Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回SonyがMWCに3年ぶりに出展することが判明したので新型Xperiaが発表されるのか簡単にまとめたいと思います。
久しぶりのMWC
今までSonyの新型Xperiaの発表と言えば上半期で見れば2月下旬から開催されるMWCで下半期は8月下旬から9月上旬に開催されるIFAでそれぞれのタイミングでプレカンファレンスを開催。
ただ2020年の初頭からコロナの感染が急拡大したこともありMWC2020の参加は急遽キャンセル。ただ当初プレカンファレンスを行う予定だった日時で代わりにライブストリーミングを配信。
一方でMWC2021はコロナの影響で6月下旬に開催が延期されたことも影響したのか出展せず。そしてMWC2022は通常通り2月下旬から開催されましたがSonyは結局出展しませんでした。
なので3年連続で参加しておらず今年も参加しないかと思いきや参加企業の中にSonyがあることが判明。
少なくともMWCに出展することからも以前のように新型Xperiaを発表する可能性もあります。ただ出展する=新型Xperiaを発表するは限らず執筆時点でプレカンファレンスの案内はなし。
新型Xperiaが2月下旬に発表されたら嬉しい反面個人的には発表されないのではないかとの推測。
デザインのリークがない。
まずその一つ目の理由として有名なリーカーによってレンダリング画像が公開されていないこと。
自分がブログを始めてから毎年のようにXperiaの情報を追っていますが現行シリーズで見ればXperia 1やXperia Aceからしっかりと情報がリークしており今年はまだリークがありません。
ちなみに有名なリーカーがデザインをリークするタイミングとして2020年以前のMWCに参加をしていた時は前の年の12月下旬頃で正式発表の約3ヶ月前。そして独自イベントに切り替えた後はXperia 1Ⅳで見れば2月下旬で正式発表は5月中旬。
同氏が今年のXperiaのデザインをリークしないなどイレギュラーなことがない限りは大体2~3ヶ月前にはデザインがリークします。この記事は1月下旬に執筆しており現時点でリークしていないことを考えると早くても4月中旬頃。
もしくは昨年と同様に5月頃の正式発表になるかも。あくまでも過去のリークからの推測なのでハズレる可能性も十分にあり得ますが同氏の実績が高いことからも大きくハズレることはないと思う。
仮にMWC2023で正式発表されるのであればデザインはすでにリークしていてもおかしくないです。
タイムラグの悪化。
そして2つ目の理由としてはここ最近改善してきた発表/発売のタイムラグが悪化する可能性があること。
生産の問題なのか詳細は把握していませんが従来MWCで2月下旬に正式発表しても発売は3月ではなく5月とから6月だったのでタイムラグが3ヶ月近くあったのでユーザーの不満の一つでした。
当たり前ですが発表した時が一番ユーザーの注目度が高くなるのでメーカーとしては熱が冷めない内に出来るだけ早く発売したいところですがXperiaの場合は熱が冷めた後に発売する流れでした。
中には比較的早く4月頃に発売予定の機種もありました Xperia XZ premiumに関してはGalaxy S8シリーズの発表/発売の遅れからも5月に流れXperia 1IIのdocomo版は当初4月の発売予定でしたが緊急事態宣言などコロナの感染状況に配慮して結局6月中旬と大幅に遅れました。
一説ではPhotography Proの開発の遅れが原因とも言われていますが実際には分かりません。仮に発売時期を早めることが出来ないのであれば単純な話で発表時期を遅くすれば改善します。
全ての市場で改善したとは言えませんがXperia 1Ⅲは4月に発表され6月上旬に中国で発売。半導体不足の影響からも日本では7月で香港などでは9月と地域によってはかなり開きがありますが最速の中国で見れば改善。
またXperia 1Ⅳの時は5月中旬に正式発表で香港では5月下旬に発売。日本でも6月上旬に発売するなどタイムラグが大幅に改善しましたが仮にMWC2023で正式発表で3月中に発売されないのであればまた悪化します。
またXperia 1Ⅳを起点に考えると発売から10ヶ月程度で後継機種が出てくる感じでユーザーにとっても型落ちになるのが早くて残念な感じに。型落ちという面で見れば後継機種の発売を遅くすれば不満は出にくいですが逆は不満が出やすい。
一部情報によるとSonyはリークを防ぐために正式発表してから大量生産を開始しているとの話もありましたがXperia 1Ⅳが2週間程度で発売されたことを考えると直近で見れば事前に生産。
