Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。
また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
さて今回2023年における新型Xperiaのラインナップとデザインに関する情報が出てきたので簡単にまとめたいと思います。
Xperia Ace Ⅳ
今回の情報によるとSonyは2023年においてSnapdragon 8 Gen 2搭載機種を3つ。そしてSnapdragon 6 Gen 1搭載機種を1つにSnapdragon 4 Gen 1搭載機種を2つとの予測。
今回の情報の信憑性は定かではありませんが例年通りの流れで順当と言えば順当です。まずSnapdragon 4 Gen 1搭載機種に関してほぼ間違いなくXperia AceⅣだと思います。
ただ2つとなっていますがこれは事前情報にもありましたが日本向けとグローバル向けでモデルを分けている結果2つに分かれているとの予測。一部情報によれば5.5インチのディスプレイを搭載。
さらにアスペクト比が21:9に変更されると予測されているためかなりのコンパクトモデルにiPhone 13 miniと比較して縦幅は長いですが横幅はスリムになる可能性があります。
事前情報通りであればiPhone 13 miniレベルの超コンパクトモデルになるとの噂。ただ大きな違いとしてXperia AceⅣはエントリーモデル向けのSoCを搭載していること。
また容量構成はRAM6GB/ROM128GBでイヤホンジャックにIP68は対応する可能性があります。
さらにバッテリー容量は4500mAhになると予測されていることから搭載SoCを考えれば電池持ちはかなり優秀な可能性があり電池持ちがめちゃくちゃ悪いminiモデルにはない魅力。
噂されているスペックがどれだけ正しいのか不明ですが仮に正しいとなれば従来と異なりSonyが直接開発している可能性。ただ一方でOEMだったからこそコストを安く済ませられた。
これがSonyも開発となれば本体価格は現行モデルの3万円よりも高くなる可能性があります。Sonyは基本ライバルメーカーと比較すると割高な傾向なので4~5万円くらいの可能性。
ただ最低限使えた上でコンパクトモデルが欲しい人にとっては待望の製品になるかもしれません。何よりSnapdragon 4 Gen 1を搭載することでどの程度動くのか気になるところです。
Xperia 10Ⅴ
次にSnapdragon 6 Gen 1を搭載している機種はXperia 10Ⅴの可能性が高いように感じます。命名規則が変更される前ミドルレンジ向けのSnapdragon700番台を中心に乱立していた印象。
ただ現状では半導体不足も影響しているのかシンプルでSnapdragon 4 Gen 1にSnapdragon 6 Gen 1にSnapdragon 7 Gen 1と基本は3パターンで派生バージョンも特段ありません。
従来Xperia 10シリーズはSnapdragon600番台を搭載していたので単純に見ればSnapdragon 6 Gen 1を搭載する可能性が高いです。おそらく大幅なスペックの
強化は考えにくくスペックの着実な底上げ。
まずSnapdragon 6 Gen 1を搭載することで動作性がどれだけ快適になるのか。ただ不安なのが発熱が問題視されたSnapdragon 8 Gen 1やExynos2200と同じくSamsungの4nmプロセスルールを採用していることです。
構成しているアーキテクチャは不明でクロック数などしか分からないので何ともですが動作性がしっかり底上げされる一方で発熱問題や消費電力の問題が出てくるのかもしれません。
一方で容量構成やバッテリー容量などは現状維持の可能性。そして個人的に気になるのはスピーカーで現行モデルではイヤホン接続時の360 Reality Audioへの対応を優先したみたいでスピーカー自体のチューニング変更で音質/音量はかなり改善されたとはいえまだまだです。
そろそろSonyらしさを強化するという意味でもステレオスピーカーを搭載して欲しいこと。これにワイヤレス充電にでも対応すればより多くのユーザーのニーズを満たせます。
カメラを重要視していないユーザーはミドル以下を選んで求める人はハイエンドを選べばいい。そしてミドルレンジ以下はシンプルなカメラに圧倒的な電池持ちを実現すれば魅力的です。
現行モデルの価格はdocomo版でさえ6万4000円と高いですがこの価格帯の機種なら発売と同時に叩き売りが開始される可能性もあるので定価があって正直ないようなものに感じます。
