先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
またGoogleは今年の秋にGoogle Pixel 7シリーズを正式発表することを明らかにしていましたが10月6日に新製品発表会を開催することを明らかにしてPixel 7シリーズとPixel Watchが正式発表されると思われます。
詳細は「速報。Googleが10月6日にイベントを開催。Pixel 7登場へ」をご参照下さい。さて今回Kuba Wojciechowski氏がGoogle Tensor G2の詳細に言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Google Tensor G2の詳細。
先日にGoogle Pixel 7 Proのベンチマークがリークしたこと合わせて同氏が以下のようにtweetしています。
Google’s upcoming Tensor G2 to use the same CPU cores as the first gen Tensor, Mali-G710 GPU – details below 👇 🧵 pic.twitter.com/xbZVFhMc1l
— Kuba Wojciechowski⚡ (@Za_Raczke) September 16, 2022
そして今回の同氏の一連のtweetをざっくりとまとめたいと思います。
メインコア | ミドルコア | 高効率コア | |
名称 | Cortex-X1 | Cortex-A76 | Cortex-A55 |
コア数 | 2個 | 2個 | 4個 |
クロック数 | 2.85GHz | 2.35GHz | 1.80GHz |
Pixel 7 Proのプロトタイプのブートログからも高効率コアはCortex-A55と変更がなく採用されているコア自体が変更がないと予測されていましたが今回の情報でも採用されているコアやコア数は初代と全く一緒です。
ただCortex-A76とCortex-X1のクロック数が僅かに上がっています。さらに4nmプロセスルールを採用したことでマルチコアにおけるパフォーマンスが10%程度改善している可能性があるとしています。
Googleがコア含めて刷新させずクロック数を変更した程度に留めた理由としては最近のARMのコアの傾向にあるとしています。近年ARMは電力効率を犠牲にしてパフォーマンスを向上させる傾向にあること。
なのでGoogleはこのあえて古い世代のコアを維持することで電力効率を優先した可能性。つまり発熱もより抑えられる可能性もあります。ただ一方でパフォーマンスは他社に大きく遅れをとる可能性があるしています。
GPUは大幅に強化。
処理性能の部分では電力効率を優先してパフォーマンス自体は10%程度しか変わっていませんがGPUに関してはMail-G710を採用することで20%の電力効率改善に20%のパフォーマンスの改善と全体的に大幅な改善を期待できます。
Pixelの特徴でもあるカメラやAI処理で重要になってくるのはGPUの方でPixelの強みはしっかりと改善される可能性。なので処理性能という部分で頭打ちになっている中Googleは明らかに他社と違う方向性でGoogle Tensorを開発していることになります。
結局ベンチマークが物足りなくて評判はイマイチになりそうですが初代Google Tensorで発熱の原因にもなっているメインコアがより最適化されている可能性もありPixel 6aのように発熱やパフォーマンスの持続性もしっかり改善されているかも。
GoogleがPixel 7シリーズでどのような新機能を追加するのか非常に楽しみです。
購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!
DoCoMoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |