折畳式機種も。今後登場が期待出来ない4種類の新型Xperiaまとめ

先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。

一方でXperia 1Ⅴが国内で発売されたことも影響しているのかキャリアではXperia 1Ⅳが大幅値引きとなっており、docomoに関しては期間限定で7万7000円とかなりインパクトのある割引となっています。

詳細は「Xperia 1Ⅳが7割引で約3万円と超安い。オンラインショップ限定で価格改定」をご参照下さい。さて今回今後Xperiaのラインナップで期待するべきではない4つの機種について主観的にまとめたいと思います。

Xperia Aceの続編。

Xperia 1ⅤやXperia 10Ⅴが5月に正式発表される前に認証が通過していたXperiaは最低でも4機種とされておりハイエンドモデルが1つにミドルレンジもしくはエントリーが3つという感じ。

ただ現時点で発表されているのはハイエンドにミドルレンジが1つずつで未発表が2機種あります。その上で今後あまり発表に期待できない機種の一つ目としてXperia ACE Ⅳです。

一部噂ではSnapdragon 4 Gen 1を搭載した上でアスペクト比21:9の採用とデザインの統一化。またアスペクト比の変更からも筐体サイズは小型化されると言われており国内展開だけではなくXperia Lシリーズのように一部市場のみとはいえグローバル展開されるとの話も。

初代Xperia Aceの時から発表されるのは上半期で夏モデルとしてキャリアから発売されていましたが今年は現時点で動きがないことからも正直期待出来ない。

Xperia Ace IIは価格からも大ヒットとなり出荷台数がかなり多かったみたいなので国内でSonyがシェア拡大する手助けに。一方でXperia Ace Ⅲは販路が拡大したとはいえ値上げされたことが影響したのかイマイチに。

売れ行きが芳しくないのもあると思いますがインフレなどの影響から価格抑制が厳しいのかも。先日にFCNTが実質破綻しましたがその原因の一つとして原材料の高騰だと言われています。

安い端末を大量に販売することで一定のシェアを誇っていましたが結局は薄利多売だった。原材料の高騰などから利益が逼迫するけど値上げは出来ないというジレンマで業績が悪化に。

SonyもXperia AceシリーズはOEM製品なので開発から出来るだけコストカットしているとはいえFCNTのように原材料の高騰などからも価格の据え置きが難しい状況になったのかも。

またXperia Ace IIはキャリアの要望で開発していると言われていますがキャリアの要求する価格で卸すことが厳しくて開発はしていたけど結局発表に至らなかった可能性があります。

もちろん今後登場する可能性もありますが出てくるなら4万円近くの価格設定になるかも。先日にSonyはQualocommとの協力関係をより強化することを明らかにしましたがやはりミドルレンジとハイエンドモデルの強化にフォーカスするみたいでエントリーは含まれず。

Xperia 10Ⅴが7万円オーバーと高いので低価格帯のXperiaは一定のニーズがあると思う。ただ今までのようなローエンドではなくコンセプトから見直さないと厳しいように感じます。

ミッドハイレンジの存在。

次に2つ目として噂ではXperia 7とか呼ばれていたミッドハイレンジモデルの存在です。認証を通過している未発表のXperiaの中にDimsnsityを搭載している機種の存在が確認。

認証情報からもDimensity8000シリーズもしくはDimensity9000シリーズのどれかを搭載。DimensityはSnapdragonと比較するとコストが安いことからもこのDimensity搭載機種がミッドハイレンジの立ち位置で登場するのではないかと予測されていましたが現状動きがないです。

また少し前まではXperia 10シリーズとXperia 5シリーズの間に10万円以下の機種が欲しいという感じでしたが今やXperia 10Ⅴが7万円以上でXperia 1Ⅴは約21万円です。

執筆時点で正式発表されていないため何ともですがXperia 5ⅤがXperia 1Ⅴと同様に値上がりするのであれば直販版が14万円前後でキャリアモデルが15万円前後の可能性。

この価格帯になってくると正直Xperia 10ⅤとXperia 5Ⅴの間に何か必要かと疑問に思う。

搭載するSoCや価格帯によって評価が変わってくると思いますがXperiaは基本他社より割高。その中で仮に10万円を超えるミドルレンジを発売したところで売れるのかかなり疑問に感じます。

10万円もいかず購入できるフラッグシップとしてPixel 7が存在しており今後Pixel 8やZenfone 10など10万円前後のフラッグシップが登場する可能性が高い中存在感はないです。

むしろ中途半端な立ち位置で高いと批判されて全く売れないという感じになる可能性があります。またSonyはコロナ禍でもミドルレンンジよりハイエンドに注力することを明らかにしています。

