先日にGoogleは国内においてもPixel 10シリーズを発売しており短期間使った感じだと歴代最高の完成度であることに違いはなく個人的には低照度撮影が改善したのは嬉しいところです。
またQi2に正規対応したことでアクセサリーの選択肢がより豊富になったのもポイントです。今回はGoogleさんよりGoogle Pixel Watch 4/45mmをご提供して頂いたので開封レビューをしたいと思います。
開封。
まず開封をしていきたいと思いますが前モデルと同様にプラスチックフリーの化粧箱を採用しています。
そのためか化粧箱に高級感を感じませんが自治体によるとはいえ分別不要で処分出来るのは楽だと思います。
そして内部は大きく2つのパッケージに分かれており片方にはバンドのみが入っています。どのカラバリを選択してもアクティブバンドに加えバンドのサイズも最初から2種類入っています。
なので購入した時点でバンドのサイズが合わないということは基本考えにくいかなと思います。
そしてもう一つのパッケージに本体と刷新された充電器が同梱されているので分かりやすいです。
バンドを装着するコツ。
次にバンドを装着したいところですが自分の場合は右手でリューズの向きは左側と決まっています。そのため設定をする前にバンドを装着しちゃう感じでバンドをつけるコツとしては本体のバンドを取り外すボタンあたりまでバンドをずらした状態からスライドさせる感じです。
感覚的な感じで申し訳ないですがちょっとずらした位置からスライドさせると装着しやすいです。付属品自体は前モデルから大きな変更はなく必要な人は別途電源アダプターが必要になります。
デザインを確認。
そしてデザインを確認していきたいと思いますが特徴的なサークル型デザインは健在です。本体の厚みに関して12.3mmと前モデルと一緒で本体の重さに関しては36.7gと軽量化しました。
事前情報では厚みが増すといわれていたからこそ本体の厚みが変わらず軽量化したの嬉しいです。まだ普段自分がスマートウォッチを購入する時はそのメーカーの最上位モデルのことが多いです。
そうなるとバッテリー容量も増える一方で本体の重さも増すので個人的に地味にストレスです。
昨年発売されてからPixel Watch 3/45mmをずっと使ってきており途中でレビューのために他社の機種に変えましたがスペック以上に重さに違いを感じるからこそ軽いのは正義に感じます。
前モデルもほぼ一緒ですがPixel Watch 4/45mmのこの重さにサイズ感が自分には丁度いいです。
ベゼルのスリム化。
そしてディスプレイに関してはGoogleによるとベゼルのスリム化で前モデル対比で10%大型化しています。ちなみに分かりやすく違いを感じることがあるとすれば懐中電灯をオンにしている時くらいだと思います。
とはいえ実際に短期間使ってきた感じだと僅かな違いとはいえ視認性は地味に改善しています。そしてディスプレイはカスタム3D Corning Gorilla Glass 5の採用と前モデルから変わっていません。
ちなみに前モデルの時はケースもフィルムも何もつけない状態で使ってきましたがほぼ傷なしです。写真だとちょっと分からないと思いますがディスプレイ中央に僅かな傷が入った程度です。
少なくともGorilla Glass 5と聞くと耐久性は不安しかないですが遠慮なしにガツガツ使ってほぼ傷がつかなかったので今回もアクセサリーなしで使いたいと思っており重くなったら本末転倒です。
また最近調べていませんが初代や2世代目の頃は自分が上手く貼れるフィルムがなかったのもアクセサリーに興味がなくなった原因です。とりあえずアクセサリーなしでも自分の使い方なら問題ないので当面このままで様子見します。
基礎スペックを確認。
次に基礎的スペックに関してピーク輝度が最大3000nitsと他社のUltraモデルと同程度の明るさに対応しています。とはいえ前モデルと比較すると正直屋外ではスペックほどめちゃくちゃ明るくなったかと言えば微妙です。
ただ屋内において地味に明るくなっていることからも前モデルより視認性は改善した印象です。
Material 3 Expressiveに対応。
また視認性に直結していると思いますがPixel Watch 4シリーズはAndroid16をベースにしたWearOS6を標準搭載した上でMaterial 3 Expressiveにも対応しているのでUXが違います。
Material 3 Expressiveは既存のPixelも9月のFeature Dropで追加されており今までと比較するとよりポップになった上に見やすくなったと思っておりPixel Watch 4/45mmでみれば本体のロックを解除する時点でもパスコードが見やすい上に入力しやすくなったのが嬉しいです。
また通知においてもタイトルなど文字の色が異なるため以前よりも内容を把握しやしくなった印象を受けます。これは今後Pixel Watch 3シリーズも対応すると思いますが現時点だとだいぶ印象が違います。
360 Actua ディスプレイに対応。
またMaterial 3 Expressiveに対応したことでそう見えているだけなのかもしれませんが前モデルの時はベゼル部分以外は完全にフラットという印象に対してPixel Watch 4/45mmはディスプレイの中央にかけて僅かにドーム型になっているように見え方が僅かに異なる印象です。
側面から見ると両機種ともフラットに見えるため自分の目の錯覚の可能性があるかなと思います。ただUXでそう見えるようにしているのであればかなり細部まで拘ってデザインした印象を受けます。
充電方法を刷新。
また嬉しい進化点としては充電方法が刷新されたことで以前のようなピンありの煩わしさがないです。充電器側にマグネットが入っているのは一緒ですが本体側面に近づけると勝手にくっつくので便利です。
おそらく多くのユーザーにとって充電しやすくなったと感じるはずで充電中に関しては置き型時計のように画面の向きを自動調整してくれるのでかなり細かい配慮なのかなと思います。
