Pixel 7aの一部スペック判明。ほぼ死角なしの2023年最強ミドルレンジ

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回Kuba Wojciechowski氏が内部コードからPixel 7aの一部スペックに言及しているのでまとめたいと思います。

カメラセンサーの詳細が判明。

先日の情報からもPixel 7aとPixel 7 Ultraは同じ機種なのではないかと情報が錯綜。廉価モデルと最上位モデルが同じ機種と考えると正直意味が分からない流れになります。

また海外サイトが発見した2022年モデルのコードネームの内未発表なものはPixelで見れば2つ。一つは折畳式機種であるPixel NotePadでもう一つはリンクスと呼ばれる機種の存在。

なのでリンクスはPixel 7aもしくはPixel 7 Ultraのどちらかで両方が登場することはない。そして今回の情報によると開発者がAndroidの内部コードからもリンクスの一部スペック判明。

カメラドライバーの情報からリンクスの記述を発見。

Pixel 7やPixel 7 Proに関してはPixel 22 premiumという記述があるのに対してリンクスはPixel 22 ミッドレンジとの記述。このことからもリンクスはミドルレンジモデルである可能性が高いとしています。

また先に確認しておくとPixel 7 UltraはPixel 7aのプロトタイプであることが判明。

その上でPixel 7 UltraのカメラはGN1+IMX712+IMX787のトリプルレンズカメラになると予測されてきましたが今回のリンクスのカメラ構成はIMX787+IMX712のデュアルレンズカメラ。

今回の情報元によればGoogleは新しいセンサーを使用する準備が整う前に単に物事をテストするためだけにGN1が搭載されていた可能性があるとしておりGN1は予備センサーに。

このことからもPixel 7 Ultraと呼ばれていた機種はPixel 7aのプロトタイプの一つ。なので先日の情報からもPixel 7 Ultra=Pixel 7aはある意味間違っていませんでした。

何よりリーク段階でGN1+IMX712+IMX787のトリプルレンズ構成で最上位モデルが存在すると勘違いされたという流れだったんだと思います。なのでPixel 7 Ultraは存在しない可能性。

自分もそうですがPixel 7 Ultraに期待していた人にとっては残念な流れという感じです。

一方でPixel 7aはPixel 6aと比較してセンサーが刷新されておりPixel 7とも異なります。

メインカメラセンサーはIMX787なのでGN1と同じく1/1.3インチの大型センサーでさらにSony製を採用していることを考えるとPixel 7などよりも画質がいい可能性があります。

何よりこのセンサーサイズをミドルレンジで搭載すること自体でも驚きですがさらにハイエンド向けのGoogle Tensor G2を搭載することで画像処理の部分などでもPixel 7と遜色なしでかなり魅力的な存在です。

望遠レンズを搭載していないとはいえミドルレンジとして見れば2023年で最強クラスの機種になる可能性があると期待したくなる。

一部スペックも明らかに。

今回の情報ではカメラドライバーからの情報だけではなく他の一部スペックに言及しておりまず先日の情報でもはありましたがワイヤレス充電に対応していることを再度確認。

ただプロトタイプということもあるのか充電速度が最大5Wとなっており充電速度は遅いです。この手のワイヤレス用の充電チップはワイヤレスイヤホンのケースに装着されるとしています。

ただ製品版がここまで遅いとは考えにくいので最低でも10W程度に期待したいところです。

またGoogle Tensor G2を搭載することはほぼ間違いないと思いますがPixel 7aはQualcommのWi-Fi/BTソリューションであるWCN6740を含む初のGoogle Tensorを搭載する初めての機種になる可能性。

この手のチップに関する知識は全くないので何ともですがWi-Fiなど通信関連は不信感が多いSamsung製からQualcomm製に切り替わることで改善する可能性があります。

Pixel 7シリーズでExynos5300を採用したことで通信関連の不具合は大幅に改善。このことからもPixel 6シリーズで発生していた不具合はソフトではなくハード面の問題だったとも言えますがExynos5300でも完全とは言えない状況に。

