少なくとも折畳式機種はストレートタイプのスマホと比較すれば耐久性は劣ります。ただこれは曲げることができるガラスを搭載していることに加え、ストレートタイプではありえないヒンジを搭載していることからも当たり前と言えば当たり前です。
もちろんメーカーも耐久性の改善に尽力しておりヒンジに関してはチタンの採用などかなりコストをかけているメーカーも多いです。今回9To5GoogleがGoogle Pixel 9 Pro Foldのお手入れについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
最低限気にすべきこと。
まず一つ目としてはメインディスプレイに標準装着されている「フィルム」を剥がさないことです。立ち位置的にはストレートタイプの保護フィルムに近いですが、折畳式機種の場合はディスプレイの一部とイメージした方がいいと思います。
そのためユーザーの自己判断で勝手に剥がしたり、貼り替えたりした場合ざっくり言えば「改造」にあたるので保証対象外になるのは当たり前という感じです。少なくとも折畳式機種は薄型化が意識されており折り畳んだ時に余分なスペースがありません。
そのためディスプレイ部分に何かゴミなどがついていた場合初期フィルムはディスプレイに傷がつくことを防いでくれます。少なくともメインディスプレイを使った後は簡単にお手入れしてから本体を閉じるくらいが理想で、最低でも目視できるゴミがディスプレイについていないか確認してから本体を閉じた方がいいです。
次に2つ目としてヒンジを180度以上無理に開かないようにすることです。少なくともPixel Foldの時は完全に180度に開くように力を加えることもありましたがとPixel 9 Pro Foldではしっかりと開くので無理に開こうとすることはないと思います。
現時点だとGoogleは関係ないですが、フリップ型の折畳式機種を昔のガラケーの時のように手首のスナップで開こうとする人もいます。ただ勢いよく本体を開いていることになるのでヒンジにかなりの負荷がかかる可能性があります。
何よりヒンジとディスプレイは運命共同体の部分もあり、ヒンジの故障によってメインディスプレイが破損する可能性があります。そうなるとPixel 9 Pro Foldで見れば15万円くらいの修理料金がかかります。
そして3つ目としてPixel 9 Pro FoldはIPX8に対応していますが過信しないことです。これはGoogleに限らずメーカーの保証を見れば分かりやすいですが、防水に対応しながらも濡れた場合の故障は保証対象外です。
ストレートタイプも一緒ですが防水に対応したからといってお風呂やプールで使うのは言語道断という感じです。
アクセサリーは重要。
少なくともPixel 9 Pro Foldで見ればストレートタイプの大型モデルよりも重いです。そもそも耐衝撃性が低い上に本体が重いことから同じ高さから落とした場合折畳式機種の方が壊れやすいです。
そのためケースなどでしっかり保護しておくのはありだと思います。
最後にメインディスプレイの折目ですが基本使っていけば折目は濃くなっていきます。なのでユーザーによっては出来るだけ本体を開いた状態にしておく人もいるみたいですが、最も耐久性が低いメインディスプレイを剥き出しにしておくのはリスクが高いと判断することも出来ます。
何より折畳式機種の折目が気になって本体を閉じて使わないとなれば正直折りたたみ式機種ではなく小型のタブレットを買った方がいいように思えます。折畳式機種の良さは可搬性だと思っており常に開いた状態であればその良さは半減します。
何よりストレートタイプのスマホと比較すると気にしなければいけない部分が多いですが、だからといってそこまで慎重に使う必要もないかなというのが本音です。今まで様々な折畳式機種を購入してきましたが初期不良以外目立った故障に遭遇したことはありません。
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