Pixel 10。Googleがこれを改善出来れば国内でも売上はさらに伸びそう

昨年の今頃であればPixel 9 ProやPixel 9 Pro XLのレンダリング画像が公開されていましたが、今年は現時点で動きがありません。ただ昨年の場合リーカーはPixel 9とPixel 9 Proのデザインを間違えるなど全ての情報が揃ってから公開する流れになるのかもしれません。

今回Google Pixel 10シリーズで絶対改善すべきことについて主観的にまとめたいと思います。

パフォーマンスはそこまで重要ではない。

中華メーカーの新製品発表をみると顕著ですが、新製品のパフォーマンスのベンチマークとして「原神」がどれだけ快適に動作するか。もちろんパフォーマンスも重要ですが発熱もどこまで抑制されているかがアピールされることが多いです。

ただ正直なところ「原神」をガチでプレイしたいと思うユーザーは全ユーザーのなかでどれくらいの比率なのか。また原神はスマホ向けのゲームアプリの中でもトップクラスに重いと言われており、つまり「最大値」とも言えます。

つまり原神が快適に動作しない=ゲーム性能が全くダメというわけでもなく、もちろん日常動作に支障が出るというわけでもあります。一方でGoogle Tensorのパフォーマンスは同世代のフラッグシップ向けSoCと比較すればパフォーマンスは低いです。

海外サイトのテスト結果をみると消費電力も多く、Pixel 6シリーズよりPixel 9シリーズの方が消費電力が多いことを考えると、良く言えばパフォーマンスが向上ですが悪く言えば全然最適化していないことです。

なのでゲームパフォーマンスが低いことに違いはないですがGoogle Tensor G5のベンチマークが低いとしても売上にそこまで影響するのか疑問です。

それは一部の人によって完全に誇張されています。Pixel 9 pro XLで原神インパクトやその他のゲームを何時間もプレイできますが、暖かくなりません。S25 ultraよりも少し遅いフレームレートで表示されるかもしれませんが、目立ちません。それでも素敵で滑らかに見えます。この電話のディスプレイはゴージャスなので、誰が気にします。

何より過度のこだわりがない限りはそこまで影響がないのかなと思います。

安定性を改善するだけ。

何よりGoogle Pixel 10シリーズに求めることは「品質」の改善です。少なくともビルドクオリティという部分はPixel 9シリーズでもかなり洗練された印象を受けます。あとはやはりユーザビリティに直結する安定性の部分だと思います。

事前情報通りであればGoogleはPixelの返品理由になりがちな「電池持ちの悪さ」と「発熱のしやすさ」の改善にフォーカスしていると言われています。現にリークしているGoogle Tensor G5のアーキテクチャを見てもパフォーマンス重視ではないことは明白。

逆に返品される理由で「パフォーマンス不足」がトップに入ってくるのであればGoogleは率先してパフォーマンスを改善してくると思います。ただそうではないことを考えると実際にPixelを購入したユーザーはそこまで求めていないことになります。

少なくともPixel 9シリーズでみると電池持ちの悪さと通信関連の不安定さが課題に感じます。ここさえ底上げされればスマホとしての完成度はかなり高くなる可能性があり、ユーザビリティが改善することで売上拡大に繋がる可能性があります。

結局のところiPhoneやGalaxyなど世界でトップクラスで売れている機種をみると、何か特別なことが出来ることよりも、単純にスマホとして快適に使えることが最優先になっている印象を受けます。

だからこそPixel 10シリーズで安定性の部分をしっかり底上げすることが出来れば注目度はより高くなるのかもしれません。

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