Xperiaのデザイン刷新の歴史。1Ⅵはデザイン刷新が本当の問題ではない

先日にはOnLeaks氏がXperia 1Ⅵのほぼ確定的なレンダリング画像を公開したことで、事前情報通り大きな特徴の一つであったアスペクト比21:9は終わることがほぼ確定に。

少なくとも2019年から始まった現行デザインは刷新されることになります。そして今回Xperia関連の情報に精通しているZackbuks氏が歴代Xperiaのデザインについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

デザイン変更自体に問題はない。

今回同氏がweiboに以下のように投稿していることが判明しました。

XPERIAのデザインはずっと進化しています。「方正」や「円角」という理念にこだわったことがない。もしソニー-ソニーエリクソン-ソニー携帯電話の歴代機種を全部通ったら「21:9でなければソニーの魂を失った」「枠が四角くない、これはソニーではない」という主張を導き出すほどでもない。

少なくとも歴代モデルのデザインをみる限り絶えずデザインが進化してきたことを考えるとXperia 1Ⅵのデザインは「Sony」のデザインではないと判断するものでもないとしています。

少なくとも現行モデルのデザインが好きなユーザーもいれば、「縦長」とか「リモコン」とか批判されるように嫌なユーザーもいます。なので今までのデザインに否定的だったユーザーからすれば好意的な進化になると思います。

一方で個人的に思う部分として「なぜデザインを変更したのか?」ということでデザインが刷新されること自体に否定的ではありません。Sonyによるとアスペクト比21:9を採用した理由はコンテンツを最大限楽しめるようにするためであり、そのためにパンチホールデザインやノッチデザインも採用せず。

さらにコンテンツを最大限楽しめるようにするために「4K」という表示解像度にも対応していた。スマホのディスプレイサイズでは違いが分からないとの声もありますが、4Kで撮影した動画を唯一本体でそのまま再生できるのがXperia 1シリーズで一眼カメラの外部モニターとしても優秀であった。

これら拘りが結局なぜ廃止になったのかというのが重要で、事前情報通りコンセプトの変更や単なるコストカットのためであれば正直今後Xperiaにあまり明るい未来はないかなと思ってしまいます。

デザインが変更されるからXperiaを危惧しているのではなく、コンセプトが変更される可能性があるからこそ危惧しているという感じです。何より今更一般向けに変更しても他社との差別化ができず、ハード品質やスペックにソフトの完成度に価格と多方面で部が悪くなり売り上げがさらに減少する可能性があります。

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