vivo X Fold 3 開封レビュー。iPhoneより薄くて軽い衝撃的な折畳式機種

3月下旬にvivoは折畳式機種であるvivo X Fold 3シリーズを正式発表しており中国市場における売り上げは好調の模様。さらにvivoの社長によると今年はグローバル展開を強化していくことを明らかにしてとり認証情報からもvivo X Fold 3 Proはグローバル展開される可能性があります。

今回は現時点でブック型最軽量となるvivo X Fold 3の大陸版を購入したので開封レビューをしてみたいと思います。

開封。

まず開封をしていきたいと思いますが化粧箱は黒を基調としておりいつも通りという感じです。ちなみにvivo X100 Proの化粧箱も同程度の大きさなので特段大きいという感じでもないです。

付属品を確認するとUSB-Cケーブル。

そしてSIMピンに説明書。

80Wの電源アダプターが同梱されています。ちなみにvivo X Fold 3 Proは最大100Wに対応しているので充電速度で差別化されている。

そして保護フィルムはメインとサブの両方に標準装着されていますがメインディスプレイ用のフィルムはディスプレイの一部と考えた方がよくユーザー自身での交換は保証対象外になります。

また専用ケースも同梱されておりサイドフレーム部分はクリアケースとなっており背面は本体の質感とは異なりレザー基調となっているのでちょっと面白いケースという印象です。

さらに本体を閉じた時に背面のみ保護してくれるケースとなっていますがヒンジも部分保護。ただケースを装着した状態で本体を開くとヒンジ部分を保護している部分がちょい邪魔です。

今回まめこさんに色々調べてもらいましたが実店舗において純正ケースの品切れで日本でいうお盆のような時期に重なったこともありサードパーティ製もほとんどない状態。

なので今後何かいいケースがないか探したいところで何より純正ケースが早く欲しいところです。

デザインを確認。

次にデザインを確認していきたいと思いますが何よりの特徴がその取り回しの良さです。また先日の発表を見るとvivo X Fold 2の後継機種がvivo X Fold 3とアピールしていたので今回はvivo X Fold 2からどの程度進化したのか比較しつつ確認していきたいと思います。

まず本体を閉じた状態で本体上部を確認するスピーカーグリルにマイクが2箇所という感じです。

本体側面は開いた状態で見れば左側にミュートボタンで本体右側に音量ボタンと電源ボタンを搭載。

さらに自分はvivoの機種では初めてのパターンですが指紋認証が電源ボタンに統合されています。他のメーカーの機種では珍しくないですが前モデルは超音波式画面内指紋センサーを搭載していた。

おそらく本体の薄型化とコストカットのためだと思いますが生体認証で見れば退化しています。ちなみに指紋認証自体は認証速度も反応も問題なく多くのユーザーにとってストレスなく使える。

そして本体下部を確認するとスピーカーグリルにマイクが2箇所にUSB-CにSIMトレイという感じ。何より実機を持って最初に感じたことは見た目の割にはめちゃくちゃ軽く感じるということです。

ちなみに前モデルと比較すると縦幅が2mmに横幅1mm程度と大きさ自体はほとんど変わらずです。なのに本体が60g近く軽量化されたことで前モデルが重すぎたということもありますがvivo X Fold 3はめちゃくちゃ軽いという感じで通常の大型スマホよりもむしろ軽く感じます。

また本体を開いた状態だと片手操作は無理で必然的に両手持ちになるので余計に軽く感じる。

ちなみに前モデルも昨年の今頃正式発表されたことを考えるとそこまで分厚いという感じではない。

ただvivo X Fold 3が4.65mmとめちゃくちゃ薄いからこそ前モデルは変に分厚く感じます。vivo X Fold 3はUSB-Cギリギリまで薄型化している感じなのでこれ以上の薄型化は厳しいかも。

