サプライチェーンの問題からもPixel 10 Pro Foldは当初の予定から2週間の延期になったといわれています。ただ実際にこの話が本当なのかどうか不明ですが仮に正しいとしてもどのような問題があったのか気になるところです。
今回はGoogle Pixel 10 Pro FoldとGalaxy Z Fold7の比較レビューを主観的にまとめたいと思います。
デザインを確認。
まず大きな違いとなるデザインから確認していきたいと思いますが持った時の印象が全然違います。特に本体を閉じている時の印象が大きく異なりGalaxy Z Fold7は薄すぎて手に刺さる印象です。
Pixel 10 Pro Foldより横幅がスリムであることに加え重さも43gも軽いと圧倒的な差があります。
そのためGalaxy Z Fold7の方が圧倒的に取り回しが優秀ですが手へのフィット感は逆に悪いです。なのでこの2機種が気になる人は店頭で特に折りたたんだ状態で持ち比べをしてほしいところです。
また発売直後に話題となりましたがGalaxy Z Fold7は薄すぎて本体を開きにくいとの指摘です。これはケースをつけることである程度改善できることに加えPixel 10 Pro Foldも滑る時は滑るのでそこまで気にする必要はないかなと思っており取り回しの良さとトレードオフだと思います。
折畳式機種の最大のメリットは大型ディスプレイを搭載していることはもちろんですがそれ以上に利用シーンに合わせてメインディスプレイとサブディスプレイを切り替えながら使えることだと思います。
メインディスプレイを使う時は多くのユーザーが両手で使うと思うので本体の厚みや重さはそこまで気にならないと思うので本体を閉じた時に快適に使えるかが重要になってくると思います。
なのでPixel 10 Pro Foldのサイズ感に重さを許容出来るかが最初の分かれ道だと思います。
そしてバックパネルを確認すると両機種ともフラット形状に加えマット仕上げと質感はかなり高めの印象を受けます。
ただヒンジ部分においてPixel 10 Pro Foldは光沢仕上げなので好みが分かれるのかなと思います。
カメラバンプがひどい。
一方でデザイン上で地味に気になる部分としてはカメラバンプでGalaxy Z Fold7は本体が薄い分カメラバンプもひどめでフィルム込みで計測してみると15.2mmに対してPixel 10 Pro Foldは15mmなので結果的にはPixel 10 Pro Foldの方がスリムとちょっとコメントしにくい感じです。
またテーブルに置いた時にGalaxy Z Fold7は左右にガタガタしてしまうのはデメリットです。
本体を開いた状態でもかなりガタガタするのでS-Penに対応していたとしても手で押さえないと上手く書けなかった可能性があるくらいでPixel 10 Pro Foldの方がかなり安定している印象を受けます。
また充電環境によりますがGalaxy Z Fold7は平台タイプのワイヤレス充電器とは相性が悪いです。カメラバンプのせいで中途半端な位置においてしまうと位置ズレが発生して充電に失敗することもあります。
何よりGalaxy Z Fold7は前モデル対比で大幅な薄型化/軽量化を遂げており一気に世界トップクラスになりました。一方でPixel 10 pro Foldは前モデル対比で本体の厚みが増した上で僅かに重くなっています。
そのためデザインでみれば真逆の方向でGalaxy Z Fold7の方が分かりやすい存在だと思います。何より普段使う上で気にしてほしい部分としては折りたたんだ時の取り回しと充電方法だと思います。
メインディスプレイを確認。
そして次に大きな特徴ともいえるメインディスプレイを確認していきたいと思います。インチ表示でみるとほとんど一緒ですがアスペクト比が異なりPixel 10 Pro Foldの方が横長です。
またPixel 10 Pro Foldの方がベゼルが太いこともアスペクト比に影響が出ている可能性もあります。ちなみにGalaxy Z Fold7の方がスリムですが従来のバータイプと比較すればかなり分厚目です。
コンテンツの表示を確認。
スペック部分でみると大きな違いはなくとりあえずコンテンツの表示を確認するために本体縦向きでYouTubeを再生してみると横幅がある分Pixel 10 Pro Foldの方が大きく表示されます。
そして本体縦向きのまま全画面表示に切り替えてもPixel 10 Pro Foldの方が大きく表示されます。
次に本体横向きで表示してみるとGalaxy Z Fold7の方が僅かに大きく表示されていることを確認することが出来ます。
最後に本体横向きの状態で全画面表示に切り替えるとGalaxy Z Fold7の方が大きく表示されます。ここは使い方をイメージすると分かりやすく動画を見る際に都度本体の向きを変えるかどうかです。
