Qualcommが売り上げ確保のためなのかサミットの開催時期を前倒しており事前情報通りであれば今年も10月に開催してSnapdragon 8 Gen 4を正式発表する可能性があるとの予測です。
一方で今年はMediaTekもさらに前倒しをして10月上旬にDimensity9400を搭載するとの予測。今回は世界初の搭載機種として発表が予測されているvivo X200 Proのスペックやデザインについてまとめたいと思います。
デザインが刷新に。
個人的にvivoのフラッグシップは必ず抑えておきたい感じでvivo X200シリーズは非常に楽しみ。一方で勝手なイメージですがvivoは中国市場では3位前後と中途半端なイメージがありました。
ただ2024年第2四半期のメーカー別シェアをみると中国市場でギリギリとはいえ1位を獲得。最近好調の理由の一つとして5月に発表されたvivo X100sシリーズの販売が好調との話です。
このことからもvivo X200シリーズでもラインナップを強化してくる可能性があるとの予測です。その中でも気になるのが中位モデルとなるvivo X200 Proでデザインは刷新される可能性。
5月に発表されたvivo X100はサイドフレームにバックフレームとフラット化されましたが中位モデルとなるvivo X100s Proに関してはデザインに変更はなくカラバリだけ変更。
ただvivo X200 Proに関してはXiaomi 14 UltraやHUAWEI Pura70 Ultratのようにベゼル部分のみが湾曲された新しいEdgeディスプレイを採用する可能性があるとの予測です。
また合わせてサイドフレームやバックパネルもフラット化されると予測されており個人的にはめちゃくちゃ好みのデザインに進化する感じでvivo X100 Proの一つの不満が解消される流れに。
現時点でバックパネルの材質は不明ですが直近の流れをみるとレザーの採用はない可能性。おそらくガラス+マット仕上げの可能性がありカラバリに関する情報は全くないという感じです。
現行モデルは太陽や月など天体をイメージしたカラバリですが次はどうなるのか非常に楽しみ。ちなみにリークしたvivo X200のプロトタイプを確認する限りはおそらくサークル型のカメラデザインを採用している可能性があり何よりフラット化によって雰囲気が大きく変わるかも。
そしてディスプレイに関してはEdgeディスプレイの変更が大きな特徴の一つになると思います。
事前情報通りであれば現行モデルと同じく6.7インチで表示解像度は1.5Kと特段変更はないです。あとはBOE製を採用するのかSamsung製を採用するのかという感じでBOE製かもしれません。
一方で気になる部分としてはディスプレイ輝度でvivo X Fold 3シリーズの最大4500nitsを継承した機種が現時点で存在しておらずvivo X200シリーズで踏襲してくる可能性があります。
中華メーカーはピーク輝度で競争していますがHDR表示になると大して明るくない感じです。一方でvivo X100 UltraはHDR表示で1800nitsでvivo X Fold 3 Proは2000nits以上と評判が良いiPhone 15 Pro Maxよりも明るいディスプレイを搭載しているのが大きな強みです。
ピーク輝度がvivo X200 Proで底上げされれば2000nits以上になる可能性があります。何よりEdgeディスプレイの変更で耐久性は形状からも改善して割れにくくなる可能性もあります。
電池持ちが大幅改善する可能性。
そして基礎スペックに関してはAndroid15を標準搭載しているかどうかは正直微妙な感じです。容量構成に関してはRAM16GBに底上げされる可能性があり大陸版は衛星通信に対応する可能性。
ストレージオプションも現行モデルと同じく大陸版は最大1TBモデルが用意されている可能性。そして大きな特徴の一つとして世界初のDimensity9400搭載機種として正式発表される可能性。
事前情報通りであればDimensity9300と同じく4つのメインコアと4つのミドルコアを搭載。ただメインコアにはCortex-X5に強化されるなどパフォーマンスはしっかり改善する可能性。
少なくともDimensity9300は高効率コアがないこともあり消費電力はかなり多めという印象。その結果vivo X100シリーズはパフォーマンスの持続性がイマイチという評価が多かったです。
一方でDimensity9400は電力効率が最適化されてSnapdragon 8 Gen 3対比で消費電力は30%程度になると予測されているので電池持ちの改善に加え発熱も大幅に改善される可能性。
逆にCortex-X5を4つも搭載した上でどうやってそこまで電力効率が改善したのか不思議です。ちなみにDimensityで初めて3nmプロセスルールを採用したSoCになる可能性があるとの予測。