僅か1年でよくここまで薄型化/軽量化できたなと思う一方で一部スペックは犠牲になっています。

先ほどの画面内指紋センサーもそうですがvivo X Fold 3はワイヤレス充電も非対応です。なのでスペックよりデザイン性を求めるユーザーに向けて全振りした機種と分かりやすいです。

一応vivoが煽っていたのでiPhone 15 Pro Maxとざっくりと比較してみたいと思います。iPhone 15 Pro Maxの本体サイズは159.9×76.7×8.25mmでvivo X Fold 3を閉じた状態だと縦幅はほとんど一緒で横幅は4mm近くスリムですが2mm程度厚く2g程度軽いという感じです。

実際に持ち比べてみるとiPhone 15 Pro Maxの方が横幅あるため単純に持ちにくいことから重い。さらにvivo X Fold 3を開いた時は両手必須のため余計にiPhone 15 Pro Maxの方が重い感じ。

またvivo X Fold 3は閉じた状態でも10.2mmなので実際に比較してもそこまで気にならず。

むしろ折畳式機種でこのサイズ感で開いても閉じても使えるなら文句なしという感じです。

そして背面を確認していくとサークル型のカメラデザインを採用しており前モデルは左寄りでちょっとバランスが悪いとう感じでしたがvivo X Fold 3はカメラ部分自体が大型化したことで中央配置になったことで個人的にはより好みのカメラデザインになったという感じです。

バックパネルはガラスで前モデルのようにレザーモデルはなくブラックとホワイトの2色展開です。マット仕上げを採用しているので指紋は目立ちにくく質感はかなり高めと所有欲も満たしてくれます。

ちなみにかなり分かりにくいですがうっすら模様が入っている感じで角度によって確認できる程度。

またメインディスプレイはパンチホールデザインと従来通りですが右端まで移動しています。

そしてサブディスプレイも同じくパンチホールデザインで大きな違いはないかなという印象です。何より薄すぎて軽いという感じで開いて使っている時は簡単に壊れそうでちょっと怖いです。

ただ今まで色々な折畳式機種を触ってきましたがこの軽さはかなり衝撃的という感じです。

メインディスプレイを確認。

次にメインディスプレイから確認していきたいと思いますが前モデル対比で大きな変化はない。スペックで見れば採用しているディスプレイがより進化した上で表示解像度がより改善した感じです。

ただ表示解像度に関しては肉眼で識別できるような違いがあるわけではないのでほぼ差なしです。

リフレッシュレートの違い。

一応vivo X Fold 3はLTPO 8T技術を採用しているためより滑らかにコンテンツが表示される。実際に比較してみると確かにvivo X Fold 3の方がよりサクサク表示される印象を受けます。

ただこれは表示するアプリや通信環境によって影響を受ける可能性がありそこまでの優位性はない。本当に詳細に比較したり日常でしっかり使っていけば違いを認識することができるのかも。

ディスプレイ輝度の違い。

またスペック上では分かりやすい進化ポイントとしてはディスプレイ輝度で前モデルは1800nitsです。一方でvivo X Fold 3は最大4500nitsに対応と現時点でvivo史上最大の輝度に対応しています。

個人的には今までvivo X Fold 2でも真夏の屋外でも写真を撮っていてプレビューを確認するのに困ったことがないです。実際に屋内で確認してみるとvivo X Fold 3の方が明るくなったなという印象は受けます。

ただ劇的というわけでもなくvivo X Fold 2でも十分な明るさだったので優位性はあまり感じず。何より実際に比較すれば明るくなったと実感しますがピーク輝度ほどのインパクトがある改善ではない。

ちなみに海外サイトを参考にすると現時点で最も明るくて見やすいディスプレイを搭載しているのはiPhone 15 Pro Maxなので比較してみるとiPhone 15 Pro Maxの方が明るく感じます。

屋内で比較している限りやはりiPhone 15 Pro Maxの方が平均値が高くて明るく感じるのかも。

コンテンツの表示の違い。

そしてiPhone 15 Pro Maxと比較すると最大のアドバンテージがメインディスプレイの大きさ。とりあえず多くのユーザーが見るYouTubeで比較してみると本体が縦向きの時点で大きな差ある。

ただ当たり前の話ですがiPhone 15 Pro Maxの方が一覧性は優れている感じです。

そして両機種とも全画面表示にして比較してみましたが横幅的見ればそこまで大きな差はないです。ただ縦幅の差からもvivo X Fold 3の方がコンテンツがより大きく表示されみやすい感じ。

また合わせて少年ジャンプアプリで漫画を表示してみると非常にシンプルでvivo X Fold 3の片面におけるコンテンツの大きさとiPhone 15 Pro Maxのコンテンツの大きさがほぼ一緒です。

なのでiPhone 15 Pro Maxの大きさのままで見開き表示に出来るのがvivo X Fold 3という感じ。折畳式機種の最大の特徴でもあるので逆にここが優れていないとちょっと問題がある感じです。

サブディスプレイを確認。

次にサブディスプレイを合わせて確認していくとスペック的にはメインディスプレイと同じく大きな進化は表示解像度が僅かに改善した上でリフレッシュレートがより滑らかになった感じ。

ただ実際に恩恵を受けるタイミングがあってはほしくないですがメインディスプレイはUTGが改善したこともあり最大50万回の開閉に対応したのに対してサブディスプレイはアーマーガラスを採用したことで落下時の耐衝撃性は前モデル対比で11倍と大幅に改善しています。

ディスプレイ輝度の違い。

またメインディスプレイと同じでディスプレイ輝度も改善しており最大4500nitsに対応。実際に比較してみるとメインディスプレイと同様に屋内であれば改善したことを実感できる。

ただそこまで大きなアドバンテージという感じではなく前モデルはスペックの割には十分に明るい。

またメインディスプレイの時と同様にiPhone 15 Pro Maxとまずディスプレイ輝度を比較してみるとやはりiPhone 15 Pro Maxの方が明るい印象でiPhoneの明るさはめちゃくちゃ強いです。

コンテンツ表示における違い。

次にスマホスタイルとなるサブディスプレイでYouTubeを比較してみるとvivo X Fold 3はアスペクト比21:9を採用したことで縦長であることから一覧性に優れますがコンテンツは小さい。

また全画面表示した時に単純にディスプレイサイズの差もありvivo X Fold 3の方が小さいです。ただvivo X Fold 3はサブディスプレイでも6.5インチなので十分な視認性を確保している。

最後に少年ジャンプ+で漫画を比較してみると本体の横幅の差からもvivo X Fold 3の方が小さい。

ちなみに本体を横向きにして見開き表示にしてもiPhone 15 Pro Maxの方がコンテンツは大きい。ディスプレイ自体は堅実な進化という感じで前モデルの時点でほぼ限界まで進化していた感じかも。

正直そこまで体感できる違いがあるわけではない一方で耐久性自体が改善されたのは嬉しいところ。

折畳式機種特有機能を確認。

次に折畳式機種特有の部分を確認していきたいと思いますが一つ目はディスプレイの折目です。先ほどの話とも重複しますがメインディスプレイはUTGが改善したこともあり耐久性の改善。

前モデルも折目こそは一年も使っていると目立ちますが折目部分はほぼフラットなのがポイント。

Galaxyのようにディスプレイが凹んでいるという感じではないので操作性にほぼ影響を与えず。現時点でvivo X Fold 3の方が目立ちにくいですが今後1年かけてどうなるのか検証が必要です。

ヒンジの改善。

次にヒンジですが炭素を採用したことで前モデル対比で37%軽量化した一方で耐久性自体は改善。実際に試してみる気は起きないですが20Kg程度までは負荷をかけてもびくともしない感じです。

なのでvivoの発表通りであれば自分の子供に踏まれても逆パカの状態にはならないのかも。そして他の機種を使ってみて改めて思うのはvivo X Fold 2のヒンジはちょい緩めに感じます。