あとYouTubeを再生した場合だとGalaxy Z Fold7は本体横向きの場合パンチホールがコンテンツに被ってしまうのでUDCどうこうよりも搭載位置が中途半端に感じてしまうかもです。
次にマンガUPにおいて無料部分を本体縦向きで表示してみると大きさにほとんど差がない印象です。本当に僅かにPixel 10 Pro Foldの方が小さいですが実際に比較しないと分からない程度の差しかりません。
次に本体縦向きの状態で見開き表示をしてみると横幅の差からもPixel 10 Pro Foldが大きく表示されます。
そして本体横向きで拡大表示をしてみると横幅の差からもPixel 10 Pro Foldの方が大きく表示されています。
ただそのままで見開き表示に切り替えると縦幅の差からGalaxy Z Fold7の方が大きく表示されます。またYouTubeと同様ですがGalaxy Z Fold7はパンチホールがコンテンツに被ってしまいます。
本体を縦向きで使う人が多いことを考えるとPixel 10 Pro Foldの方が全体的に大きめに表示されることが多いです。
ただスマホ向けのアプリなどはGalaxy Z Fold7の方が縦幅がある分大きく表示されることが多いです。一方でPixel 10 Pro Foldは横幅がある分アプリによっては左右の余白が地味にあるので注意が必要です。
ディスプレイ輝度を確認。
そしてスペックで分かりやすい進化部分としてはディスプレイ輝度でピーク輝度は大きな差があります。ちなみに海外サイトを参考にするとPixel 9 Pro Foldは自動調節で2088nitsと十分な明るさです。
一方でスペック上では同じ輝度に対応しているPixel 10を参考にすると自動調節で2030nitsなのでPixel 10 Pro Foldに関しても自動調節で同程度の明るさが出る可能性が高いです。
一方Galaxy Z Fold7に関しては自動調節で1408nitsとスコアではかなりの差が出る可能性があります。
そして実際に屋内で比較してみるとPixel 10 Pro Foldの方が僅かに明るいかなという印象です。また屋外においても自分が試した時はPixel 10 Pro Foldの方が明るく感じることが多いです。
ただ晴れている日でも雲がちょっと多いなど中途半端な時はそこまで明確な差はない印象です。少なくともメインディスプレイ全体で見た時にPixel 10 Pro Foldの方が明るく見やすいです。
何よりアプリによりますが今回試した感じだと動画も漫画もPixel 10 Pro Foldの方が大きく表示されることが多いです。一方でスマホ向けのゲームやアプリを使う頻度が高い人はGalaxy Z Fold7の方がいいのかもしれません。
サブディスプレイを確認。
そして次にサブディスプレイを確認していきたいと思いますがヒンジの刷新で僅かに大型化しました。これは歴代Galaxy Zシリーズと同様の流れとなっておりどのメーカーも通る道なのかもしれません。
ちなみにベゼルはGalaxy Z Fold7の方が僅かにスリムですが意外にもほとんど差がないです。
スペック部分でみるとほとんど一緒ですがPixel 10 Pro FoldはLTPSの120Hz表示です。実際に使っていて差は感じませんがGalaxy Z Fold7の方が電力効率がより優れていることになります。
コンテンツの表示を確認。
そしてコンテンツの表示を確認するために本体縦向きの状態でYouTubeを再生してみると本体横幅の差からもPixel 10 Pro Foldの方がコンテンツがより大きく表示されています。
次に本体横向きで全画面表示にしてみるとPixel 10 Pro Foldの方が僅かに大きく表示されます。
次にマンガUPで無料部分を本体縦向きで表示してみるとPixel 10 Pro Foldの方が地味に大きいです。ただコンテンツの大きさは持ちやすさとトレードオフになっているのでユーザー次第だと思います。
ディスプレイ輝度を確認。
そしてメインディスプレイと同様にスペック上で分かりやすい違いとしてディスプレイ輝度です。とりあえず海外サイトを参考にするとPixel 9 Pro Foldは自動調節で2199nitsとかなり明るいです。
一方でスペック的には同じPixel 9 Proを参考にすると自動調節で2331nitsとこちらも明るいです。
おそらくPixel 10 Pro Foldも同程度の明るさが出る可能性があり今後のテスト結果待ちです。そしてGalaxy Z Fold7は自動調節で1409nitsとメインと同様スコアでは地味に差があります。
ちなみに屋内で比較してみるとPixel 10 Pro Foldの方が僅かに明るく表示されている印象を受けます。
また屋外においてメインディスプレイと同様明るくなる時はPixel 10 Pro Foldの方が明るいです。何よりサブディスプレイは持ちやすさを優先するかコンテンツの大きさを優先するかです。