何よりSoCだけでも電力効率が改善される可能性がありますがvivo X200 Proは6500mAhのバッテリーを搭載するとも予測されており事前情報通りであれば正直驚異的です。
現行モデルでさえvivo X90 Pro+とほぼ同じ筐体サイズでありながらバッテリーを大幅増加。そしてvivo X200 Proはさらに1000mAh近くバッテリー容量を増加する可能性があることに。
少なくともvivo X100 Proも大容量バッテリーで電池持ちを無理やり安定させていた感じです。ただこれがvivo X200 Proでは電力効率の優れたSoCに大容量バッテリーと驚異的な電池持ちになる可能性があり現行モデルを超えるだけでもトップクラスの電池持ちになるかもしれません。
一方で新しいシリコン技術に対して急速充電の技術が追いついていないのかvivo X200で見れば前モデル対比で充電速度が遅くなっておりvivo X200 Proも同様に遅くなる可能性があります。
またvivo X100 Ultraと同様に超音波式画面内指紋センサーを搭載する可能性があります。そのため認証の位置が低すぎるというデメリットも改善されそうでユーザビリティが改善しそう。
カメラの大幅進化。
最後にカメラを確認していきたいと思いますが望遠センサーは200MPになると予測されています。このことからもvivo X100 Ultraと同じくHP9センサーを搭載していてもおかしくない感じです。
ちなみにHP9センサーだと1/1.4インチでGalaxy S24 UltraやPixel 9 Pro XLのメインカメラセンサーとサイズがほぼ一緒でさらにペリスコープ仕様と考えると正直恐ろしいです。
現にvivo X100 Ultraのズーム性能は頭一つ抜けている感じでむしろズームで撮りたくなります。他社のメインカメラセンサーに近い感じでズームもしっかり使えることから汎用性が高いです。
逆にvivo X200 Proでこの望遠を搭載するという流れになるとvivo X200 Proでは同じセンサーを採用するとは考えにくく噂通りであれば1/1.3インチとさらに大型化する可能性。
またコストカットをするのであれば超広角はLYT-600でインカメラはJN1になる可能性。一方でメインカメラセンサーはIMX989を継続採用するのかLYT-900になるのか情報はないです。
もちろん細かい部分では及ばないと思いますがvivo X100 Ultraを脅かす存在になると思います。また新しい画像処理チップを搭載すると予測されているので順当にいけばV4チップの可能性あり。
何より最上位モデルが別に存在しながらもvivo X200 Proのカメラはトップクラスになるかも。そして事前情報通りであれば10月上旬に正式発表される可能性があると予測されており現行モデルと比較すると1ヶ月近くの前倒しでXiaomi 15シリーズより先に発表になるとの話です。
実際のところはどうなるのか不明ですがSnapdragon 8 Gen 4搭載機種に牽制をしたいのかも。また現行モデルでみれば11月中旬に正式発表で中国市場では11月下旬に発売されました。
一方でグローバルモデルに関しては一部市場では12月下旬とタイムラグが1ヶ月程度でした。
この流れでいくのであればvivo X200 Proのグローバルモデルは11月頃に発売される可能性も。何よりvivo X100 Ultraのグローバルモデルが出ないことからもズーム性能に強い機種が欲しいと思う人にとってvivo X200 Proのグローバルモデルはかなり有力な選択肢になるかも。
また面白いと思うのがvivo X200 Proに新たな小型モデルが追加されるとの予測があります。正式名称は明らかになっていませんが6.3インチで表示解像度は1.5Kのディスプレイを搭載。
また超音波式画面内指紋センサーを搭載してバッテリー容量は5500mAh前後になる可能性。そしてセンサーサイズなどは判明していませんがトリプルレンズカメラ構成でペリスコープに対応。
少なくともディスプレイサイズで見ればPixel 9 ProやiPhone 16 Proなどがライバルにそのなかで大容量のバッテリーを搭載しつつもカメラ性能はかなり強めと魅力的な存在になるかも。
まとめ。
今回は10月に正式発表が予測されているvivo X200 Proについてざっくりとまとめてみました。個人的にはかなり気になる一方で最上位モデルの登場が当面お預けになるのがちょっと残念です。
ただ何より欲しいと思っておりグローバルモデルが出たら絶対的にほしいかなと思っています。
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