Pixel 10 Pro Fold。薄くて軽くはないけど、逆にそれはいいこと

残念なことにGoogle Pixel 10 Pro FoldとGoogle Pixel Watch 4シリーズとGoogle Pixel Buds 2aに関してはサプライチェーンの問題からも発売が10月9日とだいぶ先の話です。

一方でGoogle Storeにおける在庫状況をみるとPixel 10 Pro Foldの512GBモデルは初期在庫が完売したのか執筆時点で購入すら出来ない状況と反響が高い印象を受けます。

今回Phone ArenaがPixel 10 Pro Foldでは薄型化されなかったことは逆に良かったかもと報告しているのでまとめたいと思います。

耐久性の改善。

折畳式機種市場においてトレンドになっているのは薄型化/軽量化です。特に7月に正式発表されたGalaxy Z Fold7に関しては最も分かりやすい進化を遂げている印象を受けます。

一方でPixel 10 Pro Foldに関しては前モデル対比で本体の厚みが0.3mm増した上で重さも僅かとはいえ1g増しています。少なくとも今年発表された折畳式機種の中でもデザイン部分では大きな遅れをとっていることに違いはありません。

ただ同サイトは本当にそれは悪いことなのか?と疑問を投げかけています。むしろ本体が分厚いからこそ達成できたことの一つが耐久性の改善です。

OppoのFind N5は信じられないほど薄いかもしれませんが、完全な防塵ではなく、IPX6/8/9のみで出荷されます。サムスンのFold 7は薄いですが、平らな面でのヒンジの揺れは、スリムなデザインが新しい問題を引き起こす可能性があることを思い出させてくれます。対照的に、Pixel 10 Pro FoldのIP68シールとより頑丈なヒンジは、携帯電話を赤ちゃんとして扱う必要がないことを示唆しています。

IP68に対応したことはもちろん、GoogleはPixel 10 Pro Foldで初めてヒンジの耐久性をアピールしており、またメインディスプレイも表面のフィルムを2層にすることで耐久性を改善させたとアピールしています。

電池持ちが改善。

次に2つ目の理由として薄さよりも電池持ちの改善を望んでいるユーザーが多いこと。

私が言ったように、私たちがこれまでにテストしたすべての大型折りたたみ式は、バッテリー寿命に関する限り、かなり貧弱なパフォーマンスを発揮しています(特に米国で販売されているもの)。Pixel 9 Pro Foldは、Z Fold 6とOnePlus Openよりもわずかに優れたバッテリー寿命を持っていましたが、テスト結果は何も優れていませんでした。推定バッテリー寿命はわずか5時間43分でした(Galaxy S25 Ultraは8時間でした)。ボディを厚くすることで、Googleは熱制限を超えることなく、より大きなバッテリーのためのスペースを確保できます。

少なくともGoogleはPixel 10 Pro Foldでこのデザインを採用した理由はトレードオフの結果だとしています。また同サイトは重さに関して以下のように指摘しています。

229g(Find N5)、215g(Fold 7)、258g(Pixel 10 Pro Fold)のいずれであっても、これらの電話はどれも絶対的に軽く感じません。スラブの旗艦と比較して、あなたはまだレンガを運んでいます。

折畳式機種として考えれば軽いですがスマホとして軽いかと言われれば軽くはないことになります。また本体が薄いと開閉もしにくくなるなどユーザビリティにも直結します。

結局ベンチマークやカメラの高画素化などユーザーにわかりやすくアピールするために集中的に強化する流れが今までもありましたが、折畳式機種では薄型化や軽量化になるのかなと思います。

Pixel 10 Pro Foldは重くて分厚いことに違いはありませんが、他社でみればこれ以上薄型化を意識するよりも、スペックの底上げに全振りしてほしいように感じます。

PR)購入は待ち時間不要のオンラインショップがおすすめ!

Y!mobileはこちらで! auはこちらで!

SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!





LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
UQ nobileはこちらで! Samsung オンラインショップはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG