先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
先日にSonyが9月1日に新製品発表会を開催することを明らかにおり、公式PVからもXperia 5Ⅴである可能性が高く一部スペックも判明しています。詳細は「今は待つべき。XperiaにiPhoneと9月に絶対注目すべき機種3選」をご参照下さい。
さて今回はXperia 5シリーズよりXperia 1シリーズの方が好きな理由を超主観的にまとめたいと思います。
持ちやすさいサイズ感。
コンパクトモデルと言えるのかは定かではありませんがXperia 5シリーズは今や貴重な取り回しのしやすいサイズ感を採用したシリーズとして根強い人気があります。また価格帯的にもXperia 1シリーズより安いこともありラインナップの中でも人気が高い。
それでも自分はXperia 5シリーズよりXperia 1シリーズの方が圧倒的に好きです。その理由の一つ目としては最上位モデルでありながらも持ちやすさいサイズ感であること。
自分自身の手が大きくないこともあるので端末自体は小さければ小さいほど使いやすいです。ただ個人的にはディスプレイが大きければ大きいほど好きというジレンマを抱えています。
その中で最新のXperia 1Ⅴで見れば横幅が71mmと決して横幅がある機種ではありません。標準モデルでさえ71mm以上であることが多く最上位で見れば75mm前後のことが非常に多い。
他社の標準モデルと同程度の横幅で6.5インチという大型ディスプレイを採用しているのが良い。アスペクト比21:9を採用していることもあり縦長とかなり批判されますが個人的にはデザインも重要だと思う一方で持ちやすさと片手操作とのバランスが非常に重要に感じます。
また187gと最上位モデルが200gオーバーが当たり前の中でこの軽さは絶対的な正義です。自分の手首は使っている機種によって調子が良かったり悪かったりすることがありますが今までXperiaを使っていて手首が不調になったこともなく手首の負担になりにくいです。
もちろん最新機種で見ればXperia 5Ⅳの方が横幅が68mmで僅か3mmとはいえ持ちやすさが違う。
ただXperia 1Ⅴの時点で決して取り回ししにくいサイズ感でないからこそ気に入っています。Xperia 1シリーズは世代を重ねるごとに徐々に小型化してきているのも単純にすごいです。
また今後どうなるのか不明ですがXperia Streamを今後も数年使えるようにするのであればXperia 1シリーズの筐体サイズも維持される可能性があり取り回しのしやすいデザインを継続。
ディスプレイはデカいけど取り回しに優れているとXperia 1Ⅴが矛盾を抱えているからこそ個人的にはXperia 5シリーズではなくXperia 1シリーズで満足できるんだと思います。
安定性も十分なレベルまで改善。
次に2つ目の理由として安定性がだいぶ改善してきたこと。以前は筐体サイズが小さいXperia 5シリーズの方が排熱が苦手で本体が熱くなりやすいという感じでしたがSnapdragon888にSnapdragon 8 Gen 1と爆熱SoCの世代からは早めにスロットルダウン。
そのため以前よりパフォーマンスも安定しやすくなっており極度に熱くなる感じでもない。また熱制御の改善をこまめに重ねてきたこともあるのか電池持ちは初代より優れています。
Xperia 1シリーズは代々4Kのディスプレイを搭載していることもあり燃費はかなり悪いです。そのためXperia 5シリーズとの電池持ちの差が著しかったですが最近はかなり安定してきた。
Xperia 1Ⅳでは発熱の原因となる消費電力を抑制することにフォーカスしたことで不安定さはありますが海外サイトのバッテリーテストでXperia 1シリーズで初めて100超え。
そしてXperia 1Ⅴでは115を獲得しておりXperia 5Ⅳの116にかなり迫った状況に。
おそらくですがXperia 5Ⅴではまたスコアを大きく離されると思いますが100超えでもすごい。数年前なら100を超えている機種であればハイエンドの中で電池持ちがいい方でしたがハイエンドの電池持ちの改善も一気に進んでおり今や120以上の機種が増えてきています。
Galaxy S23 Ultraなど電池持ちが良い機種を知ってしまうと正直物足りなく感じますがXperia 1シリーズにそもそもそこまでの電池持ちを求めておらず115の時点で十分に感じます。
自分の使い方だとXperia 1Ⅴの寝る前の電池残量は40%から50%の間のことが多いです。そのため1日で電池がきれることはなく十分に安心して使うことが出来る電池持ちを実現。
また電池残量に関係なく寝る時は充電した状態にするので1日充電なしであれば十分です。
Xperia 1ⅢやXperia 1Ⅳの時はカメラで発熱した時など寝るまで持たなさそうな時も。Xperia 1Ⅴではその心配がなくなったからこそXperia 5シリーズまでの安定性を求めていない。
これでXperia 1シリーズがいまだに100も行かないような電池持ちであれば違ったかも。ただ4Kのディスプレイという高い付加価値を持ちながらもハイエンドの中では良い方の電池持ち。
自分の使い方だとこれ以上の電池持ちは優先事項ではないのでXperia 1Ⅴで十分に感じます。
最新技術をいち早く搭載すること。
3つ目の理由としては最新技術をいち早く搭載すること。これは当たり前と言えば当たり前で上半期にXperia 1シリーズが正式発表されるので最新技術や新機能に先に対応します。
