少なくとも赤字から脱却するためか2019年からは好きな人にとことん好きになってもらえるようにと明確なコンセプトを採用した上で少ない販売台数でもしっかり利益を確保できるマーケティングにシフト。
なのでXperia Xシリーズの時のような一般向けはやめSony製品が好きな人やクリエイターにフォーカスして進化を重ねてきた印象です。今回はなんだかんだ不満はあれどXperiaが手放させない理由について主観的にまとめたいと思います。
スペックで誤魔化さない。
マーケティングの観点から見れば最新機種の良さをアピールするために何か分かりやすい数字があった方がユーザーに良さを伝えやすいと思います。この辺は中華メーカーが非常に上手かったという印象ですがやりすぎたとも思っています。
例えば中華メーカーがカメラの良さをアピールするためによく使った手法としてはセンサー数と画素数です。いまだに画素数が多ければ良いカメラと思っている人も多く、カメラセンサーが多いほど良いカメラを搭載していると思っている人も多いです。
例えばマクロセンサーを別途搭載したり、TOFセンサーなど各種センサーをいかにもカメラセンサーのように見えるカメラデザインを採用している機種もあるくらいです。
またパフォーマンスという部分でみれば「ベンチマークスコア」が分かりやすい例です。ただカメラにしては画素数やセンサー数は良いカメラになるための要素であることに違いはないですが、それだけで決まるわけではありません。
またベンチマークスコアがどんなに高い機種でもアプリが最適化されていなければ挙動がおかしかったりします。その中でXperia 1Ⅵで見ると安定性を重視するために最適化を優先した結果ベンチマークスコアは低くなりましたが抜群の電池持ちなどを実現。
販売当初はミドルレンジモデルと同程度のスコアしかないとの声もあり、ベンチマークが低ければ他社の機種と比較して叩かれるのは分かっていたと思いますが、ユーザビリティに直結する部分を優先したという印象です。
なのでマーケティングとしてみれば成功なのか不明ですが、日本企業らしくものづくりを大切にしている印象を受け、下手に誤魔化さないからこそ個人的には応援したくなる気持ちが強いです。
他社が力を入れない部分を強化。
また以前の記事でも言及させて頂きましたがXperiaのフラッグシップモデルが好きな理由として他社があまり力を入れない部分もしっかり強化していることです。
Sonyがオーディオ関連にも力を入れていることが企業ということもあるかもしれませんがスピーカーにかなり力を入れてくれている。メーカーとしては少しでも売り上げを拡大するためかワイヤレスイヤホンに力を入れている印象を受けます。
そのためスピーカーは世代を重ねるごとに進化はしていても満足できる機種になかなか出会うことが出来ないです。ただ個人的には動画を見る時も音楽を聴く時も常にイヤホンを装着したいと思わないです。
だからこそスピーカーを強化してくれるのは嬉しいところで、もう一つは動体撮影に強いことです。Xperiaはクリエイターのフィードバックをもとに進化を重ねており、多くのクリエイターが求めることの一つとして高速オートフォーカスです。
つまり動体撮影を求めるユーザーも多いという感じでXperiaにもしっかり反映されています。正直風景を綺麗に撮れるスマホはそれなりに存在していると思いますが動体の撮影になると選択肢がほとんどなくなります。
またXperiaの場合は撮り逃しを防ぐためかバースト撮影にも力を入れてくれるので子供を撮影する際に重宝しています。最近のメーカーの発表をみるとズーム性能や夜景性能をアピールすることが多いですが、そのほとんどは風景撮影のことが多いです。
また動体撮影に力を入れているとアピールしていても実際に使ってみるとそうでもないことが多いです。動体撮影といっても規則性があるものと不規則なものでは全く違います。
他社があまり拘って開発していないということはニーズがないんだと思いますが、Xperiaは頑張って開発してくれているのでしっかり応援したくなります。
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