なので可能性があるとすれば中価格帯のモデルを追加するよりもXperia 5ⅤとXperia 1Ⅴの間に高価格帯のモデルをもう一つ追加する可能性の方がまだ高いのではないかなと思います。

もちろん今後どうなるのか不明ですが個人的には少しでも安く購入できる新機種の追加に期待するより現状のハイエンドを少しでも安く購入できるタイミングを狙った方がいいと思う。

Xperia PRO-Iの後継機種。

そして3つ目としてSonyの企画担当の人に聞いた感じだとXperia PRO-Iの後継機種です。2020年2月にXperia PROが発表され2021年10月にはカメラ特化型のXperia PRO-Iが発表。

その当時1インチのセンサーを搭載した機種は限定的でかなり際立った存在でした。ただその後XiaomiとSonyが共同開発した1インチセンサーであるIMX989が登場してAQUOS R7にXiaomi 12S Ultraが搭載し今年に入っては多くの最上位モデルが採用しています。

Xperia PRO-Iは1インチのセンサーを搭載していたもののIMX989と異なりモバイル向けに特化されているわけではなく発熱などの問題からも写真撮影の際は60%しか使っていない状態に。

なのでモバイル向けに最適化された1インチセンサーを搭載したXperia PRO-Iの後継機種の登場に期待したいところでしたが1インチセンサーを搭載するだけでは差別化にならないです。

少なくともクリエイター向けという意味でのPROを名乗るには物足りない存在になっています。

Sonyの企画担当の方も1インチセンサーを搭載するだけでは微妙でXperia 1Ⅴが一定条件下でフルサイズセンサーと同等の描写力があることからも正直何とも言えないという感じでした。

結局Xperia 1Ⅴ自体は1インチのセンサーを搭載しているわけではないため今後どうなるか。

ただ中華メーカーで見るとXiaomi 13 UltraはIMX989に絞り機能を搭載した上でそれ以外の3つのセンサーはSony製の最新センサーを採用しておりvivo X90 Pro+も
メインカメラセンサーはIMX989でそれ以外のセンサーもバリバリに強化しているので単純に1インチセンサーの搭載に加え超広角や望遠センサーを強化しただけで差別化にならない。

センサーサイズが劣ってもXperia 1Ⅴのメインカメラセンサーで採用されている2層トランジスタ技術が全画角で対応しているとか1インチセンサーを2つ搭載するとかしないとスペック上でのインパクトも出せず何よりそんなことをしたバカみたく高くなる可能性。

Xperia PROシリーズとXperia 1シリーズのコンセプトを明確に区別化することなくXperia 1シリーズがXperia PROシリーズ寄りになったからこそ中途半端な感じになっています。

個人的にはぶっ飛んだXperiaが見たいので出て欲しいですがあまり期待するべきではない。

折畳式機種。

そして最後に4つ目として折畳式形状を採用したXperiaで出てほしいですが期待していません。Xperiaのよくある噂としてタブレットの復活/Compactモデルの復活/折畳式機種の追加とこの3つは定期的に噂が出てくるとはいえ今まで一回も噂の域を超えたことがありません。

折畳式機種は開発コストが嵩む割には販売台数が出るわけではも採算性がかなり悪いと思う。直近の情報ではGalaxy Z Flip 5のようなクラムシェル型を開発しているとの噂もあります。

確かにアスペクト比21:9を活かすのであればブック型よりクラムシェル型の方が相性がいい。ただディスプレイに拘りがありコンテンツの邪魔になるパンチホールなどを一切採用しないのにディスプレイの折り目やシワを許容することがあるのか正直疑問に感じてしまいます。

また防水防塵もガラバゴス機能の名残なのか他社よりも積極的でミドルレンジでも採用しています。ただ折畳式機種でIP68に対応している機種は存在せずそこを妥協することがあるのか。

またクラムシェル型は折畳式機種の中では価格優先モデルという立ち位置ですがSonyが出せば国内で見ると20万円前後とかになりそうで他社と比較してかなり割高になりそうな予感も。

ブック型にすればもっと高くなる可能性があり30万円とか平気で超えてきそうな感じもします。Appleなら許されるかもしれませんXperiaでその価格で出したなら批判されるだけの可能性。

個人的には折畳式機種が出たら絶対欲しいですがそれよりも映像に特化したタブレットかXperia PROシリーズから大画面に高精細と映像特化モデルをまずは出してほしいと思います。

まとめ

今回は今後Xperiaのラインナップであまり期待出来ない機種についてまとめてみました。何より利益優先なので出すなら高価格帯で台数限定で拘ったものを出してほしいように感じます。

もちろんラインナップが増えてほしいところですが以前のようなXperiaになってほしくないです。

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