先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
またドコモオンラインショップにおいてXperia 5ⅣやXperia 10Ⅳの割引が期間限定で強化されており、最新機種に興味がないユーザーにとって非常にお買い得となっています。詳細は「5Ⅳが約2万円に10Ⅳが約8000円。オンラインショップ限定でXperiaが安い」をご参照ください。
さて今回9月に正式発表/発売される可能性が高い機種の中から絶対注目すべき機種について簡単にまとめたいと思います。
Honor Magic V2
日本市場で冬春モデルが出揃うのは例年通りであれば10月頃になる可能性がありますがグローバル市場でみると9月上旬に開催されるIFA2023が下半期最大の国際イベントになります。
やはりIFA2023で正式発表される可能性がある機種は注目すべきで一つ目はHonor Magic V2です。自分のように折畳式機種がガチで好きなユーザーは極少数だと思いますが今後最も成長が期待できるカテゴリーで現状最も積極的に開発している印象を受けるのがHonorという感じです。
Honor Magic V2の何よりの特徴も言えるのがデザインで本体を閉じた状態で僅か9.9mmです。薄いと話題になったHuawei Mate X3やXiaomi Mix Fold 3でも11mm程度あることから薄い。
また国内で入手可能となるGalaxy Z Fold 5が13.4mmでPixel Foldが12.1mmと圧倒的。現時点でブック型の折畳式機種で最も薄い機種であり本体の重さもカラバリによりますが231gです。
最上位であるGalaxy S23 Ultraは234gでiPhone 14 Pro Maxは239gであることから軽い。折畳式機種でありながらも各社の最上位モデルと同程度のサイズ感を実現しているのがすごい。
もともとHonor Magic Vsでも筐体サイズとバッテリー容量で勝負していた感じでしたがHonor Magic V2ではバッテリー容量を変えず5000mAhのままでさらに薄型化/軽量化した。
スペックを確認するとSnapdragon 8 Gen 2を搭載しておりRAMは16GBでROMは最大で1TB。
メインディスプレイは7.92インチでサブディスプレイは6.43インチと標準的なサイズ感。少なくともGalax Z Fold 5よりディスプレイが大きいにも関わらず薄くて軽い感じです。
また1TBモデルのみですが専用タッチペンに対応しており貴重な選択肢の一つになっています。やはり折畳式機種が自分にとって現状最も薄い折畳式はぜひ使ってみたいと思う気持ちが強い。
スペック的には抜けている部分もありワイヤレス充電や防水/防塵規格には非対応です。またHonor Magic Vsの時は純正カメラアプリすらフレックスモードに非対応でした。
折畳式機種特有の機能が欠如しているという感じだったので後継機種でどう進化したのかこればかりは試してみないとわからないのでカメラ含めて進化しているのか非常に楽しみです。
何よりグローバル展開される可能性が高くGMSがあってほしいユーザーにとっては嬉しい限り。すでにHonorはイベントの告知をしているためトラブルがなければ年内に一部市場で発売かも。
折畳式機種自体が薄型化/軽量化がトレンドになりつつある中現状最も進んだ機種を使いたい。日本で発売される可能性は正直ないと思いますが折畳式機種が好きな人に触ってほしい機種です。
Xperia 5Ⅴ
次に2つ目の機種としてXperia好きとしては注目しておきたいのがXperia 5Ⅴです。執筆時点でイベントの告知はありませんが昨年と同じ流れであれば9月に正式発表の可能性。
先日には早くもティザー動画がリークしておりフェイクでない限り発表が近い可能性があります。リークしたティザー動画から確認できることとしてXperia 1Ⅳ寄りのデザインを採用。
Xperia 1Ⅴのような撮影体験を高めるためにサイドフレームにスリットがなかったりバックパネルには独自コーティングが採用されていませんが逆にデザインの差別化になっています。
ティザー動画からスペックは確認出来ませんがカメラがデュアルレンズカメラに変更。
Xperia 5Ⅳの時点で望遠レンズを搭載していたとはいえ光学2.5倍のポートレート専用。最大ズーム倍率が低いこともありズーム用として搭載していないのは明白という感じでした。
なのでXperia 5Ⅴでは望遠レンズがなくても同等の画質で撮影できるなら不要になり妥当です。歴代Xperiaで見ればXperia 1シリーズと同じメインカメラセンサーを搭載することが多い。
