Xperia 5Ⅳのスピーカー。開発者の強い拘りから大幅な進化に

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回SonyがXperia 5Ⅳのオーディオに関連する開発者インタビューを公開していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

オーディオへの拘り。

Xperia 5IIの時はコンパクトモデルでありながらも音質がよく音量もそこそこ大きいと評判が良かった。一方で本体への共振がデメリットになっていたことからもXperia 5Ⅲでは改善されるのかと期待していたらまさかの悪化。

共振はさらに悪化した上で音量も音質もイマイチになった感じがあります。ただXperia 5Ⅳでは大幅に改善されておりユーザーからの評価は非常に高いです。

今回の情報によるとXperia 5ⅢとXperia 5Ⅳではスピーカーの構造に大きな違いがあるとしています。

Xperia 5Ⅲは内部スペースの問題からも上部スピーカーはエンクロージャーを搭載していません。ただその代わりXperia本体をエンクロージャーに見立てて利用している構造を採用。

エンクロージャーが大きいと低音がよりはっきりするというメリットがある一方で本体への共振がひどく、共振が原因で音が濁るというデメリットがありました。

一方でXperia 5Ⅳでは上部スピーカーにも専用のエンクロージャーを採用。その結果まず共振が改善。またエンクロージャーが小型化すると低音域のインパクトなども欠けるためスピーカーユニット自体の出力を倍増したとしています。

その結果音質/音量ともに大幅に改善。ただ専用エンクロージャーを搭載するには内部スペースの問題から困難を極めたとしています。従来はエンクロージャーの中にスピーカーユニットを搭載した状態での納品。

ただ本体上部は通信アンテナやカメラユニットにイヤホンジャックなど密集地帯となっており従来の方法では内部スペースが足りないためエンクロージャー自体は最初から筐体に埋め込むように設計を見直したとしています。

またエンクロージャー自体の密閉度が個体差が生じないようにトライ&エラーを繰り返してチューニングをしたことを明らかに。スペックからは分からない部分であり詳細は知れることでスペックの進化がより納得できる感じです。

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