化すれば搭載できるバッテリー容量も減る可能性がありますがSoCの進化で上手くカバーするのかも。
基礎スペックの底上げ。
まだ分からない部分がかなり多いですがPixel 7aのリークしているスペックからもPixel 8はより強化してくる部分があるのではないかとも思います。例えばPixel 7aがRAM8GBになると予測されている中ストレージオプションに差があるとしても差別化のためにPixel 8はRAM12GBに対応する可能性。
またPixel 7aは90Hz表示に対応すると予測されている中Pixel 8は現状維持もしくは120Hz表示に対応するかも Pixel 7 Proのように可変式120Hzはディスプレイ自体のコストが高くなるためPixel 8は可変式を採用していないかも。
Pixel 7aが現時点での情報だとあまりにも強くなりすぎなのでPixel 8で一番求められるのは分かりやすい区別化です。となると基礎スペックの底上げが行われる可能性があります。
またPixel 9シリーズではプロモデルに小型化モデルが追加される可能性があるとの予測。
となるとPixel aシリーズが現行のフラッグシップシリーズの無印の立ち位置になって現行の無印がプロモデルとして昇格するために最上位モデルと出来るだけスペックを揃えて大きな違いとしてはサイズに起因するものと考えると情報に整合性がつくようにも感じます。
そのための下準備としてPixel 8はスペックの底上げが行われると考えると納得できる
まとめ
今回はPixel 7aの影になりつつありますがPixel 8も魅力的だと思うのでまとめてみました。
Pixel 8シリーズは従来通りであれば10月の正式発表なのでまだまだ先の話で開発もまだ終了していないと思いますが現時点でチラホラリークがあるのが興味深いところです。
コスパはPixel 7aに敵わずともそれ以外の部分でどう魅せてくれるのか非常に楽しみです。
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