何せハイエンドクラスでみると今まではExynosを搭載したGalaxy Sシリーズが5GモデムもSamsung製という感じでしたがGalaxy S23シリーズは全ての地域でSnapdragon 8 Gen 2を搭載の可能性。

そうなると通信モデムもQaulcomm製になる可能性がありSamsungの5Gモデムを搭載しているハイエンドはPixelシリーズくらいしかない現状。この流れをGoogleはPixel 7aから変えていきたいのか気になるところです。

またディスプレイに関しても言及。事前情報ではPixel 6aやPixel 7と同じローコストのディスプレイを搭載するとの予測。そして今回の情報でPixel 7aは90Hz/FHD+に対応したSamsung製のディスプレイを搭載。

今回の情報通りであれば廉価モデルも高リフレッシュレートにようやく対応の流れです。

過去に同氏はGoogle Tensor G2のスペックに言及しておりその時はSamsungの4nmを採用すると予測していましたが実際には5nmを採用しているなど間違いもあります。

なので完全に鵜呑みにすることができませんが今回の情報はお宝の山という感じです。

ほぼ死角なしの状態に。

ここまでの情報を整理するとPixel 7aのカメラセンサーが判明してセンサー自体は刷新。さらにデュアルレンズカメラ構成で噂されていたPixel 7 Ultraの存在が否定された流れ。

またPixel 6aのデメリットでもあったワイヤレス充電と高リフレッシュレートに対応。Google Tensor G2を搭載すること。さらに本体価格が値上がりしても6万円以下ならPixel 7すらスペックだけで見れば完全に潰す可能性があるくらい驚異的な存在です。

正直2023年のミドルレンジモデルにおいて国内市場では圧倒的な強さを誇る可能性があります。

また今回の情報を元にデザインを推測するとカメラバンプ部分は本体の厚みが増えない限りより派手になる可能性がありPixel 7と同程度まで目立つ可能性は十分にあり得ます。

現時点でIMX712のセンサーサイズは不明ですがIMX787はGN1と同じセンサーサイズなのでカメラバンプがひどくなってもおかしくない。

そして事前情報でPixel 7 Ultraはセラミックを筐体に採用しているとの話がありますが海外サイトによればPixel Tabletがナノセラミックコーティングを採用していることからその情報と混同した可能性があると指摘。

逆にPixel 7a UltraがPixel 7aの実質プロトタイプみたいな存在であったことを考えるとPixel 7aの筐体はPixel Tabletと同じくナノセラミックコーティングが採用されてPixel Tabletに近い質感になっていると情報の整合性がつくように感じます。

またPixel 8のRAMが12GBに強化されると予測されていることからPixel 7aはRAM8GBになっても違和感はなくストレージは128GBでSDカードスロット非搭載が現実的なラインに。

何よりPixel 6aはメインカメラセンサーがIMX363を搭載していたこともありハード的制約からGoogle Tensorを搭載しながらもモーションモードに非対応など今回の情報通りであればPixel 7aはハード的制約でスペック制限は考えにくい印象。

あとはインカメラに関しては今回の情報では言及ありませんがPixel 7 Ultraの情報で見れば超広角と同じIMX712を搭載すると予測されておりDPAFに対応しているかどうかです。

ちなみに画素数は13MPになると予測されており画素数はPixel 7シリーズより上かも。これでDPAFに対応すればインカメラを利用した顔認証にも対応する可能性があります。

ここまでくるとストレージオプションなどがなくてもPixel 7より魅力的な選択肢に。Pixel 8をしっかり仕上げないとPixel 7aが2023年に発売されるPixelの中で最強かも。

まとめ

今回の情報通りであればPixel NotePadのメインカメラセンサーがIMX787になるとの予測もより現実的でPixel 8シリーズのカメラセンサーもIMX787に切り替わる可能性もあります。

Samsung比重が高くなっていましたがカメラセンサーを中心にSamsung離れを進めてほしい。何より来年の上半期に登場が予測されているPixel 7aもPixel NotePadも存在感がありそう。

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