折畳式機種特有機能を確認。
次に折畳式機種特有の機能を確認していきたいと思いますがヒンジ構造の刷新が大きな特徴です。GoogleによるとPixel 10 Pro Foldはギアレス高強度ヒンジを新たに採用したことをアピールしています。
またギアレスヒンジの恩恵の一つとして折畳式機種としては世界で初めてIP68に対応したことです。Galaxy Z Fold7ですらIP48であることを考えると耐久性はGoogleが一歩リードした感じです。
そして開閉の感触として個人的な印象としてはGalaxy Z Fold7の方が全体的にかための印象です。だからこか本体が薄いこともあり余計に本体を開く時に滑りやすく感じてしまうのかなと思います。
フレックスモードに大きな違い。
次にテーブルトップモードを確認していきたいと思いますがブック型の大きな特徴の一つだと思います。とりあえずYouTubeを再生してみましたがコンテンツ部分に関してGalaxy Z Fold7の方が大きく見えます。
一方で残念なことにPixel 10 Pro Foldはフレックスモードにおけるオプションがないです。
なので自分がよく使うAmazon Prime Videoなどは最適化されておらず全画面で表示されます。そのためコンテンツが決して見やすいという状態ではなくGalaxy Z Fold7にはオプションがあるので回避できます。
個人的にはアプリの最適化が進んでいない部分だからこそオプションの差はかなりの差に感じます。
マルチタスクの違い。
次にマルチタスクですが前モデルと同様に最大2分割となっており個人的にはこれで十分に感じます。一方でGalaxy Z Fold7でメインディスプレイのアスペクト比が1:1に近づいたからこそ画面分割をした時に変に縦長になりにくくなりましたがPixel 10 Pro Foldの方が見やすいかなと思います。
また細かい部分ですがGalaxy Z Fold7は左右分割の状態で本体の向きを変えても左右分割を維持してくれます。
一方でPixel 10 Pro Foldは本体の向きを変えてしまうと上下分割になるので表示方法が大きくかわります。どっちがいいかはユーザー次第ですがGalaxy Z Fold7の方が上手く制御されている印象です。
また通常であれば動画アプリを2つ表示しても片方で再生すると片方は再生がとまることが多いですがGalaxy Z Fold7に関してはGood Lockからオプションで同時再生が可能と汎用性に違いがあります。
ちなみにGalaxy Z Fold7はSamsung Dexに対応していますがGoogleもSamsung DexをベースにSamsungと共同開発したデスクトップモードを今年の年末にアップデートで配信予定です。
Googleのデスクトップモードに合わせてSamsung Dexのデザインも一部変更されたくらいなのでおそらく使用感としては似ているのかなと思いますがこれは実装されるまで待つ必要があります。
ディスプレイの折目を比較。
そして3つ目としてはメインディスプレイの折目ですがPixel 10 Pro Foldの方がまだマシです。少なくともGalaxy Z Fold7の方が狭く深くに対してPixel 10 Pro Foldは広く浅い感じです。
何より折目に関しては使用期間が長くなるほど濃くなっていきますが実際に使っていて気にならないです。正直な話折りたたみ式機種を使ったことがない人ほど折目を気にすることが多いという印象です。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認していきたいと思いますがアップデートサポート期間は最大7年に対応しています。ちなみにPixel 10 Pro Foldは基本毎月1回はアップデートがあるので配信回数は全く違います。
あとは実際のどの程度のユーザーが使っているのか不明ですが出先でWi-Fiを使うことが多い人はPixel 10 Pro Foldは期間限定とはいえ無料でVPNが使えるのでセキュリティ的には安心です。
似ているようで似ていないAI
そして両機種とも力を入れている部分としてAIですが共同開発していることからも似ています。基本的に新製品の発表時期からも共同開発した機能をGalaxyが先に実装することが多いです。
ただほとんどの場合はPixelもアップデートで対応するのでそこまでの差がない印象を受けます。一方でPixelでいう音声消しゴムマジックやベストテイクなどはSamsungが後追いの状態です。
ただ後から追加される分Galaxy AIの方が汎用性が高いことが多く例えば音声消しゴムに関してPixelは2分という制限があるのに対してGalaxyは2分以上なので地味に違うかなと思います。
一方でGoogleとSamsungで大きく方向性が異なる部分としてはマジックサジェストだと思います。
