Pixel Watch 2はコスパ最強?電池持ちに処理性能改善で軽量化

ネット上の評判はあまり良くありませんが後出しだからこそGoogle Pixel FoldはGalaxy Z Fold 5など他の折畳式機種と比較しても違うコンセプトを採用した良機種に仕上がっている印象を受けます。

詳細は「Pixel Fold 1ヶ月レビュー。本当にネットで言われるほど悪い機種なのか?」をご参照下さい。またGoogle Pixel 8シリーズの登場が近づいていることもあるのか一部市場でのAmazonではPixel 7シリーズの割引が行われています。

詳細は「在庫処分開始?英AmazonがPixel 7を大幅値引き」をご参照下さい。さて今回Android AuthorityがGoogle Pixel Watch 2の一部スペックに言及しているのでまとめたいと思います。

SoCが刷新。

一時期Pixel Watch 2のリーク情報が全くなかったことからも今年は発表されないとの話も。ただ直近で見ればリーク情報がかなり増えているのでおそらく今年発表される可能性が高い。

そして今回海外サイトによるとGoogleの内部情報からも一部スペックが判明したとしておりまず一つめとして事前情報と一致しますが搭載SoCが刷新されパフォーマンスが大幅に強化。

現行モデルは2018年に発表されたExynos9110とかなり古いSoCを搭載しておりかなり非力です。スマホのようなパフォーマンスは必要ないとはいえパフォーマンス不足は快適性を失います。

ちなみにExynos9110はSamsung製の10nmプロセスを採用しており1.15GHzで動作する2つのCortex-A53を搭載していますがPixel Watch 2ではSnapdragon W5 Gen 1を搭載。

Snapdragon W5 Gen 1は4nmプロセスルールを採用しており1.7GHzで動作する4つのコアを搭載。さらにGPUも大幅に強化されることからも全体的なパフォーマンスは大幅に改善する可能性。

Exynos9110は時代遅れの製造技術と古いコンポーネントを採用したことで全体的に非効率。そのため電力効率が悪かったですがPixel Watch 2では一気にステップアップされる流れに。

SoCだけで見れば5年分一気に強化されると考えると大刷新に近いとも言えそうな感じです。ちなみにSnapdragon W5+ Gen 1は採用しませんでしたが代わりにNXPチップをベースにしたカスタムコアプロセッサを採用しているとしています。

SoCの刷新によりパフォーマンスが改善することはもちろん電池持ちも大幅に改善されディープスリープや休止状態など新たな低電力状態もサポートされる可能性。

ちなみにPixel Watchは常時表示ディスプレイをオフにした状態で電池持ちは最大で1日とされていますが事前情報通りであれば常時表示ディスプレイをオンの状態でも24時間以上持つとされており電池持ちが一気に改善。

なので常時表示ディスプレイをオフにすればさらに電池持ちの良さを実感できる可能性があります。Google Assistantをシームレスに動作させるためにもSoCのパフォーマンスはかなり重要です。

その上で電池持ちが改善するとなれば初代の大きな不満点の一つが改善する可能性があります。

そして今回の情報ではバッテリー容量自体も大型化すると予測されておりPixel Watchが294mAhに対して306mAhになると予測 4%と僅かに強化という感じですがSoCと刷新と合わせて考えると大きな意味があり事前情報で筐体をステンレスからアルミに変更することも意味があるかも。

ステンレスと比較してアルミの方が加工しやすいと言われていることからも内部設計もより柔軟に。実際にどの程度の影響があるのか素人で分かりませんがバッテリー容量が増えるのは嬉しい。

ただ電池持ちがいいとされているGalaxy Watch 5 ProやApple Watch Ultraは500mAh以上のバッテリーを搭載ていると言われているのでPixel Watch 2はまだまだバッテリーは小さいです。

一部スペックが判明。

次に2つめとしてデザインとも直結する部分ですがドーム型のサークルデザインを継続する可能性。ディスプレイサイズは一緒だとしていますがサプライヤーをBOEからSamsungに変更するとの予測。

Pixel Watch 2ではSamsung製の1.2インチの有機ELディスプレイで表示解像度は384×384です。現時点ではディスプレイを変更したことでディスプレイ輝度や発色など改善されるか不明です。

またPixel WatchはGorilla Glass 5でコーティングされていますが強化されるかも不明です。

デザイン的には非常に特徴的で実際に使っていると気になりませんが極太ベゼルが継続の可能性。ベゼルが気になるのは懐中電灯を使っている時くらいですがベゼルをスリム化してディスプレイを大きくしてほしいという感じですが今度はディスプレイが湾曲しているので操作性が下がる。

残念なことに今回の情報では大型モデルが新たに追加されるのかも言及していないため不明です。ただ現行モデルと同じく1モデルでサイズ感は踏襲されると思っていた方が良いのかもしれません。

