Pixelのアドバンテージ崩壊。けどAndroid最悪の問題を改善へ

先日にGoogleはAndroid 16 QPR2となる12月のアップデートの配信を開始しています。ちょっと想定外だったのは「12月のFeature Drrop」と一括りにせず、多数の最新機能を追加したことです。

また最新機能に追加とは別に多数の脆弱性や不具合なども修正しています。今回Phone ArenaによるとGoogleはAndroid最悪の問題を修正しようとしていると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

アップデートのあり方を変更。

従来Googleは1年に1回メジャーアップデートを配信した上で、Google Pixelに対しては四半期ごとのFeature Dropを配信していました。ただ同サイトによるとGoogleはAndroid16から年に1回のメジャーアップデートに固執するのではなく、頻繁にSDKを公開することで、新機能の準備が出来次第配信を開始すると、今後アップデートがより迅速に配信されると指摘しています。

今まではGoogle Pixelに配信されてから数ヶ月待つという流れでしが、12月のアップデートから他社の開発次第ですがPixelとほとんどタイムラグなく配信が可能になる可能性があります。

たとえば、新しい通知サマリー機能は、最初のAndroid 16リリースの一部ではありませんでしたが、QPR2バージョンに含まれています。つまり、OnePlus 15やGalaxy S25などのデバイスは、Android 17のリリース前にソフトウェアアップデートで入手できます。近日発売予定のGalaxy S26シリーズなどの新しい携帯電話は、発売時に最新のAndroid機能をすべて備えることができるということです。

少なくともAndroid全体で新機能を実装しやすい環境をGoogleは提供しているということになります。ちなみにGoogleにとってはPixelのアドバンテージをある意味切り捨てたのと一緒なのでデメリットが地味に大きいですが、それでもAndroid全体での発展を優先した結果だと思います。

ただ懸念点としては新機能の追加にあまり積極的ではないメーカーこそ今まで以上に取り残される可能性があります。

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