iPhone 15 Ultraの一部スペック判明?ただAndroid化がとまらない

事前情報では一部地域のモデルはSIMトレイが廃止になると予測されていましたが先日発表されたiPhone 14シリーズにおいてアメリカモデルのみはSIMトレイが廃止になり来年にはLightningが廃止になるの噂。

詳細は「iPhone 15 ProのみでUSB-Cを採用へ。無印はLightning継続」をご参照下さい。また先日には2022年における最上位モデルであるiPhone 14 Pro Maxを購入したので開封レビューしました。

詳細は「iPhone 14 Pro Max 開封レビュー。第1印象は正直微妙でべた褒め出来ない」をご参照下さい。さて今回GizChinaがiPhone 15 Ultraのデザインやカメラについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

デザインがAndroid化

Appleは従来2年ごとのメジャーアップデートを繰り返すティックトック戦略を採用してきましたがユーザーの機種変更サイクルの長期化に合わせてたのか現時点では3年に1回と言われています。

近年で見るとフルモデルチェンジだったと言われているのがiPhone 12シリーズなので今年登場するiPhone 15シリーズはフルモデルチェンジになる可能性があると予測されています。

iPhone 12シリーズ以降サイドフレーム含めて全体的にフラットなデザインを採用していますが事前情報からもiPhone 15 Proシリーズは全体的に丸みを帯びたデザインに変更される可能性。

そして今回の情報によるとiPhone 15 ProシリーズはさらにAndroid化すると予測されています。

今回の情報によるとiPhone 15 Proは6.1インチでiPhone 15 Ultraは6.7インチを採用とディスプレイサイズ自体は現行モデルから踏襲。一方でiPhone 15 Ultraに関してはベゼルがよりスリム化することに加えAndroidではお馴染みとも言えるEdgeスタイルを採用する可能性。

Androidの最上位モデルで見ればGalaxy S22 UltraにPixel 7 Proやvivo X90 Pro+などEdgeスタイルを採用していない機種の方が珍しくフラットディスプレイを採用しているXperia 1Ⅳなどが逆に貴重な存在です。

iPhone 14 Proシリーズも上位モデルとしては貴重なフラットディスプレイを搭載している機種でしたが今回の情報ではiPhone 15 Ultraは変更。

Appleがどの程度上手くソフトで制御できるか次第ですが横幅がある機種でEdgeスタイルだと片手操作する際に干渉する可能性があり誤反応の原因に。今回の情報ではなぜAppleがEdgeスタイルを採用するのかの理由には言及していません。

単純にディスプレイサイズが同じとはいえ本体が様々な要因から大型化することで持ちやすさへの影響を最小限にするための配慮なのか。

少なくともAppleは以前採用していた2.5DガラスをやめiPhone 12シリーズではディスプレイを完全にフラットにしてサイドフレームとの高さを揃えた上でセラミックシールドを採用してディスプレイの耐久性を改善しています。

単純にこの当時の技術では2.5DにしろEdgeにしろディスプレイが湾曲しているとセラミックシールドを採用するのが難しかったのか。それともセラミックシールドの採用を諦めるのかも気になるところでちょっとよく分からないです。

ただ今回の情報通りであればパンチホールデザインにEdgeスタイルの採用と正面から見た場合Androidによく似たデザインに。

Galaxy S23 UltraはS-Penへの配慮もありますがほぼフラットディスプレイを採用する中Appleが逆行しているように感じるのがちょっと面白い。iPhone 15 Ultraのみ本体にチタンを採用するとも言われていますがデザインがちょっと不安。

ペリスコープの搭載。

次に事前情報からもiPhone 15 UltraのみがiPhone初となるペリスコープを搭載するとの予測。現行モデルは最大15倍のデジタルズームにしか対応しておらずお世辞にも5倍以上は厳しい。

ただ今回の情報によるとAppleはLGのカメラモジュールを新たに採用する可能性があるとの予測。すでにAppleはLGのカメラモジュールを採用していますが先日LGが発表したばかりのズームモジュールを採用する可能性があるとの予測。

LGによるとデジタル一眼レフなど業務用のカメラに多く採用されていた望遠カメラの機能をスマートフォンに搭載するために開発。レンズモジュールを一から見直して薄型化に成功したことでカメラバンプを最小限に抑える。

