少なくともGoogleはアメリカにおいて独占禁止法に反すると提訴されており、先日には裁判の一環からもGalaxyにGeminiのアプリを標準搭載してもらうために、GoogleはSamsungに対して莫大な支払いをしていることが判明しています。
そして今回9To5GoogleによるとGeminiの月間ユーザ数は競合に大きく遅れをとっていることが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
他社に大きく遅れをとる。
米国司法省はGoogleがAI分野に検索の優位性を拡大するのを防ぐべきだと主張している中で、今回の情報によるとGeminiの利用者は日3500万人で月間3億5000万人であることを明らかにしたとしています。
ちなみに2024年10月時点だと日900万人で月間9000万人であったことを考えると利用者が急増していることに違いはありません。一方でMeta AIは2024年9月の月間5億人でOpen AIに関しては週のアクティブユーザーが4億人を超えていることを明らかにしており、決してGoogleのGeminiに明確なアドバンテージがあるというわけではないです。
これらの数値の計算方法は企業によって異なりますが、これは確かにGoogleがユーザーに関してOpenAIに大きく遅れをとっていることを示唆しています。しかし、GoogleがGeminiのワークスペースアプリやGmailなどの製品への統合を数えているかどうかは明らかではありません。
少なくとも米国司法省が主張する道理は通用しない可能性があるのかなと思います。今後Geminiの利用者はどんどん増えていく可能性もあり検索の優位性にGeminiが関わってくる可能性があるのかなと思います。
とはいえGoogleからすればすれば他社と比較して遅れをとっていることからも直近の課題の一つであることに違いはないのかもしれません。だからこそ間口を広げるためにPixelに積極的に取り入れているのかもしれません。
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