Google Pixel 6aから国内市場において急激な成長を遂げたGoogleですが、2023年にPixel 7aを発売した時は国内でシェア2位を獲得しており、シェア率でみても10%を超えるなど大躍進をとげました。
一方でPixel 8シリーズから高価格化したことも影響しているのか成長は鈍化している印象を受けます。今回IDC Japanが2024年第3四半期における国内市場メーカー別の調査レポートを公開したことが判明したのでまとめたいと思います。
成長率でみれば一人負けの状態に。
今回IDCが2024年第3四半期/国内市場における調査レポートを公開していることが判明しました。まず全体を見ると出荷台数は前年対比で14.1%増の791万台となっています。
またAndroidは前年対比21.5%の増加と好調で、その大きな要因の一つにFCNTの再参入があると指摘しています。一方で上記の画像からもAppleが相変わらず首位を維持していることを確認できます。
シェア率で見れば48.0%と非常に高く2位のSHARPと比較しても大きな差があります。何より7.6%としっかり成長していることが恐ろしいという感じで、iPhone 16シリーズの売り上げがどこまで影響を及ぼしているのか非常に気になるところです。
一方でGoogleを見るとシェア3位となっており、成長率で見ると-19.5%となっているのでトップ5の中では唯一一人負けの状態になっています。
バブル期は終了に。
少なくとも今回のデータだけを見れば悪いように感じますが、シェア率で見ると10%を獲得しているので国内市場でみれば堅調という印象を受けます。また2023年同期比の成長率が「432%」と異常だったことからもバブル期が終わったのかなと思います。
逆に2025年同期比でどのようになっているのか非常に重要になってくる可能性があります。少なくとも第3四半期にGoogleはフラッグシップであるPixel 9シリーズを発売していることからも注目度は高くなっている可能性があります。
とはいえ以前のバブル期に対抗できるようなニーズが発生しているわけではなく、何よりフラッグシップモデル自体が高価格化しているのでシェア拡大をするにはちょっと厳しい感じです。
何より今後は価格がある程度落ち着いてくる可能性があるので「安い」から「高い」の状態でどの程度シェアを維持できるのか気になるところです。以前Googleは国内でシェアを拡大するためなのか為替に対して価格設定をかなり頑張っていた。
ただ今は為替に対して妥当という感じなので特段安いという印象はなくなりました。アメリカでは値上げになっても世代を重ねるごとに売れていることを考えると、国内では「安い」からと買っていた人がかなり多かったのかもしれません。
なのでGoogleは今後ブランドロイヤリティを強化するのが最優先になるのかなと思います。
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