そして3つ目としてAndroid13がベースとなるWearOS4が標準搭載されるとしています。WearOS4を搭載することで動的なテーマのサポートなどアニメーション部分が改善される可能性。

その他にもPixelと同様にシームレスアップデートに対応とアップデート時の無駄な時間の省略。シームレスアップデートは新しいアップデートがある場合にバックグラウンドでインストール。

そしてユーザーが任意のタイミングで再起動をすることでアップデートが完了するという感じです。Androidの多くの機種では対応しており現状対応していないのはSamsungのGalaxyくらいかも。

またWearOS 3では新しい機種に機種変更する際に一度今使っている機種を完全にリセット。その上で新しい機種でバックアップから復元するという感じでしたがWearOS 4ではリセットをしなくてもデータ移行が可能になるとしておりスマホのデータ移行に近づいている感じです。

リセットしてからの復元だとかなりのロスタイムが発生するので個人的には嬉しい機能に感じます。あとはヘルスケア関連や基本設定以外で見ればおサイフケータイ部分も移行出来ればありがたい。

とりあえずGalaxy Watch 6はWearOS 4を搭載しているため先に試すことが出来ますがPixel Watch 2ではさらに独自カスタマイズがあるのか非常に気になるところです。

次に4つ目として新しいアニメーションが追加されていることで先日には新たな文字盤が追加に。ただハード的制約があるのか不明ですが現行モデルは対応しないと言われているのでちょっと以外。

また現行モデルと一緒ですがWi-Fiモデルとセルラーモデルの2種類が存在していることが判明。少なくとも認証情報から3つのモデル番号が判明しており一つはインド向けだとしています。

Pixel Watchはインドで発売されていないことからもPixel Watch 2は販売地域が拡大するかも。

最後にPixelで見ればPixel 6 ProやPixel 7 Proなど対象機種が限定的なUWBに対応かも。iPhoneにAirTagなどが分かりやすいですがUWBに対応していると物の位置を正確に認識しやすい。

Google自身がFind My deviceに力を入れていることを考えると妥当の流れに感じます。現時点では情報がありませんが今後Pixel Buds Proなど周辺アクセサリーでも対応するかも。

またUWBを使用した分かりやすい使用例としてはデジタルキーとして車のロック解除が可能になる。すでにBMWの一部車種は対応しておりGMやホンダにフォルクスワーゲンなどからも対応車種が出る。

Pixel Watch 2で対応しているとなればユーザーはスマホを出さずに手首だけでロック解除が可能。

そしてUWBに対応したPixel Tabletや将来UWBに対応したNest スピーカーに対してPixel Watch 2で再生している音楽などをシームレスに転送して再生することが可能になるかも。

UWBは対応機種が限定的で対応アクセサリーもかなり限定的なので用途自体もかなり限定的です。結局現状だとモノを探すという部分での使用例が一番分かりやすいですが今後対応アクセサリーが増えてくれば地味だけど自分たちの生活は便利になる可能性がありGoogleも積極的なのかも。

価格は据え置きに?

その他今回の情報では言及されていませんがヘルスケア関連の機能がより強化される可能性あり。ヘルスケア関連の機能の強化も電池持ちが改善するのであれば安心して使いやすくなると思う。

ただ一方で現状だとPixel Watchアプリに加えデータを取りたいならFitbitアプリも必要です。Fitbitだけを使っているユーザーがいると思うので2つのアプリが統合されることは期待出来ない。

ただPixel Watchアプリにある程度計測するできる機能を搭載して管理しやすいようにしてほしい。もしくはペアリングや設定などをFitbitアプリのみで完結できるようにすれば分かりやすいです。

価格に関しては別の情報源によると据え置きになる可能性が高く進化幅を考えるとかなり強いです。あくまでもアメリカにおいての価格だと思うので国内においては為替の影響で値上がりする可能性も。

ただ多少高くなったとしても電池持ちの改善にパフォーマンスの改善にヘルスケア機能の強化。これで5万円以内で購入することが可能なら魅力的でかなり競争力が出てくると思います。

先日にはiDとQUICPayに対応したことからもあとはSuicaのオートチャージ機能や定期券機能などにしっかり対応してくれれば電子マネーの部分で不満に思うユーザーもかなり減るかも。

まとめ

今回はPixel Watch 2の一部スペックが新たに判明したので簡単にまとめてみました。大型モデルが追加されなさそうなので個人的にはちょっと残念という感じですが非常に楽しみです。

あとはカラバリの変更があるのかも気になるところで正式発表されたら絶対購入すると思います。Apple Watch以外にも魅力的な選択肢が増えてきたのはユーザーとしても嬉しいところです。

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