そのためXperia 5Ⅴは世界初の2層トランジスタ技術を採用したIMX888を採用する可能性。おそらくですが2.5倍程度であれば望遠レンズがなくてもある程度カバーできる可能性がある。
その他Xperia 1Ⅴと同様にPhoto ProやVideo Proでの縦UIに対応や撮影モードは限定されると思いますがピクセルビニング+画像重ね合わせ技術の採用にS-Cinetoneに対応。
その他ナイトモードへの対応などカメラは歴代Xperiaと比較してかなり使いやすくなるかも。
またいろんな噂があり現時点で確定的な情報はありませんが歴代Xperiaで見れば搭載SoCはSnapdragon 8 Gen 2でバッテリー容量は5000mAhを継続採用する可能性があります。
Xperia 1Ⅴは消費電力を抑えるチューニングをより強化してきており電池持ちがより改善。Xperia 5Ⅴでも同じチューニングが採用される可能性があるので電池持ちはさらにいいかも。
あとは価格が問題でXperia 1Ⅴは前モデル対比で約2万円の値上げだったのでXperia 5Ⅴはキャリアモデルが15万円前後が目安で直販版が14万円前後が一つの目安になると思います。
カメラはしっかり使いたいけどAIによる過剰な補正はあまり好きでない人や自分のように動体の撮影に拘る人にとっては魅力的な選択肢で今年一番バランスがいいXperiaになるかも。
グローバルで9月に正式発表されたとしても国内では10月頃の発売になる可能性はあります。Sonyらしさもありつつ良い意味で癖が弱いので使いやすいXperiaが欲しい人向けです。
iPhone 15 Pro Max
そして3つ目の機種としてなんだかんだ言っても最新のiPhoneは試してみたいところです。今年のiPhoneの大きな特徴としてはLightningが廃止になりUSB-Cに対応する可能性。
iPadやMacがUSB-Cに切り替わっている中でiPhoneだけはLightningで個人的には面倒。またAndroidの多くがUSB-Cを採用していることからもようやく統一されることに。
ラインナップが変更の話もあり無印は2モデル構成の可能性がある一方でPlusが廃止の可能性も。
事前情報通りであれば無印はDynamic Islandを採用した上でメインカメラセンサーの刷新。また昨年と同じ流れであれば型落ちのSoCを採用する可能性があるのでA16 BionicかもざっくりいえばiPhone 15はiPhone 14 Proの一部特徴を引き継いだ廉価版という感じ。
おそらくですが可変式120Hz表示などに非対応の可能性がありますが電池持ちはいいかも。今後は最新の無印と型落ちのProモデルが似たような感じになると思った方がいいかも。
それだとAppleも開発費含めてコストカットしやすいメリットがあるかもしれません。
一方で注目度が高いProモデルですが今年はメインカメラセンサーの刷新はないとの噂。正直Appleのリークはあまり調べていないので情報を追いきれていませんが期待は出来ないかも。
ただiPhone 15 Pro MaxはiPhone初となるペリスコープを搭載する可能性があります。正直今までの機種はズームがお粗末だったのでどの程度改善できるのか非常に気になるところ。
そしてもう一つ気になる部分としてA17 BionicはTSMCの3nmプロセスルールを採用との話。現状モバイル向けSoCで3nmを採用したものは存在せずSnapdragonも来年と言われています。
3nmに切り替わることで発熱やパフォーマンスに電池持ちがどうなるのか試してみたいところです。
A15 BionicはTSMCの5nmを採用しており電池持ちも発熱もかなり安定している印象でしたがA16 BionicはTSMCの4nmに切り替わって電池持ちも悪化して発熱もしやすくなった印象。
この流れでA17 Bionicでは悪化の道を辿るのか改善傾向になるのか非常に楽しみです。デザイン的にはほとんど変わらないと言われておりスペック面でみてもマイナーアップデート。
Androidと比較すると正直面白みに欠ける可能性がありますが世界で最も売れるハイエンドを作っているメーカーの最上位モデルは絶対試しておくべきでiPhoneなしでは語れないです。
まとめ
今回は9月に登場する機種の中から注目すべき機種を主観的にまとめてみました。発売時期の問題もありますが国内で見れば10月頃が下半期においてピークでグローバルでは11月頃からSnapdragon 8 Gen 3搭載機種が徐々に出てくるという感じだと思います。
今年もなんだかんだ半分以上終わっており残り少なくなってきましたまだまだ楽しめそうです。
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