Sony StoreでXperia 1Ⅲが大幅値下げ。2021年モデルは買いなのか

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日にSonyはXperia 5Ⅳを正式発表しており望遠レンズの変更はサプライズでしたがXperia 5Ⅲのデメリットをしっかり潰すなどいい感じの進化を遂げています。

詳細は「これは超待望の神機種が正式発表。Xperia 5Ⅳがめちゃくちゃ欲しい」をご参照下さい。さて今回Sony StoreにおいてXperia 1Ⅲが値下げされていることが判明したので購入する前に確認したいことと合わせてまとめたいと思います。

Sony Storeで値下げ。

昨年の11月中旬に発売された時は約16万円だったXperia 1Ⅲの直販モデルですが今回9900円の値引き。なので一括価格が12万9800円となっており型落ち製品とはいえ比較的購入しやすい価格に。

価格設定が高めなXperiaのハイエンドモデルが新品で13万円以下で購入できるのは魅力的です。またSony Storeにおいて36回払いで購入する場合初回以外は月3600円で分割手数料は0円。

そして端末を2年後に返却する場合月々4000円で2年後3万2000円で端末を返却して実質9万7800円で購入可能。Xperia 5Ⅳの直販モデルがいつ登場するか分からないですがXperia 1Ⅲでは限定色としてフロストグリーンが選択できるのも魅力。

Xperia 5Ⅳのグリーンと色味が異なる可能性もありますがグリーンのカラバリが欲しい人にとってはおすすめです。まだ記事執筆時点で2022年の直販モデルが発表されていないことから余計に今回のXperia 1Ⅲの値下げ。

そしてXperia 5Ⅲが11万4400円。またXperia PRO-Iが15万9500円で購入可能とラインナップ全体で購入しやすい価格になっています。

そろそろXperia 5Ⅲは後継機種が発表されたことからも値下げされてもいいタイミングで今年の秋にはゲーミングギアが発売予定ですが現時点では価格や発売日などの情報はありません。

おそらくですがXperia 5Ⅳの国内発表に合わせてXperia 1Ⅳの直販モデルやゲーミングギアが正式発表される可能性がありXperia 5Ⅲもこのタイミングで値下げが行われてもおかしくない。

グローバル市場でも発売がかなり遅いアメリカで10月下旬発売予定であることからも国内でも10月までには正式発表され10月中には正式発表されてもおかしくないと思います。

直販モデルを待っていたユーザーはこれからSony Storeの動きは非常に楽しみになってきます。

望遠レンズの考え方。

そしてXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲの直販モデルを購入する前に確認しておきたいことが1つあります。Xperia 5Ⅳの発表で話題になっているのが搭載SoCとペリスコープが廃止になったこと。

このことからも2021年モデルを狙うユーザーが増えている印象を受けますが個人的に2021年モデルがペリスコープを搭載している=勝ち組だとは思わずあくまでもユーザーの使い方次第だと思います。

2021年モデルで初めて搭載されたペリスコープですが最大の特徴は70mm/105mmの可変式望遠レンズ。光学式2.9倍と4.4倍に新たに対応した感じで3つのカメラセンサーで4つの画角で撮影できる感じです。

また16mmから24mmの間/24mmから70mmの間/70mmから105mmの間。そして105mm以上の画角はAI超解像ズームでカバーしておりあくまでも光学式となるのは16mm/24mm/70mm/105mmのみです。

個人的には高倍率ズームを使わないことからも最大で光学4.4倍で撮影できるのは汎用性が高い。一方でペリスコープを搭載していると高倍率ズームができるとから画質がいいというイメージが強い。

けど正直なところペリスコープを搭載したからといってズーム撮影に強いとは思えません。

少なくともXperia 1Ⅳまでを見ているとSonyは近距離から中距離の撮影に重きを置いている感じで長距離撮影にフォーカスしていないので高倍率ズームを使いたい人には向かない感じです。

なのでデジタルで最大15倍程度に対応しているとはいえ5倍以上の撮影をしたい人は他の機種がいい。

あとは開発者インタビューとかで明らかにされるのかもしれませんがXperia 5Ⅳの望遠がなぜ60mmに対応したのかすごく気になる。望遠は他でと割り切っているXperia PRO-Iは50mmを搭載。

それとほとんど変わらずでだったら2021年モデルと同じく70mmでも良かったのではないかと思います。仮に70mmで共通であれば105mmの撮影をしたい人は2021年モデルで70mm以下でいい人はXperia 5Ⅳと選びやすい。

ペリスコープ非搭載=劣化と言われますが2021年モデルの望遠は光学式手ぶれ補正に対応していないのでしっかり撮影したいなら三脚が必須。

一方でXperia 5Ⅳは光学式手ぶれ補正に対応しておりまた秒20コマのバースト撮影や4K/120fps撮影と24mmの画角と基本同じことができるのが大きな差。普段ズーム撮影はどの程度の頻度で使うのか。