ちなみに前モデルは420mAhに対してPixel Watch 4/45mmは455mAhと地味に容量が増えました。ただ充電速度も強化された結果充電時間も短縮されており発熱もより抑制と進化を実感できます。
自分は今までお風呂に入っている時に充電していましたがお風呂を上がっても充電は完了しないことがほとんどです。少なくともお風呂から出て10分以上はラグがありましたがPixel Watch 4/45mmは上がった時には完了していることがほとんどです。
なので自分の使い方だとお風呂の時以外はほとんどはずすことなく装着できるのはありがたいです。ただ一方で充電方式が刷新されたことで今まで使っていたアクセサリーが使えないのはマイナスだと思います。
Geminiを標準搭載。
またGeminiを標準搭載しておりリューズ下にあるサイドボタンを長押しすることで起動出来ます。ただ新機能である手をあげてGeminiと話すは執筆時点で使えないので実力は不明です。
短期間使って気になったこと。
そして短期間使ってきた気になった部分についてざっくりと確認していきたいと思います。
一つ目としては通知でWearOS6もしくはMaterial 3 Expressiveの影響かもしれませんが例えばGoogle Photoから通知が来た際に従来は文字だけだったのがPixel Watch 4/45mmは写真の一部も表示されるので従来と比較するとPixel本体における通知にちょっと近い感じです。
また従来は文字が大きめに表示されていましたがPixel Watch 4/45mmでは文字の色が異なり見やすくなったことで文字の大きさにメリハリがついたことで従来より一覧性が増した印象です。
本当に細かい部分で最新機種だからというわけではないかもしれませんが印象が違います。その他スタバからの通知なども新製品の写真を通知画面で合わせて確認できるので便利になりました。
心電図機能に対応。
次に2つ目として新機能ではありませんがようやく日本でも解禁されたのが心電図機能です。計測方法としてはPixel Watchを装着している腕をテーブルにおいた上で本体のリューズに指を軽くあて続けると計測できる感じでとりあえず計測してみました。
あくまでも結果を鵜呑みにするのではなく参考にする程度がいいですが日本でも使えるのは嬉しいところです。
電池持ちの改善は実感できず。
そして3つ目として電池持ちでGoogleの発表ほど電池持ちの改善を実感することは出来ませんでした。公式サイトを確認すると常時表示ディスプレイがオンの状態で前モデルは24時間使用が可能でPixel Watch 4/45mmは40時間となっていますがここ短期間使った感じだとほぼ変わらずです。
自分の生活リズムが平日であればほぼ一緒ということもありますが前モデルはほぼ24時間経過で電池残量が71%に対してPixel Watch 4/45mmは70%前後なので個人的に十分な電池持ちですが改善したかと言われれば微妙なところで今後様子見をしていく必要があるのかなと思います。
電池残量 | |
1日目 | 77% |
2日目 | 67% |
3日目 | 71% |
4日目 | 74% |
開封してから1週間も経過していないことに加え最近夜更かし気味なことも影響しているのかもしれません。ちなみに直近で使ったGalaxy Watch8 Classicは65%前後でApple Watch Ultra 3は75%前後であることを考えるとPixel Watch 4/45mmの電池持ちは他社と比較して負けていないでう。
電子マネーの初期設定。
次に4つ目として電子決済でPixel Watch 4/45mmに限った話ではありませんがWearOSにようやくPASMOが正規対応したことに加え定期券機能にも対応したのはメリットだと思います。
一方で気になる部分として設定する時で最初Suicaを追加する時にタイムアウトすることが多いです。Galaxy Watchだとその画面を確認出来なかったのでどうなっているのか詳細は不明です。
Pixel Watchの場合は最初電子マネーを設定する際におサイフケータイのプラグインをインストールしてから選択したカードが追加されるという流れですが初期設定の際にプラグインをインストールするのにかなり時間がかかることがあり挙げ句の果てにエラーを起きることもあります。
なので電子マネーの設定だけでもかなり時間をとられることがあるのは個人的にマイナスです。同じ初期設定の際でもApple WatchやGalaxy Watchはここまで時間がかからないです。
これは前モデルの時からの話でPixel Watch 4では最初からインストールしておいてほしかったところです。ただ初期設定でプラグインさえインストールすればあとはそこまで時間がかからず追加が可能です。
何よりチャージの途中でエラーが発生して再度チャージしたら結局最初もチャージを出来ていたり残高が全然反映されないなどApple Payと比較すると不安定があるかなと思います。
まとめ。
今回はPixel Watch 4/45mmをご提供頂いたので開封しつつ短期レビューをしてみました。とりあえず自分がスマートウォッチに求めることは最低限のヘルスケア管理と通知に電子決済です。
この条件をPixel Watchはしっかり満たしてくれている上でPixel Watch 4/45mmは電池持ちがいい上に長時間装着をしていてもストレスにならないと満足度がかなり高いです。
またPixelとペアリングしている場合はウォッチ認証やカメラの遠隔コントロールと地味に便利に感じます。とりあえず今後もじっくり使っていって様子見をしていきたいかなと思っています。
製品提供: Google Japan
PR)購入は待ち時間不要のオンラインショップがおすすめ!
docomoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
![]() ![]() |
|
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |
UQ nobileはこちらで! | Y!mobileはこちらで! |
Samsung オンラインショップはこちらで! | Amazonはこちらで! |