ハイエンドモデルが高価格化しているからこそミドルレンジの注目度が高くなっており一番化ける引き出しがあるのもミドルレンジなのでXperia 10ⅤではそろそろSonyらしさを何か追加して欲しいように感じ追加されるだけでも印象が大きく変わる可能性があります。
Xperia PRO
そしてSnapdragon 8 Gen 2搭載機種ですがXperia 1ⅤにXperia 5Ⅴはほぼ間違いない。またもう一つはXperia PROシリーズから何かしらの機種が出ると思いますが情報源によって錯綜。
今回の情報ではXperia PRO IIの可能性があるとしていますが一部情報ではXperia PRO-Iの後継機種が登場するとの話もあります。おそらくですがどちらの機種もベースはXperia 1Ⅴだと思います。
ただXperia PROはSonyのデジカメに通信機能を持たせることに特化した感じでXperia PRO-Iはカメラ特化型と同じXperia PROシリーズでも特徴が全く違います。
そのためXperia PROの後継機種が出るのかXperia PRO-Iの後継機種が出るのかで全然違う。
おそらくXperia PROシリーズの最新機種に期待しているユーザーの多くはXperia PRO-Iの後継機種に期待しているという感じです Xperia PROは特殊過ぎてニーズはかなり限定的です。
一方でXperia PRO-Iの後継機種であればトレンドになりつるある1.0型センサーの搭載で大型センサーを搭載したXperiaを使いたいと思うユーザーのニーズを満たすことができます。
また今回の情報とは別ですが2022年から2023年にかけて発表される可能性がある機種の中でSnapdragon 8 Gen 1を搭載している機種が存在しているとの噂もあります。
なので単純に見れば今年中にXperia PROシリーズから何か出てもおかしくないですが執筆時点では特段動きはないです。ただこのタイミングでSnapdragon 8 Gen 1搭載機種を出すとまたSoCが古いと批判されると思うので最新機種が出て欲しい反面難しいところです。
そしてXperia 1Ⅴは上半期でXperia 5Ⅴは下半期の可能性がありより区別化される可能性もただ現状を見るとXperia 1シリーズとXperia PROシリーズをもっと区別した方がいい印象です。
デザインのヒント?
そして今回の情報と関係ないですがSonyが新たなモバイル用イメージセンサーのPVを公開。このPVで気になるのが使われているスマホです。
あくまでもカメラセンサーをアピールすることがメインの動画ですがXperiaでは見たことがないデザインが採用されているのが気になります。今回の機種は単純にカメラセンサーをアピールだけのために開発されたデモ機の可能性。
ただそれだったら既存のXperiaにセンサーを載せるのもありかなと思いますが不明です。
一応デザインを確認するとXperia 1Ⅳのように角張ったデザインではなく丸みを帯びたデザイン。ただサイドフレームはフラットでバックパネルもフラットになっているように見えます。
そのためXperia 1Ⅳで改善されたデザインのエッセンスが踏襲されている印象を受けます。またフロストガラスを採用している印象でカメラバンプはほとんどなしで多色展開。
パープルやホワイトがあることからもXperia 1シリーズで採用されそうなカラバリです。またカメラセンサーをアピールすることが前提だからかトリプルレンズカメラを搭載していますが望遠部分はペリスコープは非搭載。
ちなみに一部情報によるとXperia 1Ⅴは望遠レンズに現行モデルがメインカメラセンサーとして搭載しているIMX557を採用するとの話があります。
仮にこの噂通りであればペリスコープで1/1.7インチは内部スペース的にもかなり厳しいのでペリスコープ非搭載との話があるので今回のデザインを見ると何か勘ぐっちゃいます。
次期Xperiaでこのデザインが採用されるのか不明ですが仮に採用されるなら大刷新という印象。またここまでデザインのイメージが変わると命名規則というかシリーズが変更の可能性も。
正直これだけだと何とも言えないですが次期Xperiaのヒントになっていたら面白いです。
まとめ
今回はXperiaの新たな噂とSonyが公開した新しいPVについて簡単にまとめてみました。
来年登場するXperiaは現行シリーズが継続なのか新体制に移行してからの初の新シリーズか気になることが多く個人的にはこのデザインになるならなるでかなり興味があります。
来年のXperiaがどうなるのか今から非常に楽しみです。
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