また使う際にどの程度の倍率で使うことが多いのかこれはユーザーによって違います。

Twitterなどではペリスコープ非搭載という言葉が目立ちますが普段ズーム撮影を使わない人がネットの言葉に影響されてペリスコープを搭載していないからという理由だけでXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲを選ぼうとするのは失敗につながる可能性があります。

Xperiaに限った話ではありませんがスペックが高ければいいというわけではありません。

もちろん画質などは実機で比較してみないと何ともですがネットでの言葉に影響を受けすぎないように特にXperia 5ⅣとXperia 5Ⅳで悩んでいる人はペリスコープだけで判断しないことがおすすめです。

Xperia 1Ⅳとの比較。

改めてXperia 1ⅢがXperia 1Ⅳ対比で良いと思う部分と悪い部分をざっくり確認したいと思います。まず良い部分としては望遠レンズの画角差です。

望遠レンズで見ればXperia 1Ⅳの方が秒20コマのバースト撮影に対応していることからも動き回る子供であってもシャッターチャンスを逃しにくい。

ただ自分の使い方だとXperia 1Ⅳの特徴でも85mmから125mmの間が光学ズームで微調整ができるのはいいですがシャッターチャンスを逃さないと考えると微調整している時間はあまりない。

そして24mmの次が85mmと3.4倍まで離れるのでこの画角間で撮影したい時はデジタルズームなので結構撮影がしにくい時もあります。個人的には70mmから105mmの光学ズームであればもっと使いやすかったようにも感じます。

そして2つ目としてはスピーカーの音量と音質です。Xperia 1Ⅳはより空間を意識したチューニングになったのか音圧はしっかり改善して音の輪郭がはっきりした一方でXperia 1Ⅲのようにステレオ感が強調されたスピーカーではないです。

なのでユーザーの好みの問題もあると思いますがXperia 1Ⅲのスピーカーの方が親しみのあるチューニングと感じる人が多いかもしれません。そして今回の値下げからも6万円近く安いのも魅力です。

一方でXperia 1Ⅳを使った後に物足りなく感じることが大きく2つあり一つ目は電池持ちの差です。

海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとXperia 1Ⅲのスコアが82に対してXperia 1Ⅳは100を獲得していることからも電池持ちに大きな差があります。

自分の使い方だと寝る前の電池残量がXperia 1Ⅲの場合は30%前後のことが多いのに対してXperia 1Ⅳは50%前後のことが多い感じです。特にXperia 1Ⅲは触る時間が多かったなと思う日は寝るまでに充電なしでもたないこともあります。

なので電池持ちに関しては実際に使っていて差を実感できます。

そして2つ目としてディスプレイ輝度です。

Xperia 1Ⅲは手動調節の場合最大で350nits程度ですがXperia 1Ⅳは600nits程度となっておりクリエイターモードで最大輝度で表示できるのは一緒ですが手動調節で大幅にディスプレイ輝度が改善されたことからもディスプレイの見やすさが全然違います。

結局のところ屋外がディスプレイを確認する際には十分な明るさとは言えませんがそれでも見やすさは改善されています。結局スマホを使う時に一番重要になるのがディスプレイで今までは高精細だけだったのが高精細+見やすさになったことでユーザビリティが大きく改善。

そして3つ目としてはVideography Proの搭載。Xperia 1Ⅲでビデオ撮影する場合Cinema Pro。もしくはPhotography ProのBASICモードからビデオを選択するという感じで一発で開けないこと。

特に自分は最後に閉じたモードで開くように設定しているためわざわざBASICモードを開いてビデオを選択すると最低でも2回タップする必要があった。

ただXperia 1ⅣではVideography Proが搭載したためすぐに開けることはもちろんマニュアル撮影も面白いですがオート撮影にも対応している。また実質Cinema Proの新機能であった4K/60fps撮影や4K/120fps撮影が出来るのも便利。

瞳オートフォーカスやオブジェクトトラッキング機能に対応したことでよりポートレートライクに撮影することが可能になりビデオ撮影のしやすさは大幅に改善したという感じです。

Xperia 1Ⅳの方が後継機種ということもありますがXperia 1Ⅲで癖が強すぎた部分が改善されより分かりやすくなった機種なので金額さえぶっ飛んでいなければもっと評価されてもいい機種です。

まとめ。

今回はXperia 1Ⅲが値下げされたので気になるポイントと合わせて簡単にまとめてみました。Xperia 1Ⅳの直販モデルが登場が近いということもあるからか値下げされた可能性があります。

今のXperiaは非常に高価ですが変にミドルレンジを購入するならハイエンドの型落ちがおすすめ。だからこそアップデートサポート期間があと1年ずつ延長されたらもっと良いのにと思います。

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