ほぼ全容が見えつつある。Pixel 8 Proの一部スペック判明

Google初の折畳式機種であるGoogle Pixel Foldのアメリカ版を購入してみましたが、販売地域が限定されていることもあるのかアメリカ版でも技適があり、国内版とおそらく違うのは保証とおサイフケータイだと思います。

詳細は「Pixel Fold 最速自腹開封レビュー。想定以上に完成度が高いけど粗が目立つ」をご参照下さい。一方で先日の情報からもGoogle Pixel Watch 2は筐体の素材が変更され軽量化に加え処理性能や電池持ちの改善とかなり魅力的になる可能性があります。

詳細は「朗報。Pixel Watch 2。処理性能に電池持ち改善に軽量化で価格据え置き」をご参照下さい。さて今回Yogesh Brar氏がGoogle Pixel 8 Proの一部スペックに言及しているので一度現時点で判明していることを総まとめしたいと思います。

デザインを確認。

早くもAndroid14のβ版は安定期に移行しており予定通りであれば8月には本配信の可能性。一方でPixelのリーク情報はAndroidの内部コードから判明することが多いのでAndroidの開発が進めば進むほど次期Pixel 8シリーズの全貌が徐々に明らかになっていく感じです。

そして今回の情報と合わせて事前情報も合わせて出来るだけ詳細にまとめていきたいと思います。

まずデザインから確認していくと筐体サイズはPixel 7 Pro対比でほとんど変わらないです。僅かに縦幅が短くなり薄くなるという感じでおそらくですが持った感じはほとんど変わらないかも。

またサイドフレームやカメラフレームがアルミと現行モデルと同じ素材を採用しているのであれば本体の重さもほとんど変わらない可能性があり210g前後で最上位にしては軽い方の部類かも。

取り回しのしやすはほとんど変わらないと思いますが大きく3つの部分で変更される可能性。

一つ目としてはカラバリで現行モデルはヘーゼル/スノー/オブシディアンの3色展開ですがPixel 8 Proはリークした壁紙からもジェイド/スカイ/リコリス/ポーセリンの4色展開に。

レギュラー色として4色展開になるのか現行モデルと同じく3色+限定色になるのか現時点で不明。現行モデルと同じく黒系と白系はありますが新たに紫系と青系が追加されるという感じです。

またバックパネルは同じくGorilla Glassでコーティングしたガラスだと思いますがリークしたプロトタイプをみる限りではマット仕上げが採用されている可能性があり雰囲気が違う。

Pixel 7 Proは光沢仕上げによる高級感を演出していますがPixel 8 Proはシックな感じに。2つ目としてはカメラデザインで現行モデルは広角と超広角がセットで望遠は独立したデザイン。

一方でPixel 8 Proは望遠含めてセットにしたデザインでPixel 6の時にちょっと近づく。どちらのデザインが好みかはユーザー次第で個人的にはどちらのデザインでもいいかなという印象。

そして3つ目としてはEdgeディスプレイではなくフラットディスプレイが採用されていること。そのためサイドフレームのデザインも現行モデルより僅かに太くなる可能性があります。

全体的に見れば大きく変わるわけではありませんがトレンドに追従する可能性があります。個人的にはマット仕上げ+フラットディスプレイの時点でかなり魅力的な機種に感じます。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認するとディスプレイサイズは同じですがフラットディスプレイで筐体サイズがほぼ一緒なので厳密に言えば僅かに小型化していること可能性があります。

またディスプレイサイズが僅かに小型化していることが影響しているのか表示解像度にも違い。とはいえ肉眼で認識できるようなレベルではなくあくまでもスペック上の問題になると思います。

採用されるディスプレイ自体が変更されるのか不明ですが大きく進化するポイントとして一つ目としてはディスプレイ輝度です。現行モデルはHDR表示の場合は最大で1000nitsで海外サイトによるとPixel 8 ProはHDR表示で最大1600nitsまで強化されるとの予測。

さらにPixel 7 Proはピーク輝度で最大1500nitsなのでPixel 8 Proは超える可能性。

ちょっと海外サイトが言及しているスペックに不可解な部分もあるので鵜呑みには出来ません。ただ仮に正しいとした場合はピーク輝度が2000nitsくらいまで高くなる可能性もあります。

何より事前情報通りであればディスプレイ輝度は大幅に改善され見やすくなる可能性あり。そして2つ目として自分はずっと勘違いをしていましたがPixel 7 Proは可変式ではなく段階式。

一方でPixel 8 Proは60Hzから120Hzまでの間は可変式を採用することでより最適化。また最低リフレッシュレートも30Hzから5Hzに下がることで待機状態における燃費の改善。

ディスプレイ輝度が改善されれば消費電力が増えますが可変式にすることでどこまで相殺できるか。またソフト制御の問題ですが5/10/30Hzで表示するのはどのようなシーンになるのか。

まだ分からない部分もありますがユーザビリティを改善しつつ燃費も改善する可能性があります。

基礎スペックを確認。

基礎スペックを確認していくと発売時期が違うため当たり前ですが標準搭載のバージョンも違う。個人的に気になるのはアップデートサポート期間の方でTitan M2チップは強化されるのか。

現行モデルはメジャーアップデートが3回にセキュリティアップデートが5年となっています。以前のようなアドバンテージはなくメジャー4回にセキュリティ6年とかに期待したくなります。

またPixel 7aにPixel Foldから国内ではdocomoが取扱を開始したことでフルバンドに対応。流石にPixel 8シリーズも取り扱うと思うので同様に国内フルバンドへの対応に期待したいです。

