Xperia独自SoCの登場にも期待。最低でも今後モバイル部門は数年継続へ

先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。

また歴代でも最も完成度が高いGalaxy S23 Ultraと比較してみましたが、ようやくXperiaがGalaxyと勝負できる立ち位置になったとかなりの進化を感じます。詳細は「王者Galaxy S23 Ultra。Xperia 1Ⅴはどれだけ通用するのか徹底比較」をご参照下さい。

さて今回GSM ArenaによるとSonyも最低でも今後数年はXperiaを継続して開発していくことが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。

今後最低でも数年は継続に。

Sonyのピーク時は四半期で4000万台近く出荷していましたが、今や残念なことに見る影もなくホリデーシーズンでも100万台いけばいい方。また直近で見れば出荷台数の公開も止めており、詳細な販売台数が分からない状態になりました。

そのためモバイル部門から撤退するべきとの声も多い一方で今回の情報によるとQualcommが今後Sonyと協力関係を拡大したことを発表したとしています。また合わせてモバイル部門のトップである濱口さんが以下のようにコメント。

Snapdragon 8 Gen 2 モバイル プラットフォームを搭載したソニーの最新フラッグシップ スマートフォンである Xperia 1 V は、お客様から非常に好評をいただいています。

私たちは、Snapdragon プロセッサーを搭載した将来のスマートフォンでプレミアムで魅力的なエクスペリエンスを提供するために、クアルコム テクノロジーズとの協力を継続することを楽しみにしています。

当社は、お客様の期待に応え、それを超える最先端のテクノロジーを開発するために常にお客様の声に耳を傾けており、クアルコム テクノロジーズが当社が業界を前進させ続けるのに役立つと信じています。

またQualcommとの協力関係の強化は複数年の契約で、逆に言えば契約期間中は最低でもモバイル部門が継続することになります。ちなみに今回のプレスリリースで、プレミアム/ハイエンドおよびミドルレンジが対象に。

エントリーモデルについては言及していないことからも、SonyはXperia Aceシリーズなど今後エントリーモデルにそこまで力を入れないと思われます。何よりQualcommと共同してどのようにXperiaが強化されるのか。

GalaxyのようなSnapdragon 8 Gen 2 For Galaxyのような実質独自SoCが出てくるのかも気になるところです。

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