ただ一方でSoCの供給のタイミングの問題があるとの話もあります。現時点で少なともスマホ向けの半導体不足は改善されたと言われていますがだからと言って一気に供給できるわけではありません。
信憑性は定かではありませんがSnapdragonを採用しているメーカーはQualocommと1年近く前に供給量など契約している可能性があるとの話。そもそもQualcommが新しいSoCを正式発表してから各メーカーと契約をしているとは思っていませんでしたが1年前となると見えない部分もある。
Xperia 5Ⅳの時にSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しないことでかなりの批判を浴びましたがそもそも一年前に契約するのであればSnapdragon 8 Gen 1が当たりかハズレかもよく分からない。
となると前もって契約するのはSonyのような規模感だと厳しいとなるのは当たり前かもしれません。
またかなり前の段階で契約しているのであれば供給量と供給時期もある程度決まっている可能性。Qualcommとしても商売のためたくさん仕入れてくれるメーカーに優先的に供給する可能性。
となるとSonyのような弱小メーカーは供給時期が遅く結果発売時期が遅いと推測もできます。実際のところは分からないですが何より改善してきたタイムラグをを再び悪化させるとは考えにくい。
なので発売時期を前倒し出来ない限りMWC2023で正式発表する可能性は低いと思います。
必ず新製品を発表する場ではない。
そして3つ目の理由としてはMWCに出展する=必ずしも最新機種を発表しなければいけない訳ではない。MWCはMobile World Congressの略称で携帯電話に関連した世界最大の展示会という感じです。
現にエリクソンやノキアなどスマホに関連した通信技術を発表するために参加しているメーカーも。どうしてもスマホメーカーが最新機種を発表するというイメージがありますがそれだけではありません。
ただXiaomiが参加することを明らかにしておりXiaomi 13シリーズのグローバルモデルやXiaomi 13 Ultraが正式発表される可能性。Honorも同様に参加することを明らかにしておりHonor Magic VsのグローバルモデルやHonor Magic 5シリーズを正式発表する可能性など。
一般的に見れば関連した最新技術よりも最新のスマホの方が注目度を集めやすいとは思います。Sonyが新型Xperiaを発表しなかったとしても何かしら他の製品について言及する可能性もあります。
それは新製品とは限らずPlayStation VR2などを改めて展示する可能性も十分にあり得ます。個人的な勝手な推測に過ぎませんがMWC2023で新型Xperiaを発表する可能性は低いと思います。
新型Xperiaが発表されるとすれば
ただ否定してばかりでも面白くないので仮に発表されるであればXperia 1ⅤとXperia 10Ⅴは固い。
Xperia AceⅣに関しては一部情報ではグローバルでも発売されると予測されているのでこの情報通りなら合わせて発表されてもおかしくないですがXperia Lシリーズの時からイベントなしで正式発表されていたのでMWCで発表されることはないかもしれません。
ただ合わせて国内で正式発表される可能性はあります。何より注目を集めるのはXperia 1Ⅴで事前情報では様々なことが言われているので今回は触れませんが気になるのはオーディオの進化。
Android13へのアップデートでLE Audioに対応したこと。
そして今年はWF-1000XM5が出てくる可能性が高いのでXperiaと合わせて使うことでどう進化するのか非常に気になるところ。またXperia PROシリーズに動きがあるのか。
一応初めてXperia PROが正式発表されたのはMWC2020のタイミングで結局発売は1年後でした。ただその年の10月にはXperia PRO-Iが発表とXperia PROシリーズがMWCのタイミングで発表されたとしても違和感はありません。
まとめ
今回はSonyがMWC2023に出展することが判明したので簡単にまとめてみました。もちろん早く新型Xperiaを発表してほしいという気持ちがありますが個人的には焦らないでほしい。
発表発売が遅くてもいいし価格が高くても構わない。ただSonyが納得したものを発売してほしい。また今回の記事は現行シリーズが継続することを前提にしていますが刷新があるのかも気になる。
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