おそらくですがVPNも最大で5年サポートを継続される可能性があるのでセキュリティは高め。

容量構成に関してRAMは一緒ですが今回の情報だとストレージに違いが発生する可能性。アメリカでPiel 7 Proのみ512GBモデルが発売されていますがPixel 8 Proではなくなるのか。

SDカードスロットが非搭載だからこそニーズもあると思いますが売れ行きの詳細が不明です。Pixel Foldでも512GBモデルがあるので地域限定でもいいので継続してほしいところです。

そして搭載SoCはGoogle Tensor G3を搭載すると予測されておりパフォーマンスの向上。事前情報通りであればメインコアにSnapdragon 8+ Gen 1などと同じくCortex-X3を採用。

さらにGoogle Tensor G2などと異なりメインコアは1つになると予測されていますが2+2+4コア構成から1+4+4の9コア構成を採用すると予測されておりSamsungの4nmを採用に。

メインコアが2世代分進化することになるので単純に見ればパフォーマンスは大幅に上昇。Snapdragon 8 Gen 2までいかないにしてもSnapdragon 8+ Gen 1と同程度に期待。

ただリークしているベンチマークを確認する限りではSnapdragon 8 Gen 1と同程度です。もちろんベンチマーク自体がフェイクの可能性もあれば単純にテスト機の可能性もあります。

ちなみに直近の情報によるとSamsungは4nmノードにおいて歩留率が75%程度まで改善。TSMCの80%には及びませんがSnapdragon 8 Gen 1の時には30%程度だったので改善。

少なくとも不良個体に近いものがSnapdragon 8 Gen 1の時のように出荷されにくい。あとはGoogleがGoogle Tensor G3のパフォーマンスを活かすために発熱対策の強化が必須。

現時点でSoCのスペックはリークしてもどの程度安定するかまでは現時点で判断出来ません。

またバッテリー容量に関しては今回の情報では4950mAhとしていますが標準値が不明です。一般的にスペック表に記載されている基準値は実際のバッテリー容量より多めに表記です。

このことからもPixel 8 Proは標準値でみれば5000mAhより多い可能性があります。充電速度は有線が4Wばかり強化されますがバッテリー容量が増えれば充電時間は変わらない。

ただワイヤレス充電に関してはバッテリー容量が増えれば充電時間がより多く必要です。その他イヤホンジャック非搭載で防水防塵がIP68は一緒になる可能性が高いと思います。

またインカメラも一緒と予測されているためDPAFを活かした2Dの顔認証に対応は同じ。

ただ今回の情報では超音波式画面内指紋センサーを搭載するとしているのでかなり快適に。光学式だと手が濡れている時や高照度の環境だと認証に失敗する確率が高くなりますが超音波式ではそれら影響が出にくくなるので指紋認証における個人差が出にくくなるかも。

フラットディスプレイを採用することと合わせるとアクセサリー選びもしやすくなるかもです。基礎スペックに関しては何より安定性の部分が不明で発熱が抑制され電池持ちが改善されれば御の字で海外サイトのバッテリーテストで100近くのスコアを獲得してほしいように感じます。

カメラを確認。

そして最後にカメラを確認していきたいと思いますが大刷新になる可能性があります。メインカメラセンサーはサムスンのGNシリーズでは最も大きいGN2を採用する可能性。

Googleが採用する目的としてはスタッガードHDRに対応させるためで歴代Pixelが苦手なフレアやゴーストが改善する可能性があり画像処理時間も短縮されることで動体の撮影も改善。

何より中華スマホのようにいきませんが1/1.12インチとかなり大型のセンサーを搭載に。センサーサイズが大きくなることで最短撮影距離が長くなりボケ感もかなり強くなる可能性。

その中でGoogleはカメラソフトでどう使い勝手のいいカメラに仕上げるのか気になるところ。

逆に最適化が不十分だと一般ユーザーからすれば使い勝手の悪いカメラになる可能性もあります。超広角はPixel 7aがメインカメラセンサーとして採用しているIMX787を贅沢にも採用。

センサーサイズが大型化することに加えピクセルビニングを採用すれば解像感も強化されます。また広角と超広角で同時撮影をする顔フォーカスや5倍以下の低倍率ズームが改善するかも。

ちなみに内部コードによるとPixel 7 Proで対応しているマクロ撮影に関する記述がない。単純に開発段階で記述を確認できないのかマクロ撮影自体に非対応になるのか現時点で不明です。

望遠に関しては現行モデルと同じで光学5倍にデジタル30倍ズームをおそらく継続されると思う。ただGoogle Tensor G3で画像処理が強化されカメラソフトを合わせることで画質改善に期待。

またレーザーオートフォーカス自体も強化されると予測されておりフォーカス精度が改善かも。カメラはかなり進化する可能性がありPixel 7 Proとはちょっと別格になるかもしれません。

ただ使い勝手が悪くなると微妙なのでGoogleにはそこも含めて頑張ってほしいところです。

まとめ

残念なことに今回本体価格には言及していませんがPixel 8のベースモデルが$50の値上げ。そう考えるとPixel 8 Proも同程度値上げされてもおかしくなく$949前後になるかも。

あとは為替の影響を考えれば現行モデルより1万円近くは値上げされてもおかしくないです。ただそれでも13万円後半で購入できるのであればかなり魅力的なことに違いはないです。

予算があるならPixel 7 ProではなくPixel 8 Proを絶対待った方がいいと思います。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG