ついに実装へ。Pixel搭載Walletが地味に進化でおサイフケータイを超えてほしい

すでにGoogleはAndroid16の開発を進めており順調にいけば第2四半期に公開予定。Android16の標準機能はある程度判明していますが、個人的に気になる部分としてはGoogle Pixel専用機能がどの程度あるのか。

今回9To5GoogleによるとAndroid16 Beta 2でGoogle Walletが進化していると報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Android16で実装される可能性。

以前よりGoogleは電源ボタンにおけるジェスチャーにおいて「Google Walletの起動」というオプションを追加するために開発していることが明らかになっていました。ただ先日より配信されたAndroid16 Beta 2において実装されていることが判明したとの話です。

上記の画像からもユーザーは電源ボタンをダブルタップする際に、カメラの起動もしくはGoogle Walletの起動を選択することが可能になります。日本独自仕様とも言えるおサイフケータイはアプリを開いたりスマホの画面を表示することなく決済することが出来ますが、Type A/B方式に依存した電子決済であれば画面をオンにしておく必要があります。

そのためユーザーは今までホーム画面にGoogle Walletのショートカットを設置したりしていましたが、Android16からは電源ボタンをダブルタップすることで簡単にアクセスすることが可能になります。

なので間違いなく便利になることに違いはなく、国内でも「タッチ決済」を使える場所が急激に増えているからこそありがたい進化に感じます。

おサイフケータイの今後。

少なくとも国内キャリアが取り扱う必須条件として「おサイフケータイ」などローカライズがしっかりしていること。メーカーからすればコストが増加するため避けたいところなのかもしれませんが、キャリアが取り扱ってくれるかどうかで売上が大きく変わってきます。

だからこそメーカーもコストをかけてローカライズをしっかり行っている印象です。ただ直近でみると価格を抑えたいモデルや日本での販売を優先したい機種に関してはローカライズが不十分のままでも販売される機種が増えている印象を受けます。

直近でみればnubia Z70 UltraにOppo Find X8やPOCO X7 Proなどです。

ローカライズが不十分
メリット
  • ローカライズによるコストが発生しない(本体価格を安くできる)
  • 日本専用のファームウェアを用意する必要がなくサポート期間が海外と一緒
デメリット
  • Felicaチップを内蔵していないためおサイフケータイが使えない
  • docomoのn79など一部バンドに非対応のことが多い

以前は電子決済といえばSuicaやiDなどおサイフケータイが主軸でしたが、今やQRコード決済やタッチ決済などFelicaチップに依存しない電子決済がかなり豊富になりました。

この市場動向からもメーカーは必ずしもおサイフケータイが必須ではないと判断している可能性もあります。何より日本独自規格として進化すればするほど日本国内では便利になるかもしれませんが、Apple PayやGoogle Walletなどは海外発信のサービスのため、海外と利便性の部分が乖離していく可能性があります。

少なくとも個人的にはGoogle Walletのローカライズを強化するというよりは、アメリカで対応しているような機能を日本版のGoogle Walletでもどんどん使えるようになればかなり便利になるのかなと思います。

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