10万円出すならどっち?Xiaomi 15とXiaomi 15T Proを比較してみた

ブラックフライデーで多数のXiaomi製品が安くなっており個人的にはXiaomi 15T Proを購入しました。もともとコスパが良いと話題になっていましたが実際に使ってみたら想定以上に良いです。

今回は10万円以下で購入できるXiaomi 15とXiaomi 15T Proを比較レビューを主観的にまとめたいと思います。

デザインを比較。

今回ブラックフライデーで約10万円で購入できるのでざっくりと比較したいと思います。今回比較する2機種で最も悩ましい部分としては本体サイズで正直極端な選択肢かなと思います。

Xiaomi 15はハイエンドコンパクトに近いサイズ感でXiaomi 15T Proは大型モデルの中でも地味にデカい感じで正直デザインの詳細を比較してもあまり意味がないのかなと思います。

それこそサイズ感が大きく違うとはいえバックパネルはフラット形状で質感もマット仕上げです。一応Xiaomi 15のリキッドシルバーは超光沢仕上げで雰囲気が異なりますが基本は似ています。

またカメラデザインに関してもスクエアデザインというのは共通なのでより似ている印象です。何よりXiaomi 15T Proのサイズ感を許せるかどうかで選択肢が分かれるのかなと思います。

ディスプレイを比較。

次にディスプレイを確認していきたいと思いますが両機種ともフラットディスプレイを採用しています。ちなみにベゼルに関してXiaomi 15は1.38mmでXiaomi 15T Proは1.5mmとなっています。

なのでXiaomi 15の方がスリムですが実際に比較してみて分かりやすい違いは正直ないです。

コンテンツの表示を比較。

そしてコンテンツの表示を確認するためにYouTubeを再生してみるとXiaomi 15T Proは何方かと言えば青みが強く見えXiaomi 15は赤みがちょっと強いように見える感じです。

ディスプレイ輝度を比較。

次にディスプレイの視認性を確認するためにディスプレイ輝度を確認するとXiaomi 15は自動調節で1517nitsに対してXiaomi 15T Proは自動調節で1419nitsと僅かな差があります。

ただ実際に屋内で比較してみるとほぼ差がないように見え屋外でもほぼ一緒に見える感じです。少なくともディスプレイ全体で見た時に分かりやすい違いとしては色味とサイズだと思います。

あとXiaomi 15はxiaomiセラミックシールドを採用しておりGorilla Glass Victusの10倍とされています。一方でXiaomi 15T Proが採用しているGorilla Glass 7iはGorilla Glass Victusとほぼ一緒であることからも耐久性では10倍近くの差があるので耐久性ならXiaomi 15です。

基礎スペックを比較。

次に基礎スペックを確認するとAndroid15をベースにしたHyperOS2を標準搭載しています。ちょっと調べた感じだとXiaomi 15 よりメジャーアップデートの回数が一回多いです。

ローカライズに差。

また国内において分かりやすい違いになっているのがローカライズなのかなと思います。Xiaomi 15T Proはおサイフケータイに対応しているのがポイントでさらにグローバル版と同じサポート期間に対応しているのは強い一方でdocomoのn79には非対応となっています。

一方でXiaomi 15 はおサイフケータイ非対応ですがn79に対応しているので絶妙な差があります。
また両機種とも物理のDual SIMに対応した上でDual eSIMに対応しているのもポイントです

容量構成を比較。

そして容量構成に関して両機種ともRAM12GBは共通ですがXiaomi 15T Proは最大1TBまで選択することが出来ます。次に発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。

発熱とパフォーマンスの持続性を比較。

計測終了ごとに外部温度を計測したところXiaomi 15は40.2/45.8/43.0度に対してXiaomi 15T Proは38.5/42.9/39.0度と実際に持ち比べても発熱に明確な差があります。

以前Xiaomi 15は3回連続で計測できなかったことを考えるとまだマシになったと思います。そしてパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。

以前Xiaomi 15は最後まで完走することが出来ませんでしたが今回は最後まで完走しています。また安定率はXiaomi 15の方が上ですが計測終了後の外部温度が48.2度なのでかなり熱いです。

筐体サイズが全く違うので仕方ないと思いますがXiaomi 15の方が圧倒的に発熱しやすいです。

バッテリー関連を比較。

バッテリーに関してXiaomi 15はグローバル展開する際のコストカットのために容量が減少しています。一方で海外サイトのバッテリーテストの結果を確認するとスコアはほとんど一緒なのかなと思います。

まだXiaomi 15T Proをじっくり触っていないため何ともですがXiaomi 15の時と同じならスコアほど電池持ちがいいと実感することはないと思いますが自分の使い方なら十分だと思います。