Xperia 1シリーズで搭載された新技術はXperia 5シリーズではより最適化されて搭載。そのため多くのユーザーにとっては安定性が増しているXperia 5シリーズが良いと思うかも。
ただ自分はガジェット好きであり高いお金を出すなら安定性よりロマンの方が最優先です。その中で最新技術や新機能はいち早く試したいと思う気持ちが強いのでXperia 1シリーズ。
Xperia 1Ⅴでは3年ぶりにメインカメラセンサーが刷新され1/1.35インチのIMX888を搭載。世界初の2層トランジスタピクセル技術を採用しており多くの光量を取り込めるようになった。
また他社では当たり前になりつつあるビクセルビニング技術が高画素化によって初対応。さらにナイトモードの時などPhoto ProのオートモードとBasicモードに限定されますが画像重ね合わせ技術が採用されたことで手持ちでも手ブレが補正されやすくなった印象です。
またSonyのαシリーズで採用されているS-Cinetoneが採用されたことで動画撮影の際にはよりシネマティックに撮影することが可能になり写真撮影の際には自分の好きな色味で6つのモードから撮影可能になりαシリーズのような雰囲気で撮影することができるようになった。
これら新機能や新技術はおそらくXperia 5Ⅴでも踏襲される可能性があるので急いでいないなら単純に待てばいいだけですがXperiaが好きな自分にとって半年近く待てるはずがありません。
逆にXperia 5シリーズの方が遅くでることで進化しているスペックもあり例えばスピーカーです。Xperia 1シリーズの方が筐体サイズが大きいため強化しやすそうですがXperia 5シリーズが強いことが多くXperia 5Ⅴではさらに進化することでスマホの中ではトップクラスになるかも。
なので待てばいいこともありますが自分はやはりいち早く最新技術を試してみたい気持ちが強い。またXperia 1シリーズを先に使うことでその年のXperiaの方向性が見えてくることもあります。
Xperia 1シリーズはプレミアムモデルでその年の最上位モデルであることに違いはないです。一方でXperia 5シリーズはレギュラーフラッグシップモデルでありながらも集大成に近いかも。
なのでおすすめしやすいのはXperia 5シリーズですが自分はXperia 1シリーズの方が好き。
単純にデザインが好き。
最後にデザインが好きですが世代を重ねるごとに細部までもどんどん似てきています。従来サイドフレーム含めてXperia 5シリーズは全田的に丸みを帯びたデザインでXperia 1シリーズはサイドフレーム含めて角ばったデザインを採用しており印象が違います。
自分は丸みを帯びたデザインより角ばったデザインの方が好きなのでXperia 1シリーズが好き。ただXperia 5Ⅳでサイドフレームがフラットに変更されたことでかなり似てきました。
またXperia 5IIの時はキャリア限定でパープルがありXperia 5ⅢでフロストシルバーとフロストブラックにXperia 5Ⅳではブルーにパープルと限定色が用意されることが多い。
ミーハーな自分にとって限定色という言葉は大変魅力的に感じることが多いのも事実です。デザイン全体で見れば似てきた部分が多いですがカメラに関してはどんどん差別化されています。
Xperia 5Ⅴではどうなるのか不明ですがXperia 1Ⅴのデザインの拘りがどこまで反映されるか。Xperia 1Ⅴではサイドフレームにスリットが入っておりパックパネルは独自コーティングを採用。
これはカメラ撮影する際に本体のグリップ力を改善させるために採用された拘りでXperia 5シリーズとカメラで差別化されてきていることを考えるとデザインも差別化かも。
変わらないと言われるXperiaでオタクじゃないと世代ごとの違いなんて分からないと思います。ただそれでもXperia 1Ⅴのデザインは非常に好きでXperia 5Ⅴでは踏襲されない可能性も。
これでXperia 5Ⅴでも踏襲され限定色まで用意されるとかなり魅力的に感じるかもしれません。
個人的にXperia 5シリーズのデザインで一番好きだったのがXperia 5Ⅲのフロストシルバー。Xperia 1シリーズで久しぶりにフロスト加工が復活した理由の一つとして光沢仕上げだと光が反射してカメラ撮影時に邪魔になる可能性があるからとされています。
またXperia 1Ⅴでは独自コーティングが採用されましたがカラバリは暗めの色を選択。明るい色を選択するとフロスト加工とはいえ光が乱反射する可能性があるので明るめはない。
つまり同じデザインを採用するとしてもXperia 5Ⅴで明るめのカラバリは採用されにくい。逆にXperia 5シリーズでは差別化のために独自コーティングがやめ明るめにするかも。
最初の筐体サイズ含めてSonyの拘りがデザインに強く反映されるのがXperia 1シリーズなので個人的にはXperia 1シリーズのデザインの方が好きと感じることが非常に多いです
まとめ。
今回はXperia 5シリーズよりXperia 1シリーズの方が好きな理由についてまとめてみました。個人的にはsony好きの人に一度はXperia 1シリーズを使ってほしいなと思います。
一方でXperia 5シリーズは安定性や価格を優先する人でハイエンドXperiaの入門機的存在。どっちが正しいということはなく個人的には単純にXperia 1シリーズの方が好きです。
来年は命名規則が継続のまま第6世代に移行するのか気になるところで移行すれば過去最長です。
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