Googleは世代を重ねるごとに改善しているとはいえ、Google Tensorに移行してからのPixelの電池持ちはあまりよくないです。Pixel 9シリーズになってようやく他社と比較して標準的な電池持ちになってきた印象です。
とはいえ他社も電池持ちの改善を重ねていることからもPixelとの差はどんどん広がっている印象です。今回Android AuthorityがPixel 7aを中心に電池持ちや発熱の改善方法について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
電池持ちの改善方法。
まず多くのユーザーにとって気になるのが電池持ちですが、購入したら最初にやってほしいのが「放電」です。そして同サイトによると初期設定後は電池持ちがしばらく安定しないことに留意する必要があるとしています。
少なくとも本体がバッテリーの最適化を進めている期間で、重要になってくるのは使用学習させることです。つまりユーザーが使えば使うほどパターンを学習するためバッテリーの最適化の進行が早くなります。
また初期設定後から1週間程度は様子見をしてあげる必要がありますが、使用頻度が低い人ほど最適化の進行が遅くなるので時間を要する可能性があります。そして電池持ちが急に悪くなった場合は最後にインストールしたアプリをチェックするべきだと提案しています。
最近インストールまたは更新されたアプリをアンインストールして、問題がなくなるかどうかを確認してください。設定>バッテリー>バッテリー使用量に移動して、どのアプリがバッテリーを最も利用しているかを確認してください
何より多くのユーザーが見逃しがちな部分としては不要なアプリをアンインストールしないことです。とりあえずインストールしてあるアプリを定期チェックする必要があり、アンインストール出来ないアプリに関しては設定から「無効化」するのが分かりやすいです。
電池持ちを少しでも改善する方法。
少なくとも一番分かりやすいのが今後のアップデートで少しでも発熱が抑制されることですがアップデートで改善されるかどうかは分かりません。そもそもアップデートでしっかり改善することが出来るのであれば最初から適用できるのでは？と思っちゃいます。
一方で同サイトによると一つ目の対処方法として「アダプティブバッテリー」のオプションを有効化すること。また2つ目として先ほどの話と重複しますが不要なアプリを削除することです。
Googleの毎月のソフトウェアアップデートは、多くのバグを修正しますが、新しい問題を引き起こす可能性もあります。一部のGoogleアプリは過熱と急速なバッテリー消耗を引き起こしていますが、Googleはそれらをかなり迅速に修正する傾向があります。ただし、サードパーティのアプリでは、クイックフィックスがすぐに利用できない場合があります。最近インストールまたは更新されたアプリを削除して、問題が解消されるかどうかを確認します
少なくともアップデートにおいて不具合が発生する個体もあれば発生しない個体もあるのはインストールしてアプリや設定などによって差があるからと考えることもできます。
もちろん今回同サイトが指摘している内容を試したところで必ずしも改善するとは限りません。ただユーザーとしてはスマホを快適に使うためにも最低限知っておくべき内容なのかなと思います。
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