明るい未来。米市場でPixelは唯一したブランドへと大躍進

Google

Google初の折畳式機種であるGoogle Pixel Foldのアメリカ版を購入してみましたが、販売地域が限定されていることもあるのかアメリカ版でも技適があり、国内版とおそらく違うのは保証とおサイフケータイだと思います。

詳細は「Pixel Fold 最速自腹開封レビュー。想定以上に完成度が高いけど粗が目立つ」をご参照下さい。一方で先日の情報からもGoogle Pixel Watch 2は筐体の素材が変更され軽量化に加え処理性能や電池持ちの改善とかなり魅力的になる可能性があります。

詳細は「朗報。Pixel Watch 2。処理性能に電池持ち改善に軽量化で価格据え置き」をご参照下さい。さて今回9To5Googleがアメリカ市場におけるPixelの売上について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

唯一成長したブランドに。

今回市場調査会社であるCounterpoint Researchが第二四半期のアメリカ市場におけるスマートフォンの出荷台数の統計データを公開していることが判明したとしています。

上記の画像からも全体では前年対比で24%減少していることを確認でき、Samsungは37%の減少でシェア1位のAppleは6%の減少とかなり苦戦していることを確認できます。

一方でGoogleに関しては前年対比で48%増加しており、今回の統計データでは唯一成長したブランドとなっています。ただ注意点としてGoogleは前年対比で成長したとはいえシェアは僅か3%程度なので、AppleやSamsungと比較して数字上では成長しやすいです。

市場調査会社によるとアメリカ市場自体が大きく鈍化した理由としては「市場の不確実性」の中で機種を買い替えることを躊躇っている可能性があるとしており、経済的に不安感を感じるユーザーが多いということになります。

何よりGoogleにとっては明るい兆しで第２四半期において新製品はPixel 7aの一つのみで十分に健闘したとも言えます。AppleやSamsungを抜かすのは現状で見れば無理だと思いますがPixel自体のシェア拡大はAndroidのシェア拡大に繋がります。

また第4四半期でPixel 8シリーズがiPhone 15シリーズと勝負してどの程度シェアを拡大することができるのか気になるところです。

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