SamsungはGoogleに協力を仰ぎ今後AI機能をより強化するためにSoCから大きく見直す可能性があると予測されています。来年の初頭に登場するGalaxy S25シリーズは第二世代のGemini Nanoを統合した上でGalaxy AI自体も強化してくる可能性があります。
今回韓国のメディアサイトがExynos2500の歩留率に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
歩留率が想定以上に悪い。
事前情報からもExynos2500はSamsungの第二世代3nmプロセスルールを採用していると予測されており、さらに最適化を進めるために新たな開発チームまで結成されたと言われています。
ただ今回の情報によると現時点におけるExynos2500の歩留率は20%に及ばないとしています。つまり100個作った場合に製品として出荷できる数は20個以下ということになりかなり深刻です。
ちなみに今年の第１四半期の時点では10%以下であったことからも着実に改善していることに違いはないです。ただ歩留率が60%以上になってこないと大量生産は開始しないとしておりこの状況だとGalaxy S25シリーズで採用されない可能性があります。
少なくともSamsungがGalaxy S25シリーズの大量生産を開始するのは10月頃と言われているのでまだ時間があるとはいえ一気に改善することができるのか不明です。
この感じだとSnapdragon 8 Gen 4を共通搭載して、Samsung自身の製造が安定するまでは下手にExynosを採用しない方がいいのかもしれません。
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