そして充電速度に関してXiaomi 15は充電開始30分で83%でフル充電に45分と結構速いです。一方でXiaomi 15T Proに関しては充電開始30分で87%でフル充電に要した時間は36分です。

バッテリー容量の差を考えると平均充電速度もほとんど変わらないのかなと思います。

その他を比較。

そして生体認証に関してXiaomi 15T Proはコストカットのためか光学式画面内指紋センサーを採用しています。認証速度よりもセンサーの搭載位置が低くて認証がしにくい方が気になる感じです。

そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが実際に聞いているとXiaomi 15T Proの方が音質がいい感じで個人的にはちょっと意外な結果です。

カメラ比較。

最後にカメラを確認していきたいと思いますがセンサーサイズでみれば意外と似ています。特に望遠は一緒のセンサーとなっていますがレンズの違いからも最大倍率がかなり違います。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはXiaomi 15/Xiaomi 15T Proの順番になっているので予めご了承下さい。また両機種とも「ライカバイブラントモード」で撮影しています。

同じライカによるチューニングとはいえ色味が全く違うことを確認することが出来ます。

広角で撮影。

撮影したタイミングのずれがあるとはいえXiaomi 15の方が明るく補正しようとした結果なのか白飛びしやすい印象を受けます。

個人的にはXiaomi 15T Proの方が多くのユーザーが違和感なく使える色味なのかなと思います。

センサーサイズはほぼ一緒ですがXiaomi 15の方が被写体に寄りやすい印象を受けます。

Xiaomi 15T Proは空の部分に滲みのようなものが発生しています。

ポートレートで撮影。

ポートレートにおいてもXiaomi 15の方が被写体に寄りやすい印象です。

今回のサンプルだとXiaomi 15の方が色味が安定している印象を受けます。

そして完全に失念していましたが、Xiaomi 15はポートレートモードの場合だと1倍の部分をタップすると35mmに切り替えで、2.6倍の部分をタップすると70mmに切り替えと初見だと分かりにくいのかなと思います。

今回のサンプルはXiaomi 15は2.6倍でXiaomi 15T Proは5倍で撮影しています。

倍率が全然違いますがXiaomi 15T Proもかなり頑張っている印象を受けます。

スーパーマクロモードで撮影

両機種ともフォーカスが地味にずれています。

焦点距離の違いもありXiaomi 15の方が寄りやすい印象を受けます。

望遠で撮影。

最初にXiaomi 15は2.6倍でXiaomi 15T Proは5倍と光学倍率で撮影してみました。

次に10倍で撮影してみましたがXiaomi 15は一気にノイズが増えた印象です。

そして30倍で撮影してみましたが同じセンサーを採用しているとはいえ求められている役割が全く違うことを実感します。

最後に50倍で撮影してみましたが、Xiaomi 15の最大倍率は60倍に対してXiaomi 15T Proは100倍です。

中距離で撮影。

まずXiaomi 15は2.6倍でXiaomi 15T Proは5倍と光学倍率で撮影してみました。

倍率が全然違う影響もありますが、Xiaomi 15T Proは照度が足りないとノイズが増えがち。

次に倍率を変えず接写をしてみました。

当たり前と言えば当たり前ですがXiaomi 15の方が単純に取り回しがいいです。

次に10倍で撮影してみました。

やはりXiaomi 15の方がノイズが多い印象を受けます。

そして倍率を変えず接写をしてみましたが色味が全然違います。

接写になるとよりノイズの差が顕著に感じます。

超広角(低照度)で撮影。

次に低照度の環境で手持ちでサンプルを撮影してきました。

ちなみにXiaomi 15はナイトモードがありますが、Xiaomi 15T Proは自動判定で固定化することが出来ないです。

広角(低照度)で撮影。

Xiaomi 15T Proは白飛びしていることを確認することが出来ます。

両機種ともフレアが入っています。

望遠(低照度)で撮影。

まず両機種とも2倍で撮影してみました。

次にXiaomi 15は2.6倍でXiaomi 15T Proは3倍で撮影していますが、Xiaomi 15のナイトモードは0.6/1/2.6倍からしか選択出来ないので今回は通常モードで撮影した結果明るさにかなりの違いがあります。

最後に5倍で撮影してみましたがXiaomi 15T Proの方が自動判定だからこその安定感があります。

まとめ。

今回はXiaomi 15T ProとXiaomi 15がブラックフライデーで約10万円と安くなっているので比較してみましたがサイズに拘りがない限りは正直Xiaomi 15T Proを選んだ方が幸せなのかもしれません。

個人的にはこの完成度でおサイフケータイに対応していて10万円であれば文句もないです。

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