また光学4倍から9倍のズームに対応するとしておりiPhone 15 Ultraが仮に搭載する場合ちょっと分かりにくいですがXperia 1Ⅳのように光学ズームに
対応することになるので4倍から9倍の間であればどの倍率でも光学ズームということになります。

iPhone 14 Proでは48MPのカメラセンサーを採用したことで新たに2倍ズームに対応。そのため光学2倍と3倍に対応していますがここ上手く合わせることができれば1倍から9倍まで全て光学ズームで撮影することが可能になるかもしれません。

またこのLGのモジュールは光学手ぶれ補正に対応しているため最大9倍まで光学手ぶれ補正に対応する可能性があります。

あとは3nmプロセスルールを採用したA17 Bionicの画像処理で仮に最大10倍まで対応できれば世界で初めて1倍から10倍まで光学ズームに対応した機種になるかもしれません。

Appleがペリスコープを搭載する目的は現時点では不明です。GalaxyやHuaweiの一部機種のように最大ズーム倍率を強化するためなのかXperiaのように中距離撮影の画質改善が目的なのか。

ただ多くのユーザーにとって20倍以上を使うことはあまりなく実用範囲でみれば10倍程度。この10倍以下のズーム撮影において画質を改善するためにペリスコープを搭載するのであれば納得。

ただ一方でこのLGのカメラモジュールは全体的に薄型化されていることもあり搭載できるカメラセンサーも小さいものがメインとされておりカメラセンサーとの兼ね合いも気になるところ。

少なくともAppleはSamsungの特許に被らずペリスコープを作れるサプライヤーをずっと探していた。その結果LGが条件をクリアした上でAppleの求める品質に仕上がっていれば採用されるかも。

iPhoneに取って代わる存在。

iPhone 15 Ultraは近年のiPhoneの中でも大幅アップデートになる可能性がある一方で価格は現行モデルより$100以上値上げされる可能性があると予測されておりユーザーを選ぶ。

国内でもベースモデルで20万円近くの価格設定になり価格的にもデザイン的にスペック的にもAndroidにどんどん似てきている印象。ただ一方でAppleは脱iPhoneを進めているとされておりそのために新たに開発されているのがVRヘッドセットだと予測されています。

ティムクック社長も今後5年以内に退任することを明らかにしている一方でもう一つ新しいプロダクトを生み出してからとしていますがそれがVRヘッドセッドなのではないかとの予測。

今後iPhoneに取って代わる存在になるために開発が進められているとしており今回の情報によるとVRヘッドセット用のレンズモジュールが今年の3月までに出荷される可能性があるとしています。

仮に今回の情報であれば6月に開催される可能性が高いWWDCでお披露目される可能性があります。

ただスペックなど詳細は分かっておらず事前情報ではSony製の8Kディスプレイを2つ搭載している。またM1 ProレベルのSoCを2つ搭載しているとの予測がありますが発熱対策が上手くいかず開発が難航していたとも言われています。

ちなみに一部情報では2022年中の正式発表が最初の目標だったと言われており結果2023年に延期されている感じでもちろん今年発表されるか不明。またよりユーザーが楽しんで使えるようにコンテンツの開発も合わせて開発中との噂。

ただ価格に関しては$3000を超えると予測されており執筆時点で見ると約40万円と非常に高価。まだまたこれからの製品であり最初が高いのは仕方ないですがiPhoneに取って代わる存在になれるほどの価格までに下がるのか疑問はあります。

AppleとしてはApple Watchを当初はiPhoneに取って代わる存在にしたかったみたいですが設計自体がiPhoneありきの前提です。セルラーモデルの追加などでiPhoneなしで使えるシーンもありますがそれでも限界があります。

だからこそAppleはVRヘッドセットにかなり力を入れているとも予測されておりこの情報通りならiPhoneと合わせて使うこともできると思いますがiPhoneありきではない可能性があります。

とはいえ当面はiPhoneが主力であることに違いはなくApple Watchのように長い年月をかけて少しずつiPhoneに取って代わる存在として進化させていくのかもしれません。

ちなみにAppleは今後10年を目処にVRヘッドセットを主力にしていくことを目標との予測。

まとめ

無印のiPhone 15に関してはDynamic Islandの採用などデザインの変更はあるかもしれませんが基本はマイナーアップデートモデルで価格優先。

AppleはiPhone SEやiPhone 14 Plusの失敗を受けて今後廉価モデルのラインナップを大きく見直す可能性があり無印が今後廉価モデルの立ち位置になりPROモデルがメインでその上にVRヘッドセットという位置付けになるのかも。

まずはフルモデルチェンジになると予測されているiPhone 15シリーズの進化が非常に楽しみです。

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