Googleはコストカットのためか生産拠点を中国からベトナムへの移行を計画していましたが、コロナが重なったことに加え現地のマネージャーがなかなか育たなかったことからもベトナムへの移行には予定よりかなりの時間を要したと言われています。
一方で2023年にはより多くの製品がベトナムに移行したと言われていますが、特殊な構造を採用するPixel Foldはサプライヤーと生産効率の面から中国での生産を継続しているとの話もあります。
今回Yogesh Brar氏がGoogle Pixel 9シリーズと今後の生産拠点について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
生産拠点をさらに移動へ。
今回同氏が以下のように投稿していることが判明しました。
Pixel 2024 lineup including Pixel 9 series & Pixel Fold 2 could likely be the last batch of made in Vietnam products
High chance that Google may opt for production in India seeing the push Apple got
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) April 19, 2024
今回のポストを確認するとPixel 9シリーズは2024年モデルのラインナップはベトナムで生産される最後の製品になる可能性があるとしています。今回の情報通りであればPixel 9aやPixel 10シリーズからはインド製に変更される可能性があります。
AppleもiPhone 15シリーズからは中国とタイムラグなしでインドでも生産をしているとの話です。ただ一方で生産数は限定されており、さらに初期ロットをみる限り中国製よりも品質が低く不具合が多いと話題になりました。
インドに切り替えるメリット。
インドで生産するメリットの一つとしては人件費が下がる可能性があること。そして2つ目としては海外製品に対して関税が非常に高いインドにおいて、インド国内で生産することでインド向けの価格を下げることが出来る可能性。
インドは中国に次いで世界2位の市場規模であることからも今後重要な市場になります。その中でGoogleがシェア拡大するにあたってインドでの生産は非常に重要になる可能性があります。
またベトナムは袖の下文化とも言われているのでリークを防ぐことができる可能性も。一方でデメリットとしてはベトナム製でも品質が安定していると言えなかったのに、インド製に切り替われば当面また安定しない可能性があります。
今後どうなるのか不明ですがソフトにハードと現行モデルが抱えている品質問題を生産地関係なく少しでも早く改善してほしいところです。
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