トランプ大統領によると今後数週間以内にスマホやパソコンや半導体をターゲットにした新たな関税を発表することを明らかにしています。少なくとも現時点で相互関税の対象外になっているとはいえ、新しい関税は従来より高い可能性が十分に考えられます。
今回GSM ArenaによるとAppleはiPhone 16eをブラジルでも生産を開始したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
ブラジルでも生産を拡大する可能性。
今回の情報によるとブラジルで販売されているiPhone 16eはサンパウロ州ジュンディアにある工場で生産されていることが判明したとしています。ちなみにiPhoneの組み立てを行なっているFoxconnは中国の他にベトナムやインドにブラジルでも工場を持っています。
また歴代でみるとiPhone SE/2020やiPhone 13からの無印をも生産をしており、iPhone 16eが初めてブラジルで生産されたiPhoneというわけではありません。
少なくともインドやブラジルなどは自国の製品を守るために高い関税が課せられていることで有名です。そのため輸入になってしまうと現地価格が非常に高価になってしまうので関税が高い国で生産した方が現地価格を抑制することが出来ます。
一方で相互関税で見るとブラジルは「10%」と最も低い地域の一つです。このことからもAppleは中国以外で相互関税の税率が安い地域での生産を強化する可能性があるとしています。
このことを考えると少なくともAppleは相互関税対策として生産拠点をアメリカに移動させる可能性は低いようにも感じます。何よりサプライヤーであるFoxconnがどれだけ柔軟に対応できるかで今後の流れが変わってくるのかもしれません。
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