今までのAIは機能としての側面が強い感じで結局のところ使うか使わないかの2択という感じです。よくAIなんて使わないとの声も聞きますが単純にその機種の新機能を使うかどうかということです。
一方でマジックサジェストはユーザーの行動に合わせてAIが自動で判断して提案してくれる機能です。そのため使うか使わないかの2択ではなく該当する場合勝手に提案してくれるので全く違います。
何よりこれは多くのユーザーにとって恩恵があることでGoogleは今後この方向性にいくと思います。
容量構成を確認。
そして容量構成に関してPixel 10 Pro FoldはAIを最適化させるために設計されている感じでRAMにAI Coreを常駐させることでAIの処理速度や起動速度を改善させようとしています。
一方で3GB分近くロックされているのでAI以外で使える容量は実質12GBとほどんど変わらない感じになります。またストレージオプションに関してGalaxy Z Fold7は最大1TBモデルまで用意されています。
一方でPixel 10 Pro Foldは海外のように1TBモデルがないのは残念ですがUFS4.0に対応したのは嬉しいところだと思います。そのためアプリの起動速度やデータの読み込み/書き出し速度など細かい部分で改善していると思います。
パフォーマンスと発熱を確認。
次にパフォーマンスと発熱を調べるためにベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。スコアでみると圧倒的な差という印象で特にGPUに関してPixel 10 Pro Foldはヤバいです。
ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測したところGalaxy Z Fold7は37.0/40.1/40.2度でPixel 10 Pro Foldは34.7/35.8/36.6度と長時間かけた時の発熱の感じ方はかなり違います。
Galaxy Z Fold7に関しては放熱を頑張っていると捉えるか内部温度が上がりやすいと捉えるかユーザー次第かなと思っておりゲームをやらない自分からするとPixel 10 Pro Foldの方が安心感があります。
バッテリー関連を確認。
そしてバッテリー関連を確認するとPixel 10 Pro Foldはバッテリー容量の増加を優先するため本体の厚みを犠牲にしたと思うくらいでシリコンカーボンバッテリーなしで5000mAh超えはすごいのかなと思います。
電池持ちに関しては今後様子見をする必要がありますが海外サイトを参考にすると前モデルは11時間54分とブック型の折畳式機種の中では平凡という感じでPixel 10 Pro Foldに関してはPixel 10シリーズのスコアが10時間前後と前モデル対比で大幅に悪化したことを考えると同程度になるかなと思います。
おそらく長時間を負荷かける使い方にフォーカスを合わせておらず日常使いに合わせてチューニングをしている可能性があります。実際にPixel 10シリーズなどを使っていると自分の使い方であれば前モデル対比で改善しています。
なのでユーザーの使い方次第で地味に評価が分かれるところですがどちらにせよ期待しない方がいいと思います。一方でGalaxy Z Fold7も11時間44分なので決して電池持ちが良い機種とはいえない状況です。
あとはメインとサブの使用比率によって電池持ちの感じ方が変わってくるので注意が必要です。充電速度に関してPixel 9 Pro Foldは充電開始30分で46%でフル充電に要した時間は1時間36分です。
Pixel 10 Pro Foldの充電速度が不明ですがバッテリー容量が増えたことを考えると所要時間はさらに長くなっている可能性があります。そしてGalaxy Z Fold7は充電開始30分で53%でフル充電に要した時間は1時間27分と速くはないです。
おそらくPixel 10 Pro Foldの方が全体的に遅いかなという感じですがどっちもどっちです。
一方でワイヤレス充電に関してPixel 10 Pro Foldは折畳式機種として世界で初めてQi2に対応しています。何よりマグネット対応のアクセサリーを使えるので今までと比較して汎用性はかなり高いと思います。
またマグネット対応のアクセサリーを使うにしてもGalaxy Z Fold7は垂直型のカメラデザインを採用しているからこそ干渉する可能性がありPixel 10 Pro Foldの方がまだマシかなと思います。
その他を確認。
そして生体認証は側面に指紋認証を搭載しているのは共通ですが顔認証はちょっと違います。Galaxy Z Fold7は本体のロック解除にしか使えませんがPixel 10 Pro Foldはクラス3に対応しているため支払い時の本人認証などにも使える感じでセキュリティには大きな差があります。
実際に認証してみても前モデルから特段違いはなく顔認証に関してはメインとサブの両方で利用が可能です。
そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみたのでご確認下さい。意外にも音量はPixel 10 Pro Foldの方が大きい上に音の輪郭もよりしっかりしている印象を受けます。
決して重厚感がある音質ではありませんがGalaxy Z Fold7のようにシャカシャカしていないです。ただ自分がやるゲームだとGalaxy Z Fold7の方がBGMに効果音など音質がよりクリアな印象を受けます。
カメラを確認。
最後にカメラを確認していきたいと思いますが事前情報通りであればPixel 10 Pro Foldは前モデル対比でほとんど進化していないの対してGalaxy Z Fold7はメインカメラが大幅に強化されています。
また超広角に関してはGalaxy Z Fold7の方が大きいですが望遠はPixel 10 Pro Foldです。
ちなみに最大倍率は低いとはいえPixel 10 Pro Foldはペリスコープを採用しているのも特徴かなと思います。とりあえず写真と動画のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはGalaxy Z Fold7/Pixel 10 Pro Foldの順番になっているので予めご了承下さい。
意外にもPixel 10 Pro Foldの方が明るく補正されており、Galaxy Z Fold7は黒潰れしていることを確認することが出来ます。
広角で撮影。
センサーサイズで見れば最も差があるのが広角になります。
センサーサイズの差の影響もあると思いますがGalaxy Z Fold7の方が基本被写体に寄れないです。
シーンによりますがPixel 10 Pro Foldの方が全体的に明るめに補正されている印象を受けます。
ポートレートモードで撮影。
まずPixel 10 Pro Foldの最低倍率が1.5倍ということもありますが被写体に圧倒的に寄りやすいです。
Pixel 10 Pro Foldはボケ感がしっかり出ていますが、その分補正もかなり強めの印象を受けます。
次に2倍で撮影してみました。
一方で2倍になるとGalaxy Z Fold7もだいぶ取り回しがよくなる印象を受けます。
そしてGalaxy Z Fold7にとっては光学でPixel 10 Pro Foldにとっては最大となる3倍で撮影してみましたが背景処理に違いがあります。
全体的にPixel 10 Pro Foldの方が安定している印象を受けます。
望遠で撮影。
最初にPixel 10 Pro Foldにとって光学となる5倍で撮影してみました。
次に10倍で撮影してみましたが、この時点でGalaxy Z Fold7の方が明らかにノイズが多いです。
そして15倍で撮影してみました。
最後にPixel 10 Pro Foldにとって最大となる20倍で撮影してみましたがノイズが少ない印象で望遠は一貫して安定している印象を受けます。
ズームで接写。
次に2倍で接写してみました。
Galaxy Z Fold7の方が白く色が抜けやすい印象を受けます。
そしてPixel 10 Pro Foldにとって光学となる5倍で撮影してみました。
色味に大きな違いがあるのがちょっと興味深いところです。
超広角(低照度)で撮影。
次に低照度の環境で手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。
Galaxy Z Fold7の方が圧倒的に白飛びが抑制されている印象を受けます。
広角(低照度)で撮影。
やはりGalaxy Z Fold7の方が白飛びが抑制されています。
シーンによりますが広角/低照度が最もセンサーの差を実感しやすいです。またPixel 10 Pro Foldは意外と手ブレが発生しやすいので気になるところです。
望遠(低照度)で撮影。
まずは2倍で撮影してみました。
次にGalaxy Z Fold7にとって光学となる3倍で撮影してみました。
最後にPixel 10 Pro Foldにとって光学となる5倍で撮影してみました。
まとめ。
今回はGalaxy Z Fold7とPixel 10 Pro Foldの比較レビューをまとめてみました。個人的にはGalaxy Z Fold7の方が全体的におすすめしやすい存在なのかなと思います。
一方でPixel 10 Pro FoldはQi2に正規対応やIP68など細かい部分で差をつけてきた感じです。あとはソフトの差でGalaxyは自分でカスタマイズしてなんぼに対してPixelは半自動化が目標という感じに見えます。
価格がほとんど一緒だからこそ悩ましい感じでアクセサリーも合わせて考慮するのがいいのかもしれません。
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