Samsungでいうフレックスモードに対応していますがGalaxyほどガチガチではない印象です。一方でvivo X Fold 3を確認するとヒンジはより固くなっており細かい調節がより可能になった。

だからと言って開閉の際にストレスがかかる感じでもなく個人的には丁度いいという感じです。

ソフトはより改善。

そしてソフト部分を確認すると元々積極的でしたがより仕上げてきたなという印象です。まず一つ目としてはアプリのマルチウィンドウ機能で一つのアプリを同時に2つで表示する機能。

ただ自分が使うとしてもMusicアプリくらいで現時点だと中華系アプリもしくは純正アプリの一部。なので現時点でほとんど恩恵を受けることがないのでグローバルモデルでどうなるか気になる。

次に2つ目としてはアプリの表示比率を変更する機能でメインディスプレイとサブディスプレイでそれぞれ設定することが可能でメインディスプレイで見ると全画面/4:3/16:9から選択できる。

自分がよくやるLINEポコポコは最初に16:9に設定しておかないと表示がバグるという感じです。

そして3つ目として大きく進化したと思うのがフレックスモードで従来はカメラに加え一部対応アプリだけでしたが少なくともインストールしてあるアプリのほとんどが対応している。

ただ自分が対応していて欲しかったAmazon Primeなど非対応とちょっと残念な部分もあります。

従来非対応アプリは半おりの状態でも全画面表示される感じですがオプションをオンにすると画面下部分にはタッチパッドが表示されており従来の全画面表示と比較すれば圧倒的にみやすい。

YouTubeはアプリ自体が対応しているため何ともですが動画関連のアプリが今後対応すれば最高。

SamsungのGalaxy Zシリーズでは対応しているオプションなのでGalaxyに近づいた感じです。

そして4つ目として半おりの状態でサブディスプレイ側を上にした時にサブディスプレイに表示。テントモードと言うみたいですがサブディスプレイ側でフレックスモードを使いたい人に便利。

そして5つ目としてメインディスプレイからサブディスプレイの切り替えのオプションです。他社だとスワイプすることで継続するとかのオプションがありますが継続かオフの2択です。

またタスクバーの対応は前モデルと同じですが常時表示か一時表示のオプションが新たに追加。さらにGmailにおけるキーボードが分割機能に対応していたのは個人的に嬉しかったという感じ。

その他AI関連も強化されていますが自分は純正アプリをほぼ使わないので恩恵はほぼなさそう。とはいえ折畳式機種としてソフト面は中華系メーカーの中でもかなり頑張っている印象です。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックの部分を確認していくとアップデートサポート部分は確認できませんでした。直近のvivo X100シリーズをみる限りメジャーアップデートが4回にセキュリティ5年程度かも。

ただ耐久性が改善したところでアップデートサポート期間フルにメンテナンスなしでの使用は難しい。おそらくメインディスプレイのフィルムも数年経ったら劣化すると思うので交換が必要になると思う。

ちなみにOSは最新となるAndroid14がベースなので前モデルよりは単純に1年は長く使えると思う。

容量構成を確認。

そして容量構成を確認するとvivo X Fold 3はベースモデルRAM12GB/ROM256GBですがそれ以外のモデルはRAM16GBとなっておりおそらくですがAI機能を強化したことで底上げされた。

また空いたストレージを使った仮想RAM機能に対応しているので容量は余裕を持たせるのもあり。ちなみに今回自分が購入したのRAM16GB/ROM512GBの上から2番目のモデルで個人的には十分。

そして興味深い部分として後継機種でありながら搭載SoCはSnapdragon 8 Gen 2と同じです。おそらくコストカットのためだと思いますがとりあえずベンチマークを3回連続で回してみました。

