先日正式発表されたiPhone 16eが正式発表されましたが価格が物議を呼んでいます。「円安」が悪いといえばそれまでかもしれませんが廉価版の立ち位置の機種が約10万円でキャリアモデルとなると11万円近くになってきます。
あくまでも定価でみるとiPhone 16eの登場によってiPhoneのラインナップの価格が一気に底上げされた形になります。今回はiPhone 16eの存在がいずれGoogle Pixelの値上げに繋がる可能性があるので主観的にまとめたいと思います。
値上げしやすい環境に。
あくまでも主観ですがiPhone 16eの登場によってiPhoneの廉価版の立ち位置が今までと大きく変わったことで今後の価格設定に影響を及ぼす可能性があります。
価格 | 128GB | 256GB |
Pixel 8a | $499 | $549 |
iPhone 16e | $599 | $699 |
Galaxy S24 FE | $649 | $799 |
ちなみに現時点でのリーク通りであればPixel 9aは128GBモデルが$499で256GBが$599になると予測されています。少なくともGoogleが意識すべきライバルメーカーの機種と比較するとまだまだ値上げする余地があるのかなと思います。
価格 | 廉価版 | フラッグシップ(無印) |
$499 | $799 | |
Apple | $599 | |
Samsung | $649 |
一方で廉価版と各社フラッグシップの無印の価格を比較するとGoogleが最も価格差があります。良く言えば廉価版が安いということになりますが、逆に言うと値上げの余地がまだまだあることになります。
逆にSamsungでみるとFEと無印の価格差が$150しかないことを考えるとこれ以上の値上げは出来ないと思います。逆にフラッグシップを値上げするのであればFEも値上げ出来るのかなと思います。
ミッドハイレンジを目指している可能性。
少なくともアメリカでの販促を見ていると一概に言えませんが、今までは他社より安くすることでシェアを拡大することが中心だった。ただPixel 9シリーズを見るとコンポーネントにしっかりコストをかけることで本体価格は高くなるけど品質を底上げしてブランドロイヤリティを改善することを主軸にしている印象を受けます。
ちなみにリーク通りであればPixel 10シリーズはPixelの返品理由となっている「電池持ちの悪さ」や「発熱のしやすさ」の改善にフォーカスしているとの話でユーザビリティの改善を主軸にしている可能性があります。
あくまでもGoogleの目的はAndroidユーザーを増やした上で自社サービスを使ってもらうことが目的です。その目的を達成するためにAppleからシェアを奪還する必要がある。なのでPixel 9シリーズではProモデルを拡充してハードで勝負できるようにした。
この流れからもGoogleはPixelを大量に売ることがメインではないので「廉価版」に積極的になる必要はありません。ぶっちゃけ廉価版を積極的に買うユーザーの多くはGoogle OneなどGoogleのサービスに積極的に課金してくれる比率は低いと思います。
だからこそGoogleはブランドロイヤリティをあげてユーザーの囲い込みをすることが優先で、Pixelに求められるのは今後「やすさ」ではなく「ユーザビリティ」です。なのでPixel aシリーズは今後ユーザビリティを改善するために値上げされてもおかしくない。
むしろライバルメーカーの機種の方がもっと高いとなれば余計に値上げしやすい環境が構築されてしまったのかなと思います。
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