先日にSamsungはGalaxy S25シリーズを正式発表。少なくとも自分の周りで見ると分かりやすい進化が乏しいことからも超マイナーアップデートという意見が多く、そこまで注目を集めている印象は受けません。
ただSamsungとしてはGalaxy S25シリーズの販売に期待しており、Galaxy S24シリーズの3500万台を超える3800万台を目標にしているとの話もあります。今回Galaxy S25シリーズの価格はGoogleにプレッシャーをかけた可能性があるのでまとめたと思います。
値上げされなかった。
事前情報からもGalaxy S25シリーズは販売地域関係なくSnapdragon 8 Eliteの搭載などコンポーネントのコストが増加することから値上げは避けられないと予測されていましたが、アメリカ市場や韓国でみるとベースモデルは少なくとも前モデルから価格が据え置きになっています。
ただ注意点としてSamsungは市場全体で利益率を調整すると言われており、韓国やアメリカで値上げをほとんどしなかったことによる利益率の低下を、他の市場で値上げすることで利益率を担保しているという感じです。
ちなみに国内でみるとGalaxy S25 Ultraは直販版だと前モデルから約1万円の値上げになっています。少なくともSamsungにとって第一次販売国の価格設定が優先になるのは仕方ないのかなと思います。
ただ散々値上げされると予測されていた中で値上げされなかったのはGoogleにとって大きなプレッシャーになった可能性があります。
Pixel 10シリーズは値上げしにくい。
そもそもGoogleはPixel 10シリーズの開発をだいぶ前から進めていると思うので他社の価格どうこう想定価格を設定していると思います。ただ最終確定はまだしていない可能性があり、特にGoogleが強く意識しているAppleの価格を考慮されている可能性があります。
| iPhone 16 | Galaxy S25 | Pixel 9 | |
| 無印 | $799 | ||
| Plus | $899 | $999 | – |
| Pro | $999 | – | $999 |
| 最上位 | $1199 | $1299 | $1099 |
| 折畳式機種 | – | $1899 | $1799 |
あくまでもベースモデルの価格で比較していますがGoogleはAppleの価格を強く意識しているように見えます。一方でGoogleにとってSamsungの価格設定はアッパーになっている可能性があります。
なので現時点でのラインナップでみるとPixel 10とPixel 10 Proは値上げしにくい状況にあります。一方でPixel 10 Pro XLとPixel 10 Pro Foldはは値上げできても$100程度なのかなと思います。
何よりGoogleはPixel 10シリーズでどのような価格設定を計画しているのか不明ですが、Samsungが値上げしなかったらこそアッパーが変わらずGoogleとしても値上げしにくい状況になった可能性があります。
ただこれはあくまでもアメリカでの価格であり、日本などは為替の影響なども受けると思うので値上げされる可能性は十分にありえます。
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