パフォーマンスと持続性。

搭載SoCが一緒なのでスコア的にはほとんど一緒なのは当たり前でどちも安定している印象です。ただチューニングは大きく変わっている可能性がありvivo X Fold 2は内部温度が35度前後でスロットルダウンをかけている感じですがvivo X Fold 3は31度前後でかけている感じです。

ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測してみましたがvivo X Fold 2は30.2/34.2/35.4度。一方でvivo X Fold 3は33.1/35.3/36.1度とvivo X Fold 3の方が発熱を感じやすい。

ただ本体がかなり薄型化していることを考えると放熱性能をより強化するしかないので仕方ないです。またパフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testをしてみました。

今回のスコアを見る限りvivo X Fold 3はトップパフォーマンスを抑制した上では早めにスロットルダウンをかけることからも安定率は78.3%とvivo X Fold 2と比較すると悪いです。

ちなみにGalaxy S24 Ultraは50%近くまで下がるのでvivo X Fold 2が良すぎなだけです。ただvivo X Fold 2はパフォーマンスを持続することを優先しているのか外部温度を計測すると49.7度に対してvivo X Fold 3は39.5度と約10度の差があるので考え方が全く違います。

何よりvivo X Fold 3は薄いからこそ発熱を感じやすいので出来るだけ発熱を感じにくくしている。

バッテリー関連を確認。

そしてバッテリー関連を確認していくと本体が薄型/軽量化しつつもバッテリー容量は大幅増加。最新技術を採用することで従来よりバッテリーサイズを抑えつつバッテリー容量を増加させています。

一方で気になる部分として電池持ちですが開封直後のため詳細な評価はできないという感じです。ちなみに前モデルは海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると96なので折畳式機種の中では電池持ちがいい方ですが通常のフラッグシップモデルと比較すると微妙なところという感じです。

やはり100以上のスコアは欲しかった感じでiPhone 15 Pro Maxは旧方式のスコアが公開されていないですが130近くになると思うので電池持ちが良いと言われる機種と比較すると大きな差がありvivo X Fold 3ではどこまで電池持ちが改善しているのか気になるところです。

ちなみに数日使った感じでは大陸版ということもあり電池が全然減らなくて正直引いている。少なくともゲームをほぼやらない自分の使い方だとめちゃくちゃ電池持ちがいいという感じです。

一方で本体の薄型化で犠牲になったのが充電関連で最大が80Wでワイヤレス充電に非対応です。折畳式機種の中で言えば安いとはいえ10万円を超える機種でワイヤレス充電なしは評価が分かれる。

ただHonor Magic V2やOppo Find N3にXiaomi Mix Fold 3など非対応機種も多いです。だからこそvivo X Fold 2で対応していたのはアドバンテージだったのでなくなったのは残念。

充電速度に関しては80Wもあれば1時間以内にフル充電は余裕で終わるという感じだと思います。

その他。

その他イヤホンジャックなしで防水/防塵はOppo Find N3と同じくIPX4だと言われています。なので仮にIPX4であれば水しぶきをあびる程度であれば故障しない可能性がありますが保証対象外。

そして生体認証は先ほどの指紋認証に加えメインもサブでも2Dの顔認証に対応しています。

次に音量を50%に設定してスピーカーテストをしてみましたが前モデルは音量はでかいけど音がスカスカでしたがvivo X Fold 3では音量こそ小さくなったけど音質をある程度改善して全体的なバランスを改善してきた印象ですがまだまだ改善の余地あり。

何よりiPhone 15 Pro Maxと比較するとかなりの差がある感じでもっと頑張ってほしいところです。

カメラを確認。

最後にカメラを確認していきたいとおもいますがメインカメラセンサーは刷新されているとはいえセンサーサイズに画素数は一緒で超広角にしろポートレート専用センサーはより高画素化。

またセンサーサイズも大型化しており超広角がオートフォーカス対応なのでマクロ撮影に対応。光学2倍は一緒ですが前モデルは最大20倍ズームだったのに対してvivo X Fold 3は最大50倍対応。

とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルはvivo X Fold 2/vivo X Fold 3の順番になっているので予めご了承下さい。

あいにくの天気ということもあり正直明確な違いを見つけることは出来ないです。

広角で撮影。

ボケ感にあまり差がありませんがvivo X Fold 2の方がちょっとだけ寄って撮影できる感じです。

シャドウに差がある感じにも見えフォーカスの問題かもしれませんがvivo X Fold 3の方がより現実寄りの色味になっています。

次に接写してみましたがvivo X Fold 3は同じ距離で撮影しようとするとフォーカスが合わずなのでひいて撮る必要があります。

ポートレートで撮影。

vivo X Fold 3の方がフォーカス精度が甘めという感じです。

ただフォーカスと撮影距離がバチっと合っている時はより明るく撮影できる感じです。

次にvivo X Fold 2は2倍でvivo X Fold 3は50mmで撮影しています。

やはりvivo X Fold 3はフォーカス精度が甘めという感じですが、サンプルを撮影した後にアップデートがきており、アップデートの内容を確認するとフォーカス精度の改善が含まれていたのでアップデート後ではあればもっといい感じに撮れるかもしれません。

現時点だとvivoのポートレートという感じではないので後日しっかり試してみたいと思います。

またマクロ撮影に関しては超広角を利用しており画質的にはあまり変わらない感じです。

望遠で撮影。

まず最初に1倍で撮影してみました。

次に両機種とも光学となる2倍で撮影。

そして5倍で撮影してみましたがこの時点で差がありvivo X Fold 2の方がノイズが多いです。

そして20倍になると雲泥の差でvivo X Fold 3はまだシャープさが残っています。

そしてvivo X Fold 2では最大となる20倍で撮影してみましたが、vivo X Fold 3もかなり厳しい感じでノイズも多めで色潰れしている印象を受けます。

そしてvivo X Fold 3で最大となる50倍で撮影してみましたがペリスコープを搭載しているわけではないので15倍程度までが実用範囲という感じです。

そして出来るだけ同じ画角になるようにポートレートでまず24mmで撮影。

次に35mmで撮影。

そして50mmで撮影してみましたが最短撮影距離が長くて寄って撮影できない。

最後に100mmで撮影してみましたが今後アップデート後も検証してみたいと思います。

超広角(低照度)で撮影。

先ほど同じくvivo X Fold 2/vivo X Fold 3の順番になっているのでご了承下さい。

分かりやすいくらいvivo X Fold 3が改善されていることを確認できます。

広角(低照度)で撮影。

全体的にvivo X Fold 3の方がノイズも少なく色味もより現実に忠実という感じです。

ただvivo X Fold 2の方が明るく補正されているためユーザーによっては分かりやすいかもしれません。

このサンプルだと分かりやすいですがvivo X Fold 3は照明の色にそこまで引っ張られていません。

フレアにゴーストに白飛びは同じ感じですが色はやはりvivo X Fold 3の方が正確という印象です。

望遠(低照度)で撮影。

まず最初に1倍で撮影。

次に2倍で撮影してみましたが色味に違いがあります。

最後に4倍で撮影してみましたがナイトモードだと昼間ほどの差がない感じです。何より晴れている日に試せばもっと違いを感じるのかもしれませんが、夜に関しては明確な進化を確認することができます。

まとめ。

今回はvivo X Fold 3の中国版を購入したのでざっくりと開封レビューをしてみました。このデザインは折畳式機種を使ったことがある人ショッキングという感じですが一部スペックは犠牲になっているのである意味割り切った仕様と非常に分かりやすい存在かなという感じです。

ちなみベースモデルは6999元なので約14万5000円で自分がまめこさんのところで512GBモデルを購入した時はほぼ20万円ぴったりだったので安くも高くもないという感じですが満足度が高い。

一方でvivo X Fold 3に関しては現時点グローバル展開があるのか分かっていない状態です。

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